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2008.05.31

「フールズ・ゴールド」

一流だけど超有名というわけではない俳優さんたちで、カリブの財宝を探すお話し、ということで、息抜きに丁度よいと思って観てみたら、これが案外出来のいい映画。ロマンティック・アドベンチャー・コメディというややこしい性格だけど、まさにそのとおりのお得感あふれる一本。最初は冴えなく見えた主人公二人が、映画が終わる頃には、すっかり息の合ったおもろい夫婦に見えてくるのもよい。以下ネタバレ。

カリブ海で宝探しというと、金持ちになるぞオーラが強くて他の要素は霞みがち。さもなければ「イントゥー・ザ・ブルー」のような、海の美しさとヒロインのビキニ姿をひたすら見るか。

この映画は、そうした同じカテゴリの他作品と違って、宝探しのそもそもの動機が、歴史に対するロマンチックな想いからきている。それが濁りのない感じに繋がって、コメディやロマンスとの相性を良くしている。

脇役の人間関係も複雑。一緒に宝探しをする大富豪父娘の反目と親子愛とか、宝探しの師匠と弟子の間の確執と思いやりとか、よくまああれこれ詰め込んだと思うくらい。これだけ入れてしまうとどこか破綻しそうなものだけど、この作品では不思議とお話しの筋にうまく嵌まっている。出過ぎず、かといって取って付けた感じでもなく、ちょうどいい塩梅になっている。この監督さんはこういうことが得意らしい。

財宝探しよりも、むしろその人間関係を見ている方が楽しめる、満足感の高い一本でした。

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