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2008.04.13

「ブラックサイト」

好奇心が時には人の迷惑になるということを反省させる映画。前宣伝ではネットが全面に押し出されていて、またネットへの責任転嫁かと思わせるが、さにあらず。知る権利や知的好奇心の名に隠れて、単なる覗き趣味が横行するメディアの現状を、痛烈に批判した作品。以下ネタバレ。

内容からして、マイナーな作品なのかと思ったけど、予想外に迫力ある展開と、ショッキングな発想や映像だった。

お話しは、ネットにはびこる犯罪サイトを取り締まるFBIと、頭の切れる猟奇的犯罪の犯人との闘い。終盤で判明する犯行動機が、この映画の問題提起になっている。
あまり詳細を書くと手に汗握る恐怖が削がれるので控えるけど、とにかく血も凍る展開。よくそんなこと思いつくなというくらいに酷い。パソコンの画面上の静かな推移との対照で、その酷さが一層際立つ。

その一方、謎解きはあっさりしている。犯罪には動機があり、それが判れば容疑者を絞り込むことが可能だ。
あとは多少のはらはらどきどきと、主人公が巻き込まれる荒事だが、危機一髪の主人公が窮地を脱した後の最後のカットがたいへんよい。映画の中でも誰かガッツボーズをとっていた人が居たけど、観る側も「よしっ!」と思わず快哉を叫びたくなる。

という具合に、思わず熱くなることができる、見て損のない一本。

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Tracked on 2008.05.05 at 10:56 AM

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