「クローバー・フィールド」
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」同様、パーソナルビデオ撮影者の視点で全画面を構成した異色映画。車酔いに弱い私には、見るのが苦痛な映画でもある。以下ネタバレ。
「ブレア・・」に比べて、手ブレ具合を調整しているのはわかる。そんなパニック状態でそんなに視点が対象を捉え続けているわけがないから。でも、そうはいってもやはりこの作りは苦手で、かなり体調悪くなった。
内容は多少グロはあるが、たいしたことはない。ゴジラとエイリアンを足して2で割ったあと3倍に希釈したような感じか。巨大なゴジラだけでは、足元をにげまどう人間には身近な恐怖はないから、人間サイズの幼生のような異性物を追加して、半径3メートルの恐怖もサービスしました、という作り。
日本の映画であれば、もっと恐怖を様式化しそうなところでも、肉が主食の人たちは生の感じで処理する。そのあたり、救いの無さが剥き出しな感じ。
配給会社は情報統制で秘密めかすから、観にいかなければ、となるが、実は見ても見なくてもよい映画。酔うのが苦手な方にはおすすめできない。
ていうか、この頭痛とむかつきをなんとかして。
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