個人情報は分散管理がよさそう
「Amazonは注文履歴の消去を拒否、アカウント閉鎖後もデータは残る」
データはですね、取引上の記録となりますので、まずあの、完全な削除というのは承っておりません。それはまあ、経理書類なんかでも5年とか7年とか保存義務があったりするものもあるからなあ。神に印刷して取っておくなんて、やるわけないから、オリジナルの電子的な取引記録は消せないというのは、分からないでもないけど。でもそれで、取引記録は絶対流出しないのかというと、もごもごだし。
つまり、オンラインでは人に知られて困るようなものは買わないのが吉ていう結論なのかな。
アマゾンにしか在庫が残っていない古い本とかは、困るよなあ。
もう少し考えてみる。
普通のオフラインの本屋で買うことと比較すると、この問題のポイントがわかる。普通の書店でも、取引記録は電子データの形で残る。(いまどき紙の伝票はない。たぶん)。ただしそこには、クレジットカード番号と売れた本のコードとの紐付け情報だけがある。カード番号から個人情報への紐付けは、そこにはないはず。
というわけで、オンラインショップでも、これと似たワンクッション置いた仕組みが作れれば、この問題は多少改善するかも。
なんでもかんでもマスターテーブルに放り込んでしまう方がスループットは良くなることが多いけど、そうせずに、いくつかのテーブルに分散配置して、それぞれへのアクセスとJOINを慎重に管理する、といった方法なら多少安全、という感じか。
後は、頭のいい人達で考えてくらはい。
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