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January 2008

2008.01.30

中国産加工食品の毒

NHKの9時のニュースでやっているのだが・・

冷凍餃子で重態・・・まったく笑えない。食べた直後から激しい症状が出ているようだから、疑いようはないだろう。中国産加工食品不買の嵐は再燃必至か。

わしは冷凍食品は滅多に食べないからとりあえずはいいのだが、冷凍を使っていそうな外食もしばらくやめておくか。こうなると段ボール肉まんの話しは(中国人自身が言うように)もしや本当だったのかも、などと蒸し返したくなる。
農薬を洗い落とすための洗剤が普通に都会のスーパーで売られているというから、なんというか、激しいな中国。


子どもの頃、「中華料理は材料に何を使っているかわからないから口にしない」と言っていた年配の人がいたが、昔から何かあったのだろうか。

中国では、このメタミドホスという毒物の中毒事件が相次いでいるそうな。
農村が都市に対してひそかに仕掛けている食品テロだったりして。

こわいのお。

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「スウィーニー・トッド」

見たことはないが、オペラミュージカルというのはひとつの様式なのだろう。台詞を歌にのせることで、情感を表現しようとする。俳優が普通に話す演劇や映画に比べて様式化の度合いが強いためか、見ようによっては平坦な感じもする。歌唱の巧みさも関係するとは思うけど。

この作品では、その平坦な感じがかえってよかったかもしれない。お話しの内容そのものはかなり凄惨なので、まともに映像にしてしまったら18禁どころか上映禁止になりかねない。長調が主体の歌曲にのせることで、一応ぎりぎり一般向けに仕上がった。
ジョニー・デップは、こうした凄惨さと陽気さ、あるいはコミカルな感じとの混淆を上手く捌ける役者さんだから、これははまり役といえる。以下ネタバレ。

権力者にひどい目にあわされた理髪師の復讐譚なのだけど、復讐の最初にして最大のチャンスを逸して気がふれたと見えて、そのあとは見境いなく殺しまくる。その気分の転換がやや不可解だが、どんな職業の奴を殺すか、窓から街を眺めながら二人でいろいろ謳い上げている場面などは社会風刺の味もあって笑える。

途中までは、案外このままなしくずしに小さな幸福に落ち着いてしまうのかと思わせるのが作り手側の手だ。ひょんなことから再び訪れる復讐のチャンス。しかしそれが破滅の切っ掛けになる。

物語の終わりに向けて、最後は玉突きのように全てが崩壊していくことになるのだが、その加速感と絶望感がたいへんよい。まったく救いのない結末だが、同じ猟奇事件を描いた「セブン」のようなトラウマになりそうな後味の悪さは感じられない。この辺りは、俳優と監督の資質が何か作用しているのかもしれない。

恐ろしい話しを相応の結末で締めくくることで、一応、悪の破滅という安堵感で平衡させた、それなりの作品でした。

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2008.01.29

いりません

iPod Touchがアップグレードできるようになってからも、スクロールダウンして見たことが無かったので、今日まで不覚にも気付かなかった・・・・

Itouchupgrade2_2

「いりません」  ・・・・・・・

 

日本語ローカライズの責任者ちょっとこい(笑)。

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2008.01.28

雑記080128

携帯をSBに変えて半年が経ったので、MySoftbankとかいうページで料金明細を調べてSBショップへ行った。あれこれ教えてもらって結局、購入当初付いていたサービスの大部分は、わしには全く不要ということがわかったので、全部解約。
単純に電話としてだけ使う当初計画どおりにしたら、月額4千円くらいの節約に。
うれしい。

SBショップの女の子店員はそれでも嫌な顔ひとつせず対応してくれて、大変気分がよい。6ヶ月分の明細をEXCELに書き出してプリントアウトして持っていった時点で、この客はだめだわと思ってくれたのだろうか(笑)。

それにしても、毎日50通くらい来ていたspamメールのせいで、何もしなくても毎月1500円くらいづつ取られていたのには腹が立った。やっぱり携帯のメールなんか使うもんじゃない。ぷんすか。

親指入力できないからそもそも使えないのは内緒だ。orz



総務省、インターネット政策懇談会を結成--多角的な視点で政策を検討

そのうち誰かさんが三枚におろしてくれそうだから、それまで待つ(笑)。


「違法動画、90%検出できる」――YouTubeの自動照合システムに角川が太鼓判

結構進んでるみたい。


NGNによる地上デジタルIP再送信,3月に始まっても一部課題を積み残し

NGNでテレビのコンテンツが見られるようになれば、わしとしては嬉しい。受像機はお払い箱にして、パソコンだけで済むし。


絶好の景気対策、暫定税率の廃止

 自民党は暫定税率を廃止すると、まったく道路が造れなくなるようなことを言っているが、それは無茶な論理である。

 たしかに、道路特定財源は道路関連予算に使わなくてはいけないという決まりがある。しかし、その逆として、一般財源で道路を造ってはいけないという法律はどこにもないからだ。

 民主党が主張しているのは、道路予算を減らせということではない。ただ、暫定予算を減らせと言っているだけである。暫定税率を廃止しても、必要な道路は必要なだけ造ればよいではないか。

にやにや。
5倍ガソリン代を使っている地方にとって、暫定税率の廃止は減税効果も5倍となる。そして、これは都市から地方への所得移転にもなる。一番苦しんでいる地方の住民や中小企業にとって、大きな景気対策となると同時に、地域格差縮小にも貢献するのである。
これが黙殺されているように見えるのがよくわからない。道路建設業者から、地方の一般の人へ所得移転が起きるのがいやだ、ということなのだろうか。

金額は確かに小さくはないけれど。

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びっくりどっきり株価アラート

Yahoo!JAPANの「株価アラート」というサービスが昔からあって重宝しておった。チェックしておいた銘柄の上がり下がり具合をメールで知らせてくれるのだ。当面、日本株取引はやっていないけど、面白いので昔チェックしたアラートはそのままにしている。このところの乱高下で、毎日いろいろな企業の株価が5%上がったとか5%下げたとか、見ていると感慨深い。

で、今日来たメールなんだけど。

(4708.t)の株価が下落し、3,000円(前日比:-50.66%)になりました。

株価情報: 4708.t (2008年1月28日 9:00現在)
取引値: 3,000
前日比: -3,080
前日比(%): -50.66%
前日終値: 6,080
始値: 3,050
高値: 3,050
安値: 3,000
出来高: 3,950

ヲイヲイ。一日で50%下落って・・・一体何が起きたの。この会社に。
それともアラートのバグでしょうかね。

調べるのも面倒なので放置なのだけど。

 

と思ったが、なーんだ、株式分割だった。orz
紛らわしいのう。

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2008.01.26

雑記080126

ガザというところが経済封鎖されているらしい。ところが封鎖のために作られた壁が爆破され住人はそれっとばかりに買出しに出掛けてお祭り騒ぎらしい。
その映像を報道したNHKのアナウンサーは「この異常な事態・・」と呼んでいた。

テレビのようなメディアの人は、言葉は慎重に選んだほうがいいと思う。ブログ日記書いてるのとわけが違う。例えが悪いが、ベルリンの壁は在ったのが正常で壁崩壊は異常だったとでもNHKは言いたいのだろうか。

食料の買出しに行くのが異常なら、わしなんか毎週末異常事態を迎えていることになるのだけど。
あれを秩序の崩壊うんぬんなどともし言うのなら、毎週どっかに遊びに出かけているわしなんか、極悪な秩序破壊者なんだけど(笑)。


2月14日にMM21で、ショートフィルム専門の映画館が開業するそうな。
見に行かねば。


ベッドから始まる経済

「明日いらっしゃい」なんてやって、トラブルになったら自分のせいになるのは分かるんだけれど、これもまた医療資源の無駄遣い。
ああ、そうか。医療という世界では、わしらは意識しなくてもクレーマーの色彩を帯びてしまうのだ。それもほとんどは、医師側の過剰防衛意識によって。
18時前後になると「入院が必要と思われます」なんて紹介状を持った患者さんが増える。たいてい元気で、症状は5 日も前からで、「入院が必要」なんて、本人は全く思っていないような患者さん。
おいらが子供の頃は、少々のことは我慢させられた。まず親からして、「先生も忙しいのだから、我儘言わないの」とか言うし。本当に痛かったりやばそうなときは、親もちゃんとわかってそれなりの手を打ってくれた。

原則として、怪我や病気は健康管理できてない本人の問題だと普通に思っていたし、医者は、そりゃ人間だから、たまさかミスはあるかもしれないけど、基本的には信頼されていたと思う。

一見快適な文明を手に入れて、代わりにわしらはナイーブになった。

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「テラビシアにかける橋」

シンプルで瑞々しい。不思議な手作り感があり、凝ったところは何もないのにリアリティを感じさせる深みがあって、記憶に残りそう。以下ネタバレ。

原作は児童文学の名作だそうで、学校から帰った後に森で遊ぶ場面のボリュームはかなり大きい。ここだけを見ていると他愛もないのだが、それがこの映画の見せ場ではない。学校や家庭の様々な現実のシーンと、森の中で想像の世界で遊ぶシーンが交互にあって、子どもの瑞々しい感性と、困難を咀嚼していく課程が描かれている。

俳優さんが俳優であるということを観ている方が忘れるほど、登場人物が本物に見える。この映画、お話し自体はどうということはないのだけど、なぜか非常にリアルだ。作中では、最後に悲しい出来事が起きるのだが、その出来事の起こり方、周囲の大人の対応、特に主人公の父親のシンプルな言葉は胸に迫るところがある。

観た後で公式サイトを読んでみて、その理由がわかったような気がする。原作は、作者の息子さんに起きたできごとを元に書かれたそうだけど、その息子さん本人が映画の製作に関わっているらしい。リアリティはディテールに現れるものだけど、ちょっとした話しの運びなどに、作り手の体験が生かされているのかもしれない。

子役の二人も、子役というより一人前の俳優と言っていいのではないか。レスリー役のアナソフィア・ロブは、これが地なのかもしれないが。父親役のロバート・パトリックは、紋切り型の父親像とは微妙に違うリアルな大人をうまく演じていた。この人があの無表情なT2000とは思えない(笑)。ほぼ出ずっぱりの主人公ジェス役のジョシュ・ハッチャーソンは地味な主役という難しそうな役どころだけど、役を演じているという感じは全くなかった。

エンディングは少しだけ違和感があったけど、全体にいろいろ忘れかけていたことを思い出させてくれる良作でした。

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2008.01.24

運用してみないとわからない

反対意見多数でも「ダウンロード違法化」のなぜ (1/2)

記事によると、違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードすることは違法だが、違法にアップロードされたものを「ストリーミングで試聴することは違法ではない」という。
これが本当なら、案外穏当かもしれない。

私は、違法アップロードされたものであっても、①そのコンテンツの広告として価値が高い、②パロディなど別種のコンテンツを生み出す、の2つの利点があるので、あまり厳密に取り締まるべきでないと考える。
もしストリーミングで見ることが違法でないのなら、コンテンツの広告という機能は阻害されない。それは受け入れ可能だ。パロディはまた別の議論が必要だが。

「今は『違法かもしれない』サービスが将来のビジネスを生む可能性がある過渡期。古い法律の規制が行きすぎることは避けなくてはならない」(野原委員)
ここは結構重要。立法は慎重にやってほしいというのが私の基本的な気持ち。
 新ビジネスへの影響については「例えば、違法にコンテンツが投稿されるサイトについて、サービスをやめさせるという方向ではなく、権利者から許諾を出して適正に利用できるようルール作りをするという方向もある」などと話す。
これが言葉通りに実施されるなら、それはそれでありだ。しかし権利者の中にはたぶん著作権原理主義者がいて、話しをぶち壊す可能性も大。大人の対応が期待できるとは限らない。
ケースバイケースが許される状況があって、あまりに強く原理主義を押し通す著作者が支持を失うようであれば、機能するかもしれない。この前提として、親告罪であることを維持する必要はある。

理想どおりに進めば、どんな仕組みでもたいていうまくいくのだけど、残念ながら世の中そう甘くないとも思う。
困ったなあ。


いずれにせよ、やっぱり立法は阻止できないらしいから、一度運用してみて、弊害が大きければ考え直すことになるのではないか。

考えてみれば、見切り発車で試行錯誤は、ネット世界が得意とするスタイルなわけだし(笑)。運用がまずくてコンテンツ業界がもし衰退するなら、それはそれで自業自得というものなのだし。

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IPアドレスは個人情報

EU 「IPアドレスは個人情報」」

European Unionのデータプライバシー当局のトップで、ドイツのデータ保護委員長のPeter Scharr氏は(中略)IPアドレスは個人を特定できるのであれば個人情報であるという意見を述べた。
個人情報の主である個人が、自分に関する情報の露出を管理できるかどうかが、個人情報を考えるときの肝だ。

IPアドレスは、それを相手先に見せる/見せないを、発信者側から制御できないので、社会性を伴う識別子として使うには問題がある。(機器の識別は通信技術的には必要だから、それはここでは論の対象外)
NGNがもしこの点を改善して、IPアドレスは隠蔽する替わりに、通信事業者が管理する発信デバイス識別子(番号体系)を、識別子通知/非通知の制御機能付きで提供するならば、現状の電話網と同等程度にプライバシーを守れるので、受け入れることは可能だ。

もちろん、そうした公共インフラを手がける通信事業者には、相当の守秘義務が(公的機関に対するものも含めて)求められることは言うまでもない。

もちろん、そうした昔から馴染みのインフラだけでは物足りないから、荒削りなインターネットもそのまま残って欲しいのも、言うまでもない(笑)。

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2008.01.23

着地点を探すとき

オリジナリティの神話

「現行の知財法体系を全面的に改めるような新体系」の研究も始まっているようだ。確実に流れは変わっている。
この話しが罵倒合戦になりがちなのは、著作者にも相応の収入をもたらす仕組みが、ネット社会への移行に伴って変化を迫られている一方で、新しい方式のイメージがまだ共有されていないのが原因だ。

正/悪とか文化とかの話しとは、実はあまり関係ない。双方が自説を主張するためにあちこちから引っ張ってきている論拠がエスカレートしているだけだ。

そう考えると、「新体系の研究が始まっている」という話しはたいへん喜ばしい。現状方式にせよ、文化庁が提案している方法にせよ、いずれ短命に終わり、新体系というものに着地できて、当面丸く収まるようにするのが妥当ではないか。原理主義的な話しにこだわりすぎて着地点を見失わないようにしたい。
引用記事の管理人さんは当初「請求権方式」を主張していたからたぶん心配はないが、著作者側で極論を言う人は、着地点を意識しつつ少しトーンを抑えた方がいいかもしれない。

過渡期で注意すべきは、ネットのNGN化によって、権利者側の過剰な権利行使を可能にしてしまう環境が出現する蓋然性だろう。技術的、法的、理念的な環境変化が絡み合って、変な方向に転がる可能性がないとは言えないから、気をつけて見ていたい。

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2008.01.22

雑記080122

14営業日で3000円下落・・やじうまとしては面白い展開だが。


ガチでニュータイプな議員

素晴らしいので今からでも投票したいのですが、何かいい方法ありませんか?
聞かれたから答えて差し上げるが、もはや八戸に移住するほかあるまい(笑)。


オフィス文書のファイルサイズを激減させるNXPowerLite

おお。これはいいかも。
1MB超の添付ファイルはメールには載せづらいから、この圧縮具合はなかなかいい。

印刷物の赤入れのとき、スキャナーでjpgにしてPPに貼り付けてから、修正箇所をPPの図形オブジェクトで書き込んでメールで送る、という重たい方法をとっているので、こうした圧縮はまさにストライクゾーン。修正指示だから、画像の粗さは問題ないし。

でも、内部の画像を圧縮するそうだから、十分圧縮した後のjpgを使っていると、あまり効かないのかな。


検索エンジンの信頼性低下:USCのデジタル未来レポートより

へむへむ。ネットを信頼するかどうかよりも、従来信頼していたメディアはネット上でも信頼するという傾向が出た、とも読める。


読売テレビの違法動画削除支援ツール「とりし丸」

コメントの中にもあったけど、電子透かしってどのくらい実用化されてるのかなあ。
検索してみると、放送映像では結構使われているみたい。


日経社説 <次世代ネット 透明なルールを

結局、ただのりインターネット時代が終わる。
 相応の課金ということになるのだろうが、ただ、この変化はじわっと来るだろうし、たぶんもっと大きな別の変化に隠れて進むだろう。
課金はともかく、やっぱりそういう空気ですか・・・

現状の電話網と同程度なら、それもやむなしというべきなのかもなあ。
実験的なサービスのサーバは海外に置いておくのが吉、というスタイルが一般化するのだろう。そこが従来の電話とは少し違う。

とはいえ、先日iTunesのバージョンアップだかで、「このソフトは日本国内のコンテンツを見るために使う」とかなんとかいう念押しがあった気が・・


こんなところまで鎖国かあ。
いやじゃのう。

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2008.01.20

「ぜんぶ、フィデルのせい」

世代交代という方法を通して代謝を行い、状況変化に対応したり、平衡を保ったりする人間という生き物の融通無碍が描かれている、というと深読みしすぎだけど。
小難しい理屈抜きで言うと、ニナ・ケルヴェルちゃん演じるおませで活発な女の子アンナが絶妙に憎可愛いので、それだけでも観にいく価値あり(笑)。以下ネタバレ。

つくづく、子供の目はよく大人社会を見ているなと思う。まだ小学生くらいでしかないこの主人公の女の子は、当初は、裕福な家の出である父親が引きずっていた生活様式に慣れ切って快適な暮らしをしていたのだが、身内の不幸をきっかけに社会正義に目覚めた父の方針転換の煽りでつましい生活を強いられる。当然、不満が募り、軋轢をいろいろ経験した後に、田舎の祖父母の実家へ一人で行ってみることになる。そこで、そうした裕福な名家に潜む影を、叔母の様子ひとつで感じ取る。このシーンはとても短く、それ以外は田舎の生活の恵まれた立場の人々の暖かい面しか映らないのだが、その短いシーンだけで、この都会育ちの女の子は、その地の居心地の悪さを感じることになる。

子供は人生の蓄積が少ないから、方針転換も早い。狭くなった我が家に頻繁に出入りする父の友人達にも徐々に慣れ、いわゆる「進歩的な」考え方を吸収していくことになる。ぜんぶ、フィデル・カストロの影響なのだ(笑)。

私は、右とか左とかの教条主義的な考えには興味がない。競争による富の拡大生産と分配による富の配分とのバランスをどの辺りにとるかという程度問題に過ぎないことを、私達は今では知っている。そうした捉え方で見れば、この映画はフランスの大統領が交代して右寄り路線に舵を切ったことに対するカウンターアクションなのかもしれない。

しかし私は、この映画に、もう少し違う視点を感じた。それは、女の子が父母に投げかけた問いの中にちらりと見えたものだ。正確な台詞は忘れたが、こんなやりとりだった。

父「どうもこの子は団結と物まねを勘違いしているようだ」
女の子「でもパパは自分の判断が物まねじゃないって自信があるの?」
父の困惑、推して知るべし。

彼は、名家の裕福な生活を捨てて進歩的な考えに身を投じた。時代は回り今度はその子の時代。もう一度、それは正しい選択なのか、問いは投げかけられる。父は自分の時代の判断が絶対正しいとは言い切れず、黙って妻と目を見交わすしかない。

こうして、人間という生き物は、状況に応じて不断に見直しを繰り返し、その時点での最適解を探して動いていくものなのではないか。そういう視点を感じたので、私はこの作品をそれなりに評価したい。


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「ヒトラーの贋札」

ぎりぎりの状況で破綻せず切り抜ける人々を、重すぎずかといって軽すぎない微妙なタッチで描いた作品。実話ということなので、原作者はれっきとした贋札づくりの犯罪者のはずだけど、映画の中では悪人にはまったく見えない。犯罪とは何か、ここを糸口に考えることも出来る。いろいろな視点で味のある良作。以下ネタバレ。

これをリーダー論のように見るならば、思い出すフレーズがいくつかある。「キレてしまう人はリーダーには向かない」とか「他人が自分の思い通りになると思っている人は以下略」とか。
主人公は、その意味ではリーダーの条件は持っているのだけど、犯罪者の自覚のためか、あるいは、同胞意識の薄い自己中心的な性格なのか、教科書に描かれるようなリーダーではない。それでも元はやり手の独立自営業者(笑)だから、どうにかこのチームをうまくまとめて贋札づくりを推進する。全員の銃殺やガス室送りから逃れるために。

ここで、「全員の」というところはこの作品の要だ。ユダヤ人収容所から集められたチームの中には、ナチスに協力して贋札を作ることを受け入れられず、妨害工作をする者もいる。一方で、銃殺の恐怖から、その妨害者を排除しようとする者もいる。リーダーとしては頭の痛い仲間割れだ。元は孤独な職人でもある彼は、結局、リーダーとしての能力ではなく一流の職人の技量でこれを切り抜ける。

首尾一貫したリーダー論として見ようとすると、最後はしり抜けではある。しかし、机上の理論のような完全さは現実ではむしろ邪魔になることもあるから、これはむしろ納得のいく結末だ。完全な贋札を作って自分が生きながらえることと、チームの誰も密告のような形で死に追いやらないこと、2つの相反する目的を、彼はどうにか果たしたのだから。一方を一部犠牲にすれば他方の達成は容易だったろうけれど、そうはしないところが、この映画の味わいだ。

そのしぶとい彼が、結核で余命の少ない若者を結局は救えなかったこと、それも、救おうとして治療薬を手に入れたことによって逆に死に追いやる結果となったことは、達成感に酔いがちな人の傲慢をそれとなくたしなめる。

そして解放の場面。今度は、優遇されていた自分達が、他のユダヤ人達に殺される危険をどう切り抜けたか。それに反応して何が起きたか。その時孤独なリーダーはどう思ったか。それもこの映画の見所だ。

そのほかにも、ナチスという狂気に振り回された人々の映像の断片が適切なかたちで挿入されて、全体にたいへん味わいのある作品に仕上がっている。重過ぎないように描いたのが幸いしたのだろうか。


理想と現実のバランスポイントを必死に静かに探る贋札職人を演じたカール・マルコヴィクスの渋さが印象に残る、良作でした。

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2008.01.19

「28週間後」

伝染病の恐ろしさを獰猛な感染者の振る舞いで表現したかのような前作に続いて、またも、爆発的な感染拡大の恐怖を観客に印象づけた作品。映画としてはいまひとつだが、今年流行の話題「パンデミック」に興味があれば、見てもいいかもしれない。以下ネタバレ。


前作「28 days later」は、ちょっと衝撃的な映画だった。
その容赦ない展開と、スクリーンに映し出される徹底した破壊衝動は、普通の映画では考えられない激しさだった。私はホラー系の映画をあまり見ないので、こうした映像と展開に慣れていないことも大きかったが、それを割り引いても、公開当時、物議を醸すほど激しい表現だったと思う。

このシリーズの真の恐ろしさは、5秒前までは家族や隣人だったものが、風に吹かれたように瞬時に恐ろしい敵に変貌する、例外を許さない情け容赦ない展開と速さにあった。感染した者に一切のためらいを感じさせない描写を背景に、今は行動を共にしている仲間がいつでも獰猛な敵に変貌し得るという、救いの無い緊張状態にあった。

それと比較すると、今作は、前作を出るものではなかったのではないか。むしろ、続編であるためか、前作より映像や仕掛けをエスカレーションさせざるを得ず、そちらの方に意識が向いてしまっていた。米軍の火力の凄さなどは、美しいとも言える映像に仕上がっていたけれど、それがこの映画のテーマではないだろう。その意味で、少し焦点が弱まったように見えた。例外や知性の痕跡を持ち込んだことも、表現を弱めていたと思う。

そのほか、記憶をたぐると、たしか前作のエンディングは、比較的救いのある状況だったと思うのだが、今作は・・それは見てのお楽しみとしておこう。

実際の感染症については、宿主に致命傷を与えるようなものはさほど長続きしないというから、この映画が描く人間性を破壊するような悲惨な事態はたぶん起きないのだろう。
とはいえ、隔離という形での人権制限は、例外なく厳格に行われなければ全体の危機につながるという点では、やはり深刻なものになる可能性はある。

日々の営みにまぎれて忘れている感染症の怖さを、ちょっと思い出させてくれた作品でした。

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2008.01.18

雑記080118

もう金曜日か。また1週間がすっとんでいく感じ。
今週はすごいですよ。「28週間後」「ヒトラーの贋札」「スウィーニー・トッド」「ぜんぶ、フィデルのせい」・・ぐあー。何から見ればいいんだー。それで来週は「テラビシアにかける橋」・・うがー。

なんでこう集中するかね。


マンションが橋に、いや、橋がマンションになってます

結構かっちょいい。
そういえば、丹下健三も昔、そういうのを考えていた。

現実とはもう少しちまちましたものではあるけど。
でも夢はあるなあ。


自転車のリフト:上り坂で、自転車を後押ししてくれる道路

これはいいなあ。危ないざますっ とか言いそうな人はいないみたいだし。


米ヤフー、OpenIDのサポートを発表

最近のプロトコルや約束事にはすっかり疎くなってしまったけど、そういうものがあるんだ。
昔は確か"single sign on"とか呼んでたと思ったけど、なかなか統一するのは難しそう。特にカード情報絡みだと、使う側としてはどうしても尻込みしがち。


B-CASは独禁法違反である

徐々に、iTunes+Podcast+Touch でいいかなと思い始めてる。
日本の、それも狭い地域だけの放送を押し付けられることもないし。


時間が減速している:「宇宙膨張は加速」を疑う新説

時間の経過のほうが減速しているのかもしれない、と彼らは主張しているのだ。
なーんだ。どうりで1週間があっという間だと思った。わしの周りの時間の奴の方で減速してるのか(笑)。
別の物理学者たちのグループは、実は時間には2つの次元があるかもしれないと考えている。
もーついていけません。

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2008.01.17

暫定税率撤廃の財源は無いか?

道路特定財源というのは、どうも衆議院の解散の直接原因になりそうな雲行きらしい。
で、素人なりに考えてみる。

「暫定税率の撤廃で地方には一円たりとも迷惑を掛けない」(鳩山由紀夫)

ガソリン税の暫定税率を撤廃しても「クマ道路」を作り続けるつもりらしい。その財源はどうするのだ!
確かに、野党の話しの財源は明らかでないのだけど、この件に限らず、財源の話しを持ち出す与党の説は、昔から重要な視点を故意に隠している。「既得権をそのままにするならば」という隠れた前提を、与党は決して口にしないのだ。

既得権に全く手をつけないのであれば、確かに「財源はない」となる。当たり前だ。この簡単なトリックに引っかかって、野党は銭勘定が出来ないなどと勘違いするのは、やや気が短い。

小沢氏は確か、「まず全部平場に出してみれば」と言っていた。特別会計は、まず全部一般会計に出してみて、そこから優先順位を考えた予算を組めばいい、という意味だと思う。それをよしとするならば、道路特定財源の暫定税率を撤廃することは、特別会計を減らすことになり、方向としては好ましい。道路特別会計が減って、それでもどうしても地方の道路を作る必要があるというならば、その代わりにどの 特・別・会・計・を 減らすのか、国会で徹底的に議論すればよい。

税収の総額が減るのでちと苦しいという話しは、程度問題の範囲で理解できるけど、だからといって与党のトリックに騙されることのないようにはしたい。

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2008.01.15

雑記080115

長年使ってきた鍋が、取っ手部分の緩みから湯が漏れるようになってしまったので、買い換えた。ついでにガスコンロと俎板を一気に新調して気分がよい。コンロは業務用で鋳鉄製のごついものに。噴きこぼれてもガスの出口を塞ぐ心配がなくてよい。


海老とブロッコリーのファルファッレ

おお。フラクタルなブロッコリー。

いつ見ても美味しそうな料理の数々。

そういえば、梅干の写真をじっと見てよだれが溜まったところでご飯をかっこむ、という漫画が昔あったなあ。なんでロボットなのによだれが、という疑問は未解決(笑)。


NHKドラマに触発されて新型インフルエンザ関連情報を収集する

今年流行の話題はやはりこれか。

そういえば、パンデミックで思い出すのはPestilenceだけど、やっぱり欧州の文化社会はこれに相当の影響を受けたのだろうな。と思って検索してみたけど、出てくるのはメタル系バンドとMtGばっかり(笑)。日本語圏だからなんだろうか。思い直して「ペスト」で探すとあった。

ヨーロッパの社会、特に農奴不足が続いていた荘園制に大きな影響を及ぼした。
流行するのは話題だけであってほしいけど。。。


メディア購買はエンゲージメントではなく、リーチ

だが、これから6ヶ月でオンライン予算を増やすと答えたのは76%であったのに対し、TVを増やすと答えたのは22%のみであった。
回答者が混乱しているのか、それとも、もっとありそうなことだが、ネットの方がリーチにおいても優れていると認識されはじめたのか。


企業のeラーニング研修、7割以上の人が効果を実感

基礎資料として。

このデータを眺めていて思うのだけど、勉強する人は自分でネットを「検索して」相当の知識を得ているのではないかと思う。特定テーマについてコンテンツを制作する側は、それゆえ、相当な覚悟を持って、ネットから無作為に提供されるこれらのコンテンツと競争しなければならない、のではないかと。

たいへんだのう。


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2008.01.14

金は天下の・・

「リベリア」の意外な興味深さ=YENの漂流・続き

外貨を外貨のまま使い切るには、国外に旅行して使うか、移住するか。そうしない場合、いずれは円に転換する必要があり、それは難民マネーの帰還となる。
なるほど。それはそうなんだけど。
海外に投資する元手も知識もない層は、円安で高くなる輸入食料品でますます生活苦ということに。

かくして、持てる者はますます持ち、持たざるものは・・ということになるのだろうか。
それはそれで、帰還マネーが国内に落ちるのを待てばいいということかな。いつになるかはわからないが。

この辺は理念無関係で、実際のバランス感覚の問題なのかなあ。どこかでフィジビリティスタディを見られるといいんだけど。
コメントにはこんな意見も。

一方、過去のインフレ期の実例を見ると、概ね賃金上昇率>物価上昇率です。賃金以上に物価が上がるというのは、気候変動や災害などで生産力が落ちてしまった状態でしょうか。
そうなんだ。今度もそうだといいのだけど。
人が減るからそうなる可能性はより高いのかな。

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「earth」

ほとんどはNHKで既に見たことのある映像だった。
でも、もう一度見られて良かった。
ナレーションはもっと抑え目でもよかった。

観客は家族連れが多かった
それくらいか。

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「ジェシー・ジェームズの暗殺」

この義賊とも無法者ともされる名前をまったく知らなかったので、通り一遍の観方しかできないのが少し残念。以下ネタバレ。

ボブというのは今で言えばスターの追っかけなのだろう。行動はその線に沿っているのだけど、相手が悪かった。仲間さえ誘い出して殺してしまうジェシー・ジェイムズの圧力に耐え切れず、彼が見せた隙を突いて殺害に及ぶ。
気は小さいし荒事の能力もないが、自己顕示欲だけは強いボブは、その暗殺によって、世の賞賛を勝ち得ると勝手に思い込んだが、世間の反応は逆で、彼を卑怯者呼ばわりした。
簡単に言ってしまうとそれだけの映画なのだけど、なにしろブラッド・ピットがすごい。ゆっくりしたペースでお話しは進んでいるはずなのに、この緊迫感は一体何?
見て面白いとか感動とかいう映画ではないので、あまりお勧めではないけれど、ブラピの凄さを堪能したいのなら、かなりお勧め。

でも、実はボブを移しているシーンも多いから、本当はこの映画は、暗殺者ボブも軸にしているのだろう。そのあたりは、ボブという人間のつまらなさのためか、よくわからない。

余計な一言をつけておくと、これはあるいは、親殺しの話しと重なるところもあるかもしれないけど、それはあまり深く追求しないでおこう。

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2008.01.13

OLPC

NHK海外ネットワークで取り上げていた。

これまでも先進国で使われているパソコンを持ち込む計画は実施されたけど、ほこりや熱や湿気ですぐに故障したそうな。

今度のマシンは、そこを考えていろいろ改良されているみたい。電源は手回し5分で30分使える。水に強いようにキーボードはあらかじめゴムのカバーでできている。机がないのでラップトップで使うとき発熱が気にならないよう基盤はモニタ側についている。
素晴らしいではないですか。
新聞すら届かない村でネット経由で世界中の新聞が読めるとは。(ということはネット接続はできるのか・・)

インテルはこの話しから離脱してしまったそうだけど。何か問題があったのだろうか。もし商売第一で離脱したのなら、ひどく残念。

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雑記080113

そういえば、国土交通省の英語表記が変更になって、"tourism"の一語が入ったそうな。


あっちから見ると、こっちから見ると

自分たちが育ってきた教育システムを信じている人も多いと思うんだが。あのころと違っているのは、学校ではなくて、社会じゃないかと思いますがなぁ。
教師も。


写真から不要な友人や電信柱を消し去るphotowipe

電柱が消せるのはいいかも。
不要な友人・・・。なんだか不穏当な言葉だなあ(笑)。旅行の記念写真の背景にたまたま写ってしまった赤の他人、というのは消す対象になるのかも。
とはいえ・・・

オリジナルのサイトでは用途説明として「動物園で檻を消したり、昔のガールフレンドやボーイフレンドを消し去ることができる」とのこと
やっぱり不都合な過去(笑)を安易に改変するのはどうなのかと。

これはデジタル社会が陥りやすい罠かも。


情報と情報化

次は消せない電柱の話し(笑)。

脳はすでに「食材」に加工された情報を巧みに調理することはできるけれど、生きて動いているものを殺して、皮を剥いで、毛をむしって、不可食部位を削り取って、細切れにするというようなワイルドなプロセスには関与できない。
このあたりは、「解剖」をネタに話しをする養老孟司と同じことを言っているのだろうと思う。

それだけなら、単に、今の若者は昔の人があたりまえに知っていた生のプロセスを経験していない、といった話しに落ち着くので、どうということはないのだけど、実はもう少し踏み込んでいるかもしれない。
上の記事の出発点はこうだ

「いきなり」目を背けるというのは、「悟性的な判断になじまないもの」に対処するときの仕方である。
「それ」を入力すると判断装置そのものが壊れてしまうようなものについては、入力する前にはじき飛ばしてしまうのである。
これは、単にナマモノについての経験不足というレベルの話しではないように思える。むしろ、人間というシステムにあらかじめ組み込まれている何か、に触れるのではないか。本能的にヘビを怖れるとか。
まだ見ていないものについて「見てもいい/見ちゃだめ」の判断が下せるというのは、やはりある種の「能力」といういうべきであろう。
ここに、経験で培われるレベルとは異なるものを読み取ろうとするのは、単に私が天邪鬼だからですかそうですか。(笑)

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2008.01.12

見かけの公平・格差の固定化

先日、杉並区の公立中学校で、塾のノウハウを導入した補習を有料で行おうとしたところ、都の教育委員会が反対を唱え、計画が頓挫しているというニュースがあった。

あちこちのblogで取り上げられたようだが、その多くは、「才能とやる気に応じた学習機会」と「形式的公平」との葛藤としてこの問題を捉えていたように思う。

私はこの問題をむしろ、私立校と公立校との間の格差の固定化として考えたい。

私立校の生徒は公立校に比べて、親の学歴・収入も高く、様々な学習の機会も多く与えられていると言って差し支えないだろう。このことが、高学歴・高収入層の再生産を促進し、格差を固定化するとの懸念が、ひと頃盛んに言われていたと思う。
確かに、私立校において今回の補習のような試みがあれば、特に問題なく実施されるだろう。先へ進める生徒は、他に気兼ねすることなく前へ進むことが出来る。

これに対して、公立校の優秀な生徒には、そうした学習機会が与えられないとすれば、公立校と私立校との格差、高学歴高収入の親とそうでない親との格差は、次の世代にも引き継がれる。つまり、格差が固定されてしまうということにならないだろうか。


格差の固定化を避けるためには、公立校の優秀な子どもにも、それに見合った学習環境を公費で与えることが必要であるはずだ。

今回の都教育委員会の行動は、そう考えると不可解というしかない。彼らは、親の格差が制度的に子に引き継がれることを容認するのだろうか。

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2008.01.11

雑記080111

しばらく忙しさが続くと、雑記のネタが結構溜まる。


3/4以上の記者がブログを情報ソースとして見ている

もちろん米国の話し


中国の蛍光緑に光るブタ、同じように光る子ブタ出産

この分だと、皮下に葉緑素があって太陽電池パネルの羽を持った人間がそのうち誕生するかも(笑)。
そこまでいかなくても、果物大好きなおいらとしては、とりあえず、見た目冬みかんで味は葡萄、というのを作ってほしいなあ。

そういえば最近、BSEとか聞かなくなった。。。


会社の儲けとコスト、社員は答えられますか?

「儲けの構造」「コストの構造」を理解していなかった点にあります。さらに、それが自分の所得とどうつながるのか、分かっていないため、会社にとって、自分にとって、何が儲けなのかが見えないのです。

 こんな状況にある会社を変えるには、どうしたらよいでしょうか。実は、簡単でいい方法があるんです。それは、社員全員に損益計算書を理解させることです。これが唯一の答えです!

財務諸表はある意味で経営者の成績表みたいなものだから、なかなか従業員には見せづらいと感じる人もいるかもしれない。
上場すればそんなことは言ってられないわけだけど(笑)。


リスクを取れる人材をどう育てるか

 今のところ海外資産運用が3~4%で回っているのは、社債や国債が多いからだろう。元本保証確定利付きが多いから、パーにはならないけれど利回りが上がっていない。そんな現状に、経済評論家は「もっとリスクを取りなさい」などと言う。

 冗談言うなとわたしは思う。本当にリスクを取ってパーになったらどうするのだ。リスクを取って、しかも成功する人はどんな人かを考えるのが先である。
・・・
 株の架空売買などを学校でやらせると、たまたま成功したのを自分の才能だと勘違いして、親の金を持ち出して株を買うような子どもが出来てしまう。それこそ外国ファンドの餌食になる子どもをつくっているようなものだ。
・・・
インテリジェンスがなく、インフォメーションもなく、データだけが頼りの資産大国では運用が成功するはずはないから、担当者の顔が険しくなるのも無理はない。

オチがうまく最初の引きに繋がってる。
褒めてるのかおちょくってるのか(笑)。



「地道な努力」よりも、はるかに人生を好転させる努力の仕方

これは、非常に根深い病なのだと思う。
自覚症状がない場合は、死に至る病かも。
でも案外、自覚はある気もするから、どこかに突破口はあるかも。

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2008.01.08

雑記080108

不透明感、というとありきたりなのだけど、
まったくもっていろいろ不透明。


スウェーデンでは2008年、英では2009年にネット広告が広告を超える

ネット広告費がTV広告費を超えると予想
ほんの数年前は予想も付かなかったことだった。
向こうでTVとネットがどんな関係にあるのか知らないので、なんともわからないところだけど。

そういえばこのところ、TV受像機をネット端末にという、あまりにもストレートなソリューションがニュースに流れていたり。

いくぶんアイデア疲れなのかも(笑)。



ソニーBMG、DRMフリーの音楽配信を開始へ

世界第2位のレコード会社であるSony BMG Music Entertainmentは1月に、4大レコードレーベルの中では最も遅く、ダウンロード音楽ファイルからデジタル著作権管理(DRM)と呼ばれるコピー保護ソフトウェアを解除する。
海のあっちとこっちでどんどん違う方向に行きそうな気がする。
この先どうなるのだろうか。
この不均衡をやり過ごすには、やはり鎖国か?(笑)


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2008.01.07

雑記080107

今年も始まった。
でも来週いきなり3連休なんだな。


公文書管理を法制化へ、誤廃棄・紛失を防止

 文書管理法では、政策決定の過程が分かるよう、重要な会議の記録や決裁の文書などを作成し、保存することを各省庁に徹底する。
気の長い話しだけど、一歩前進と評価したい。


”ダイナマイト”なイノベーター

兄も私も、現段階ではオバマさんが選ばれるだろうと予測している。
こういうところではアメリカの「底力」は侮れないよ、というのが私たちの共通見解である。
そういえば、昨日だかのJMMの冷泉さんのポストも「底力」を盛んに書いていた。
このところ論件によく上がっているKYにしても、アメリカなら「契約書、読めよ」であろう。
笑。
そして、もう一つ不吉な予言を私たちはしたのであるが、これは予言に遂行性があることを勘案して、ここには記さないのである。
Kなら、笑えない。


カジノ合法化へ=不正・犯罪監視に独立機関=自民、超党派で法案提出目指す

自民党観光特別委員会のカジノ検討小委員会(岩屋毅小委員長)で、具体的な規制や収益金の配分方法などを検討し、早期の国会提出を目指す。
ということらしいので、観光客が主なターゲットということか。
思いつきだけど、海ほたる周辺にホテル船を浮かべて、
羽田→アクアライン→海ホタル→カジノ船
というカジノロードが、なかなかオサレかと思う。


お天気カメラが核爆発の瞬間を捉えて生放送

本当だとしたら、物騒な話しだけど。。

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2008.01.05

プログラムと法律の違い

試訳 - コードをセキュアにする10の作法

プログラマーだけではなく法を作る人も全員。
有害サイト削除、民主が独自法案・プロバイダーに義務化
法は、成立すればあまねく広範囲に、そして拡大して適用される
比較して読むと興味深い。
プログラムのコードは厳密に作ったとおりにしか動かない(半導体メーカーに感謝)のに対して、法律というコードは、人間による運用の課程で、作成時とは異なる動作をするのが普通、ということだろうか。


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2008.01.04

「その名にちなんで」

絆と共にある自由、とでも言うべきものが感じられる作品。何の留保もなく「自由」と言えば、そこには殺伐とした個人の孤立が見え隠れするが、この映画では、それとは異なる「自由」を、移民の夫、妻、息子の三者三様に描いているように見える。以下ネタバレ。


米国に住むことになった移民は、そこが「何でも本人の自由」にすればいい場所だということに向き合うことになる。ならば、東海岸在住ベンガル人だけの閉じた社会を作ってそこで暮らす自由もあるわけだ。もちろん、息子のガールフレンドが初対面の父母をファーストネームで呼ぶ自由も認めなければならないが。
仮に日本で、息子が連れてきたガールフレンドが、父親に初めて挨拶するときに、「太郎さん、元気?」と言ってハグしたら、驚天動地だろう。そういうことが普通に起きるのが、表向きの米国という国らしい。

どこまでなら受け入れられて、どこからは距離を置かざるを得ないかは、それぞれの来し方次第。自己中心的な自由あり、相手を思いやった末の自由あり、裏切る自由、未熟な自由、沈黙する自由、どれも「自由の国」に移民として居てこそ見えるものがあるのだろう。

米国風のコミュニケーションスタイルは、グローバリズムと一体になってハリウッド映画などを通じて世界に知られるようになったけれど、世界の大部分の共通感覚からは、むしろかなりローカルなルールかもしれない。本当にグローバルな感覚は、この映画が描くような自然発生的なものを指すとする方が、しっくり感じられる。

観終わってみれば、移民家族の半生を普通に描いただけと見えるのに、観た後で温かい気持ちになれる良作でした。

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目標を明瞭にイメージできること

当たり前に聞こえるけどたいへん重要なので。

「明瞭に」とは、紙にさらさらと書いて人にすらすらと説明して、納得を得られること。
わかっている「つもり」というものが、この世には実に多い。

30歳から45歳が活躍する方法

自分のやりたいことがあると思っていたにも関わらず、実際にプロジェクトの計画を立ててみると、やりたいことは案外不明確であって、しっかりした形ある計画にまとめるのが非常に難しかった。
これは思い当たる人も多いはずの実のある言葉。
耳が痛いです(笑)。

IT分野に限らず、私はどちらかというと理念の方向性だけが先行していた人間なので、物事のディテールが見えていないことが多かった。
今は逆に、理念を醒めた目で見つつ、ディテールの粗探しだけ上手くなった。ような気休めを感じている。

中庸な大人になるということは斯くも難しい(笑)。

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2008.01.03

「ルイスと未来泥棒」

ディスニーとPIXERのコンビではないけれど、事実上PIXERのキーマンが関わったというので見に行ってみた。出来はそれなりだが、キャラクタ、シナリオとも、もうひとつというところか。これまでの数々のヒット作のアイデアの大部分は、PIXERのかなり初期の頃のブレストから生まれたと聞いたことがあるけど、そろそろネタが尽きてしまったのだろうか。以下ネタバレ。


たぶん、いまひとつと感じた理由は、これが子どもをターゲットに作られているからではないかと思う。例えば直近の「レミーのおいしいレストラン」を引き合いに比べてみればよくわかる。あちらには大人の苦みが随所に感じられたのに対して、この作品はずっとわかりやすくシンプルだ。子どもが楽しめることを第一に計算して作られたのであれば、これで納得はいく。実際、劇場は小学校低学年くらいの子どもで賑わっていた。

この映画のメッセージである「常に前向き」も、子どもには良い言葉だから、それ以上突っ込むことはやめておこう。前を向くために、決着を付けておかなければならないことがあるのを知るのは、もう少し大人になってからでもいい。

ところで、この作品は3Dで見たのだけど、浮き出る映像の方は「ベオウルフ」同様なかなか良かった。料金が200円増しなのが少し痛いけど、単価アップのためにあの手この手を試しているのだろう。

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なんでも著作権

エジプト政府、「ピラミッド」の著作権を主張へ

おー。本当だとしたら、すごい発想。
米ドル札は・・大丈夫ぽい。

わしらの場合は・・
①旅行者が取ってきた観光写真をホームページに載せる。
②その頃この国では改正著作権法により私的複製は違法化されていて、他人の著作物であるピラミッドの写真を掲載すると違法になる。その前に撮った時点で既に違法かな。載せた時点で公衆送信権とかいうのも侵害しているかも。
③さらにその頃は同法違反は非親告罪になっていて、ピラミッドの写真を載せた人を赤の他人が告発することができるかも。

これわたいへんだ。おちおち旅行写真も撮れない載せられない。

ていうか、漫才のネタじゃないか。

著作権というものは何かすごく変な権利なんだということがよくわかる。


・・・・ところで、これ本当に成立したり、しないよね?(笑)

こちら経由。

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耳で聞く英語

最近やっとGeekBrief.TV(Podcast)の早いテンポに慣れてきた気がしてちょっと嬉しい。なんとなくだけど、Caliの英語って訛ってないかと思ったり。こうなると、今度は自分の語彙の貧弱さなどが悲しい。

それで、暇なこともあって、なんとなくNHKの英会話のページなど見たり。PodCastがあったので試聴してみたのだけど、ひとつ思うことがあった。

先生の日本語の合いの手と英語とを交互に聞かせるのは、良くないのではないか。

もちろん私は英語教育の何たるかも知らない素人だから、偉そうなことを言うつもりはないのだけど、PodCastの英語番組を拾い見しているときと比べて、頭が混乱するのを感じる。

英語を聞いているときは、どうも頭が英語モードのようになっていて、それで言っていることを理解するのだと思うのだけど、日本語とチャンポンでやられると、英語を理屈で聞いてしまっているような気がする。それで、聞き取る速さが落ちるというか、正直、混乱する。

「それでは、やってみましょう」などと日本語で入れる合いの手は、ほとんど無意味で、かえって英語学習の妨げになっているような気がするのだけど、どうなのでしょうか。


でもバイリンガルな人達は問題ないみたいだから、単においらの頭が悪いだけかな(笑)。

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2008.01.02

早くも今年初めての雑記080102

昨日はよい天気だった。由比ガ浜からは伊豆大島がくっきり見えた。鶴岡八幡宮は例年同様の混み具合だったけど、石段を登らなくても下から参拝できるようになっていたのに初めて気づいた。こんなところにもバリアフリー化が及んでいるとは。と言っても、舞殿を転用しているだけだから、木の段を数段上ることを考えると車椅子ではやはり無理なのだろう。何かうまい工夫があるといいのだけど。


仮想世界の黎明期--虎視眈々とチャンス狙う国内サービス事業者たち

資料として。

また、Second Lifeではすでに実現しているドルからリンデンドルへの相互換金だが、国内では「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(出資法)」や「前払式証票の規制等に関する法律(プリカ法)」などに抵触するという見解もあるため、仮想通貨の現金化サービスをすぐに始めることは難しい。これには前述した国による法制度の改革も必要になる。
たぶん、日本の法律に期待しても時間の無駄だと思う。著作権や「不正」アクセスにしてもそうだが、米国のサービスを直に使う方が問題が少なくかつ早い。

そうした需要の流出をなんとも思わない鈍感さが、いかにも伝統日本(笑)。


年末年始のようす

表面が西川善文氏、裏面が女優の吉永小百合さんの、悪魔と淑女の年賀状
悪魔とはまた・・(笑)。

それにしても、あれはほぼ全世帯に行ったのだろうと思うと、大層な宣伝効果だ。「母べえ」に使うのは少々もったいない気もする。
とりあえず今年は利用者の皆様のご機嫌伺いかたがた試運転ということで、来年以降は日本を代表する企業による札束飛び交う激しい争奪戦になる・・といいですね。

でも、あれが良くて電子メールの未承諾広告がNGというのは、やっぱりどうかとも思う。


懐かしのPC-8001を復活させたいのだが……

懐かすいです。意外に綺麗な基板ですね。

Z80ってまだどこかで使われているんだろうか。
wikipediaによると・・なるほど、パチンコ機に住み込み・・もとい、組み込みで現役だそうな。

いまでもあのクロックスピードで動いているのかなあ。
江ノ電か東急世田谷線みたいな。
微笑ましい(笑)。

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2008年も「憎まれっ子」で行こう

中国が動画サイトの規制強化を発表、中国版Youtubeは消えてしまうか!?

『インターネットの動画コンテンツ・サービス管理規定』は、これからインターネット上の動画もテレビや映画と同じように取り扱うぞ、
という中国当局の宣言文みたいです。そして、中国では動画サイトはテレビ局と同様の扱いをされようとしているのです....。
お色気系や暴力系など"社会の秩序"を乱すような動画コンテンツの管理などと大義をかざしているかもしれませんが、本音は"報道管制"なんですね....。「ニュースや報道系の動画は、放送番組制作のライセンスが必要」という第9条ではその本音が明らかにされています。
いまや多くの人が無意識にでも感じていることだが、年頭に再確認しておきたい。ネットは相変わらず、ネット以前の社会全てに対するカウンターパワーであり続けるべきだということを。


ネットのおかげで情報交換の形態は、クチコミ(通信)と4大メディア(放送)だけだったネット以前の時代から大きく進化している。「双方向かつ一対多かつ無編集公開」という新しい形態がその進化の主軸になっている。この新しい情報交換の形式は、民衆により大きな力を与えつつある。

それゆえ、従来型の管理者、統治者、その朋友であるメディアの中には、インターネットを仇敵のように考える人もいる。自らの権限や影響力に対するカウンターパワーとしてネットは作用するからだ。

私は、二者の間に適度な緊張が持続するのはよいことだと思う。それは、これまでより力を持つことになった側にとってだけでなく、力を制限される側にとってもよいことだ。批判に対峙し制約を乗り越えることで、より良いものに変わることが期待できるからだ。

注意しなければならないのは、このカウンターパワーに安易に同化したり取り込もうとする動きだろう。例えば、ネットの管理を、事実上の管理者である米国から国連に移そうとする動きなどは要注意だ。日本には国連好きの傾向が強く見られるから、国連によるネットの管理に抵抗は少なそうだが、ことインターネットについては、米国が管理している方がよい。人工国家であり、問題がある政府は打ち倒してよいとする憲法を持つ米国ほど、インターネットの管理者として相応しい者はいない。上記のような中国政府の動きを見ればそれは明らかだろう。国連に管理を移管などすれば、ネットの効能の大半が失われ、ネット以前型のメディアがまたひとつ増えただけ、ということになりかねない。

融合、協調、社会性などの耳障りのよい言葉は、往々にして現状維持の言い訳に使われるから、よく吟味した上で努めて遠ざけたい。妥協点を探すことと、雰囲気だけで馴れ合うことは、似て非なるものだ。


2008年も「憎まれっ子」で行こう。

 

で、NGNはどうなのかって?
あれは通信事業者によるIP網であって「ザ・インターネット」ではない。仕事には便利そうだから使いたいが、それだけのことだ。

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2008.01.01

初日を見る。TVで。

6時20分に起きた。資料は昨日で作り終わって三が日はゆったりできる。空はもう白んでいる。どこかで初日を見られるかと思ったが無理かな。TVを点けると、何のことはない、すばらしい日の出の光景をやっているではないですか。そういえば、南関東以外は今日は天気が悪いのだった。それでは全国の皆さんと一緒にTVで観ようかな。
そうだ、TVって本来そういうものだった。

中継の映像では富士山と芦ノ湖が直線上に見えるから、たぶん大観山の展望台か。

あー、いま出ました。
しかし寒いのに大変だな。

さて、初詣に行くか。

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