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October 2007

2007.10.29

雑記071029

NHKのニュースでMIAUを取り上げていて驚いた。この話し、一般の関心も集めてるのね。


最強のキャラをみんなで決める投稿コミュニティ『The Superest』

あなたが考える最強キャラとはどういうものだろうか。ちょっと考えてみてもいいですな。
"The Superest" だから、正しくは「最超」ですな。

「最超キャラ」・・意味も無く強そう。


コンピュータサイエンス研究者向の講義ビデオサイト

メモメモ。


電子メールはもう古い?

IMやIRCの利用に比重が移っているというお話し。
コメントにいい指摘があった。

--------
経験上の話なんだけど… (スコア:1, 興味深い)
Anonymous Coward のコメント: 2007年10月29日 0時50分 (#1240987)
使わなくなっているんじゃなくて、
使えなくなっているか使えないの間違いじゃないだろうか?
つまり伝えたいことを文章化できないんじゃないだろうか?

電話の良いところの一つに、
意思を同期しながら会話が進んでいくので
片言を繰り返すと何とか成立するというのがある。

それに引き換え、
メールだと意思を「きちんと」文章化しないと駄目なわけで、
作文が苦手な輩には凄く苦痛みたい。

きれいな作文の必要はないけど、話しを筋道立てて考えるには文章化するのはいい手法だと思う。けど、なかなかそうならないようだ。
カタコトの繰り返しで意思疎通を図る手法は、確かに広く普及していて、困ったことにエセ暗黙知の温床にもなっていたりする。ペーパー1枚程度にまとめて手が空いている者がやればよさそうな簡単なことでも、なにやら重大なノウハウのように扱って、結局属人的な仕事を増やす原因になる。

悪い面ばかりではないけど、前向きとか生産的とは言い難い。

ところで

ちなみに自分は電話とかメッセンジャーは嫌いです。
これらはメールと違い割り込みがかかるからです(特に電話はNMIだし)。
近頃、電話もnon muscable ではなくなっていて、割り込みできずに慌てることがある。(仕事中フックをあげてしまうケースが。。)

状況がわかるだけにやむを得ないのだろうとは思うけど・・なんとかならないものでしょか。しくしく。

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2007.10.28

VectorMagic

これはスゴイ! 画像をアップすると、スッキリしたepsに変換してくれます。

これスゴ! - VectorMagic

ビットマップ画像をヴェクター画像にします。
おー。メモメモ。


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今日のよいお言葉

長いことネットのシーンにいて

 でも、ある倫理やイデオロギーを表明することで自身が正義たりえると思っている人は、私は、愚か者の極みだと思っている。
同意。
いかにもイデオロギの顔をしたものならまだしも、これが、処世訓とか世俗の道徳とか単なる経験に基づく「信念」とかだと、無自覚なだけに始末が悪い。

そういうことに知らずにはまる自分も時々いて、自戒。

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「タロットカード殺人事件」

スカーレット・ヨハンソンとウッディ・アレンの掛け合いを楽しむ探偵コメディ? 女の図々しさと図太さ、男の情けなさと一途さを、二人がうまく表現している。とでも観ればいいだろうか。ウッディ・アレンの饒舌が気にならない人には、そこそこ楽しめる小品。以下ネタバレ。


お話しの筋からすると、この映画はたぶん、最初は根も葉もないヨタ話で事実とはほど遠いものであっても、しつこく追いかけて検証を続けるうちに一片の真実に突き当たるものだ、という風なことをいいたいのかと思う。原題は"SCOOP"だそうだから、製作者の想いはその辺りにあるだろうか。

けれども日本に持ってくると、ウッディ・アレンの喋りや、スカーレット・ヨハンソンのお色気方面に目がいってしまうのはどうしたことか。そんなところ観てるのは私だけですかそうですか。饒舌な台詞には仕掛けがあるのかもしれないけど、それを十分楽しめるほど英語をよく聞き取れないのが残念。

ちょっと良かったのが結末。悪役の英国貴族様が警察の前で、水難事故に見せかけて殺した恋人のことを涙に暮れながら話している決定的な場面に登場して、「私、水泳部の主将だったの」と朗らかに勝利宣言するスカーレット・ヨハンソン。そのあっけらかんとした態度に近頃の女の強さが見える。湖に突き落とされた程度ではとうてい死んではくれないのだ。

同時に、仮とはいえ娘と呼んだ彼女を救おうと焦るあまりに交通事故を起こしてあの世へ旅立ってしまうウッディ・アレン。その独り相撲ぶりに今も昔も変わらない男の情けなさが見える。が、弱さの中に一途さが光って見えるのがよい。それを押し隠すように、安っぽい手品で人を笑わせる日常をこの世でもあの世でも繰り返す彼の達観に、何か感じるところがあれば、観てよかった映画ということになるだろうか。

可とも不可とも言い難いけど可としておきたい一本。

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「アフロサムライ」

絵の質感が高いジャパニメーション。プラモデルの広告を目的として製作されたものとは、当然ながら比較にもならない高品質な絵が楽しめる。静止した場面が多いことや、全体に暗めのトーンで描かれていることなどが貢献している面はあるけど、それが手抜きに見えない構成のうまさもある。アニメーション製作の総合力の高さを楽しめる一本。以下ネタバレ。

東宝系のみ上映らしいので、久しぶりにTOHOに行ってみた。観客か少ない作品だからなのかどうか、プレミアシートという5割増し料金の席を通常料金で開放していた。カータージケナーイ。リクライニングシートでゆったり観られました。

テーマは"revenge"。それは、主人公アフロの登場場面でもらす呟きでわかるのだけど、そのとき同時に"not personal"とも言っているのが不思議。復讐って私怨の発露だと思うのだけど。血族というものが絡んで少し違うものになるのだろうか。米国の黒人がこの"revenge"の言葉をどう捉えているかなどなど、私にはよくわからない背景があるかも。たぶん、前座最後の難敵が抱える"revenge"との違いを言いたいのだろうか。

でも、そういった理屈は抜きにして、剣技の凄さとか主人公のクールな感じとかをアニメーションで見せるのが、たぶんこの映画の本分だろう。
CGアニメの多くがグラデーションで立体感を出すのに対して、1本の線によって立体を感じさせる浮世絵的な手法が全面的に使われていて、ジャパニメーションに慣れているこちらとしては馴染みがある。主人公の不死身ぶり、一度斃した敵の復活ぶりなど、お約束とはいえお話しもよくできている。一本道なのが少し残念といえば残念だけど、絵を楽しむには却ってよかったかもしれない。

悪くない一本でした。

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2007.10.27

年金の税方式移行がよさそうな理由

基礎年金の財源を税方式に切換えることに基本的に賛成。

これを実施に移す場合、現行の保険料方式から移行する際の不公平が障害になる、という意見がある。

素人なりに考えて、私はさほど不公平は生じないと思っている。なぜなら、賦課方式であるという点で、現行の保険料方式も、検討されている税方式も、違いは無いからだ。

賦課方式とは、ごく大雑把に言えば、その時代ごとに、その時点で払える人から集めたお金で、年金を賄う方式だと言える。自分で営々と積み立ててきたものを自分の老後に使う積立方式とは、基本的な考え方が違う。この賦課/積立の違いに比べれば、お金の徴収方法が保険料か税かという違いは相対的に小さい。

一時、保険料というものの積立的なイメージに影響されてか、いっそ賦課方式をやめて積立方式にしてはどうかという、よりストレスの大きい切換えを模索する議論もあったようだが、どうやら、賦課的な方法の中で、徴収方法を変更しようということで流れが出来てきたように感じる。それはよいことだと私は思う。


さて、その比較的小さな切換えの中でも、不公平感はなるべく少ないほうがよいことは言うまでもない。その観点で重要な指摘が、今日の日経本紙「大機小機 基礎年金税方式の問題点」にある。

消費税は低所得層も負担する逆進的な税だが、定額の人頭税である国民年金保険料よりも優れている。
現状では未納付率が3割程度だそうだから、払っていない人も大勢いる。その人たちにとっては、消費税の形で新たな支払いが発生するが、人頭税を徹底的に追求されるよりはずっとましだろう。ここは諦めて、消費した分の税くらいは大人しく払う方が得策だ。

ところで、この未納付者には二種類ある。払えるのに払わない人と、本当に払う余裕がない人だ。前者は苦情を言い立てる筋ではないので議論から除くとして、後者の手当てが課題になる。

年金問題に限らず、個人が社会に支払う様々な費用の手当てについては、汎用性があり、維持管理費用が少なく、そして特定の政治的利権に利用されにくい、簡潔で透明な解が必要だ。これにはベーシックインカムに類する仕組みが優れていると私は思う。払う分は払ってもらうとして、収入の側を保証しておく方法だ。民主主義を維持する最低限のセーフティネットとしても重要だろう。

年金保険料の人頭税的性格を払拭して、移行を推進する基本的なイメージとしてはそんなところだろうか。


この、人頭税的性格の名残りも含め、現行の年金の仕組みは屋上屋を重ねていて、複雑骨折をギブスで固めて誤魔化した感を禁じえない。試みに社会保険労務士の試験問題などで年金の分野をあたってみると、この複雑怪奇ぶりは一目瞭然だ。こんな馬鹿馬鹿しい(失礼)制度を営々と維持する経費や精神的圧迫は、間違いなく社会と経済に無用な歪みをもたらしているはずだ。諸問題が噴出しているこの際、簡素な税方式に改めるのがよい。

上で引用した記事には、税方式に移行する利点がほかにも挙げられているので書き留めておきたい。

この税方式では、保険料の未納付問題が完全に解消し、事務費が大幅に削減される。長年の論点であった専業主婦の保険料負担問題も自動的に解決する。また、実質的な「雇用税」である社会保険料が消費税に代われば、雇用の増加も期待される。
因みに、社会保険料分が個人の収入回れば、消費が刺激され、経済成長にもプラスに働くのではないか。
豊かな高齢者が多くの消費税を負担し、それを財源とした年金給付を貧しい高齢者に重点配分すれば、高齢者層内の所得格差も是正される。
現時点以降の高齢者は、これまで払ってきたのにまだ払うのかと思うかもしれないが、そもそも賦課方式は、その時代ごとに払える人すべてから徴収する方式なのだから、納得してもらうほかない。恣意的に決めたある年齢を一律の境界にする方法は、今の社会には適合しにくい。もちろん、払えるけれど払いたくないという考えもあるだろうから、その場合には消費を絞ればよい。人はそれを吝嗇と呼ぶだろう。

年金問題は、私達が社会的なコストを、いかに過大に支払っているか、簡素な仕組みに改めることで、どれほどよい影響を社会に還元できるかを実地に試す材料になるのではないか。


ところで、現行制度の2階部分だが、できれば廃止して、積立方式の私的なものに切り替えた方がすっきりするのではないか。という問題意識も挙げておきたい。

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HTC Advantage X7501

これです
HTC、頑張ってると思う。

少し重そうなのが微妙に難しいところ。スーツのポケットに入れると、服のシルエットが崩れそうでためらいがある。結局鞄に入れるのであれば、小さめのノートパソコンでいいということになる。
その辺りが、このクラスの端末の難しさだろうか。起動の早さは買うとしても。

私はというと、工人舎+イーモバイルに大変満足していて、「パソコンを持ち歩くストレス」を感じないので、当分は、モバイル端末は買わない予定ではあるけど。

もうひとつ残念なのは、HTC自身の問題ではなくて3Gのパケット料金。普通にインターネットをブラウズしていたら、たちまち一文無しになりそう。

携帯端末を使って、officeのファイルのやりとりなど重い通信をさせる文化は、キャリアのデータ通信に対する冷たい態度を見ていると、あと10年くらいは難しい気がする。3Gとか4Gとか高速無線通信サービスを謳いあげるのはいいけど、そろそろ使い物になるインターネット利用パケット料金を設定してほしい。

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2007.10.26

公然の嘘を公認する日本一の繁華街

このところTVでパチンコの宣伝が多いような気がする。それで思い出したのが、先日オープンした有楽町駅前の複合商業ビルだ。初日に出かけてみて、少し残念というか意外だったことがある。

銀座側から皇居側へ抜ける道を無くして広場にしたことで、あの界隈はいい雰囲気になったと思うのだけど、広場からマリオンへ抜ける広い歩道の両側がパチンコ屋というのが、なんだかそぐわない。

例の三角なんとかという嘘っぽい仕組みを引きずっている産業が、TV広告を打ったりお洒落な繁華街の一番いい場所を占めていたりするのを見ると、何と言うか、インチキが公認される社会なのだなという印象が強まる。

賭博が悪いとは思わないのだけど、法の網を公然とすり抜けています風の状況をなんとかしたらよいのに、と思う。

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2007.10.24

雑記071024

そういえば今年の夏は一回もキャンプに行けなかった。
朝晩はかなり冷え込んできているから、今からではもう無理かな。。。


「第三セクター」問題……大儲けした連中にも負担させるのが先じゃないか

だからこそ、この業界にはとことん反省してもらうわけで。
これはあと100年くらいはだめかもしれん。


うるさいね、確かに。

微笑ましいです。

家の近所でも、一時期、親の方が子供の声より大きいというお宅があって、「おーまたやってる(笑)」とか賑やかでありました。親の方が近所にすまなそうにしているのが、却って気を使わせて申し訳ない気分になったり。

子供が大きな声を出すだけで、何か致命的に悪いことをしているように言われるとしたら、それはおかしな世の中だ。迷惑というものはいつもお互い様ということをわしらは忘れてしまったのだろうか。


郵政民営化後の予想される最悪のシナリオ

借金を返すための資産切り売りという、ごく普通の行動に見えるのだけど。
もちろん切り売りされる側から反発があるのは当然だけど、善い悪いの問題とは違うように思う。

森永説は「ドルが暴落する可能性は、長期でみれば100%」という予測を前提にしているため、悲観的すぎるという見方もありうるが、いずれにせよ「日本国民」の財産がリスクにさらされることは確かである。
自分の資産をリスクに晒しているのは、郵貯や簡保という運用機関ではなく、そこに預けている個々の預金者本人、という視点が抜け落ちているような気がする。

もっとも、制度的に他に選択肢がないとすればそれも問題。
海外に投資することが、国内の銀行に預金するのと同じくらい(の手数料で)手軽にできるようになるといいのだけど。

そんなこと財務省が許すわけがないか(笑)。

そうでもないかな。

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2007.10.22

雑記071022

官僚から「本当の話」を聞き出す方法 ~ミスター年金・長妻昭氏に聞く取材テクニック【前編】

読むと、この長妻という議員さんのひとなりが伝わってくる。


例えばビジネス界の人材レベルと官僚や政治家の人材レベルを比べると、普通は官僚や政治家の方が偉いみたいに思われているけど、全く逆ですよ。自分のNEC時代の経験だけから言っても、ビジネス界の方が人的レベルが圧倒的に高い。
   (・・・)
ルールを作れる人って自分にすごく甘くなりますからね。何か問題が発生したらルールを変えちゃえばいいという考え方で働いているので。
   (・・・)
実際、野党の一議員と与党の議員だったらば、情報量は圧倒的に違いますよ。でも与党議員から役所の不祥事を暴くことなんてないですよ。

それがなぜなのか、聞かせてもらえますか。

(後編に続く)

いいところで、「待て次号」。


大声で挨拶をされる会社を訪問するのはダルい

コメントから。

誠意やもてなしがフレーム化されたら、それはもはや誠意でももてなしでもない
   (・・・)
ワンマン社長がね、取引先の○○では社員が全員立って挨拶してくれたってので自尊心を満たされると自社にも導入するんだよ。常人には信じられないけどそれが「躾の行き届いた会社」だと思うらしい。旅館か何か(しかもフロント)と勘違いしているのだな。
   (・・・)
元気がいいイコール儲かってるってわけじゃないんだけどな
勘違いはいたるところに(笑)。
しかも増殖。



タクシー崩壊

電車に乗りましょう。健康のためにも。


初音ミク界隈に見る既視感のある光景

ネットが可能にした素人集団の暴走は、他にもたくさんの職業に対して、その職業の本質を洗い出す働きをするだろう。
あいかわらずいいこと言うなあ。


イマドキの教育はこれでいいのか?、と思った件

小学生の息子2人が「このシーン、おかしい」と言いだした。
「だって、掃除をサボってるやつがいる。」
・・・・・
大丈夫。大人になるにしたがって羽目をはずせるようになります。たぶん。
それが今の時代で「大人になる」ことの本当のありようかも。


そのSEO料金は、何のために払っているのですか?

そんなことばらしちゃっていいのか(笑)。
それはさておき、人間てとことん「ああ言えばこう言う」存在だなあ。


ネット中立性の危機,米大手ISPがP2Pトラフィックをブロック

大手ブロードバンドISP(インターネット接続業者)でもあるComcast(コムキャスト)が,P2Pトラフィックをこっそりとブロックしている・・・・。
へむへむ。
ほんとですか。


 

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2007.10.21

雑記071021

iPod Touch で最初に買って聞く曲を何にしよう、ということで、

宇多田ヒカル 「Beautiful World」
こんな崖っぷちの歌詞をこんなスタイリッシュな曲に仕立てて、果たしていいものなのか(笑)?
それにしてもいい曲だなあ。


Apple iPod touchとAresTubeで動画三昧

世界の主な動画投稿サイトからのダウンロードと形式変換を、簡単に行えるAresTubeがとても便利だ。
メモメモ。


事件への会員関与に遺憾の意、JSCA

日本建築構造技術者協会(JSCA)は10月18日付の緊急声明で、積水ハウスのマンションの構造計算書偽造事件に関与した設計事務所が賛助会員であることに遺憾の意を表明した。
これって国交省の逆襲なのかなあ(笑)。

近代化するのは良いこと、と書いておこうかな。とりあえず。

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著作権と親告罪の微妙な関係

「初音ミク」事件について

どうやら運営側に「削除依頼」を出した人物がいるらしい。運営側は、それが著作権侵害なのかどうかはにわかに判断できないとしながらも、「侵害の可能性はあり」として、公開を一時停止にしたと。

ところが、なんということか著作権者側の社長さんが「載せてもウチは構いません」と言ったから 騒ぎが大きくなった。

あれまあ。

私は、著作権原理主義者とか匿名告発マニアとかにはまったく賛成できない、ということは表明しておきたい。その上で、上の記事の次の部分には注意が必要かと思う。

特に俺の場合「パロディ」をやりますしね。これ、日本の著作権法では厳密にいえばアウトの可能性があるんです。それなのに、なぜそういうことを何十年も続けてこられたのかといえば、一番の理由は「著作権侵害は親告罪」だからです。要するに、告発マニアがなんと言おうと、パロディもとが「気にしない」なら、それですべてOKなわけです。俺は、この「著作権は親告罪である」ことに、ずいぶん助けられてきた気がします。
パロディは、それを表現の一カテゴリとして認めるべきという主張がこの話しの本丸と思う。厳密に言えばアウトという点をそもそも改め、厳密に言ってもOKとすることが本来は望ましい。現状では、告発にあたってはその費用負担や論争の引き受けというリスクを著作者自身にも負わせることで、OK/NGの境界のバランスを保っているというところか。

そういう知恵が働いている微妙なポイントなので、本丸ではない親告罪化否定に過度にこだわると、あるいはどこか別の点で副作用が出るかもしれない。ひとつだけ具体的に指摘しておくと、著作者がパロディを一切認めない強硬姿勢をとったとき、それでもパロディは必要とする主張ができなくなる。

とはいえ、それなら著作権の有効期限を、発表から数えて10年くらいとでもしておけば済む話しかもしれない。

 

このあたり、いろいろと微妙なバランスがありそう。少なくとも、原理主義的な態度がそぐわない、高度に人間臭い分野であるとは言えると思う。

 

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2007.10.20

「エクスマキナ」

これはおいらの記憶にあるデュナンとちがーう。硬い殻の内側にナイーブなところがあるのが魅了のキャラクタだが、映画の描き方では殻がない。これではあの独特な空気や、ブリアレオスとの強い絆が際立たない。映画宣伝のキャッチコピーに「愛」などと入れているのはもうお笑いというしかない。

という最初の違和感は徐々に薄れて、なんだかもうこの3Dに馴れました。原作者が参加してるのだから、これがデュナン・ナッツですといわれればはいそうですかと言うしかない。好きな人は好きというSFエンタテイメント。以下ネタバレあり。

 

士郎正宗がアップル・シードを描いてから、はや・・22年! びっくり。もっとも、ブレードランナーはそれより更に3年も古いのだから、おいらも歳をとるわけだ。

レプリカントが、感情が不安定という設定だったのに対して、バイオロイドは逆に感情が安定しているところがミソ。人間よりも優れた生物(?)として、荒廃した世界に影響力を及ぼしている。人間は、戦争で世界を壊した負い目もあり、内心の反発を押し隠してそれを受け入れているという設定。だったと思う。

原作は未完のままだから、それでその後どうなるというわけではない。映画のほうで、そこを見せてくれるかと淡い期待を抱いたのだけど、残念ながら普通にエンタテイメントして終わりだった。映画のような大仕掛けになると、漫画家が自分で頑張る範囲を超えて大勢の作り手を巻き込むから致し方ないとはいえ、あまりにテンプレートなお話しで少し残念。

漫画の原作では、テロが世界の主要な軍事的紛争になっていて、国境を越えて他国にまで作戦行動をする治安部隊というものが普通に描かれていたのが当時斬新に思えた。イラク戦争が始まったとき、うへー士朗正宗が描いたそのまんまじゃ、と思ったりもした。けど、その後アップルシードの世界は停滞して、現実が追いついた感じがする。紛争についてはそんなところ。

遺伝子操作と人間の複製については、漫画も映画も超楽天的。本当はそこが怖いところのはずで、「わたしを離さないで」(カズオイシグロ)のような胃にしこりができそうな話しが本筋のはず。とはいえ、そこはまあ、別の作家なり作品が扱う話しなのだろう。


ということで、なぜかデュナンの引き締まったお尻を際立たせるようにできているESWATのインナーとか、相変わらず超かっちょいいメカのデザインとか、STARWARSとMATRIXとラピュタからそれぞれもろに頂いてきて合体させたクライマックスとか(クレーム来ないのだろうか?)、見所は結構あるから、そこに注目すれば十分楽しく過ごせる一本でした。

シリーズ化するのだったら、次作では、誇り高きエコノミックアニマル(笑)の末裔たるポセイドンを舞台に、吉野ハジメのダーーークな面など描き出してほしいです。はい。

 

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雑記071020-2

1ヶ月ほど前のもので、ちと忙しくて寝かせていたのだけど、このワイン、さほど高くないのに予想外に美味かった。
Dogajolo

サンジョベーゼ種の渋みが、日本のお茶みたいで好きなのだけど、これはしばらく飲んでいて渋みがなぜか甘みに変わる瞬間があって驚いた。

そもそもサンジョベーゼが好きになったのは、ずっと以前、疲労困憊して昼飯に入ったある店ではじめて飲んだこの樹種の渋みが甘く感じられたことがきっかけだった。

いつもそうではないので、飲むときの体調が関係しているのかもしれないが、とりあえず忘れないようにラベルの写真だけ載せておくことにする。

それとも、1割入っているカベルネが顔を出したということなのかな。



モバイルコンピュータに生まれ変わる「iPhone」--SDK公開が与える自由度

当然の成り行きで、Jobs氏は米国時間10月17日、サードパーティーによるiPhone用アプリケーション開発に関する計画を発表した。この発表により、安全で信頼できるiPhone用アプリケーションを開発するためのツールやノウハウを詰め込んだソフトウェア開発キット(SDK)が、2008年2月からサードパーティーの開発者に提供されることが明らかになった。
すばらしい。

この記事は、それ以外の点にも触れている。
携帯端末がキャリアの垂直統合に組み込まれていることを批判したうまい比喩があった。

いつか、通信キャリアに束縛されている今の時代を馬鹿馬鹿しく思い返す日がやって来るだろう。もし、契約するケーブル会社やDSLプロバイダーがユーザーの購入するパソコンを指定したり、さらにその後、そのパソコンを米国内や海外のサービスが提供されない地域に移動させたらインターネットにつなげなくなったりする、そんな事態など想像できるだろうか?しかしこれが、既存のシステムの中で画期的な変化をもたらそうと取り組むと、革新には難色を示しがちな既存の無線キャリアの影響力が立ちはだかるという、何度も繰り返されてきた携帯電話業界のジレンマだ。
この種のデバイスを見る視点として、結構重要なことにも触れている。
ガジェット好きや生産性向上で頭が一杯の管理職だけでなく、本当の意味での一般ユーザーが、いつでもどこでも使えるインターネットや、広義のコンピュータの力を利用してできることの可能性に気付きはじめている。
ユビキタスとかいう言葉も使い古されてきたから、何か新しい親しみやすい言葉があるといいのだけど。



津田大介氏らがユーザー団体--ダウンロード違法化や著作権保護延長に反対意見を表明

当面は任意団体として活動するが、来年度にも独立した社団法人や有限責任中間法人に発展させることも検討する。
おお。
 具体的な活動は以下のとおり。

* 違法サイトからのコンテンツダウンロード違法化への反対意見表明
* コピーワンスおよびダビング10技術の採用に対する反対意見表明
* 著作権の保護期間延長に対する反対意見表明
* 上記3点に関するインターネットユーザーの意見表明の支援

とりあえず、いま検討中の法案が成立することは阻止できない可能性が高いから、それを前提に活動を組み立てる必要はあるかも。

新しくつくった法律をたてに、この団体に対して、不法行為の幇助とか見当違いなことを言いだす可能性がないとは言い切れないのが、著作権擁護原理主義な人達の困ったところだし。

 

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雑記071020


Googleなどの検索要求がBaiduへ,ダライ・ラマの件で中国が反発

 中国内でGoogle,Yahoo,Microsoftの米国系検索エンジンに検索要求を出すと,強制的に中国最大の検索エンジンBaiduへ。

 米連邦議会がチベット仏教のダライ・ラマ14世に最高勲章を授与したことに中国が猛反発しており,ついにネットの世界にもその影響が波及したようだ。

米国のネット業界ロビーさん達はどうするんだろう。

ところで、百度の中の人たちはこれを喜んでいるのかどうか。
 1.アクセスが増えて利益。
 2.政府の御用サイトのイメージが張付いて不利益。
を天秤に掛けて腕組みだろうか。

でも、インターネット界隈の技術とその基本思想に触れている人たちは、案外、内心忸怩たるものがあるかも。

そもそも、米国帰りの中国人達はどう感じているのだろう。この種の問題のとき、いつもそれを思う。



セミナー「デジタルコンテンツの利用・流通・著作権の行方」

セミナーの価格設定は難しい。ついICPFのセミナーと比べてしまう。


まずは議論[に]しよう - 書評 - 議論のルールブック

この「有意義」という奴が私には引っかかるのですよ。

我々が人と語るのに、果たして意義を求める割合がどれほどあるのか、ということ。

いや(笑)。この「有意義」はたぶん、ある種の慣用句だから(笑)。


「武士の一分」のクズ映画ぶり

ふーん。原作はそうなのか。

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2007.10.19

雑記071019

このところ Yahoo! Japan の株価が連日5%以上あがっているような気がするのだけど、何なのだろう。


ニコニコ動画で「羽生対中川」戦を見た

ものを見なくても、どういう騒ぎが起きたのかわかる(笑)。そんな風に読んで騒げるなんてことに、全く気づきませんでした。

そして、コメント欄が二重によい。梅田さん、結果的にうまい釣りと切り返し。


★ The Joy of Tech! ★

にやにや。
世界は人質(笑)。


こちら経由


TBSは大変なアッコにおまかせしていきました

にやにや。


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2007.10.17

雑記071017

帰るとエジプト戦後半10分。前田の3点目のスピードはよかった。
加持の4点目は・・よくわからない。
まあ、今日のエジプトは2線級だそうだから、こんなもんか。


『かもめ食堂』を見たら塩鮭が食べたくなった

「・・・は人間の本性に反する。その点が人間の本性にかなっているのである」という話型は汎用性が高い
人間というのは自分の本性に反することを熱心に行うという点において際立って人間的なのである(そういうことをサルはしない)。
自分で言ってみてから、ほんとうにそんな気がしてきた。
この手でしばらく行けそうである。
・・いや、それってただの天邪鬼ですから(笑)。


ロシアが外資自動車工場の許可停止、中国メーカーの申請には全て「ノー」

中国などの発展途上国の自動車は、ロシア本国の自動車に熾烈な競争をもたらしているが、これらの国が最先端の自動車技術をロシアにもたらす保証はない」と説明した。

中国の自動車メーカーはロシア市場を実験場としている。本来、ロシアに輸出される中国の自動車は、中国で2-3年の販売実績がある問題のない車種であるべきだが、奇瑞汽車(チェリー)の新車はまだラインオフされていないうちに、ロシア側と販売交渉を行っている。このような状況は世界でも例がなく、あまり一般的ではない」と述べた。

きついこと言われたな。


今どきの高専生があこがれる「石垣工務店」に秘められたドラマ

いまどきの高専生てば、難しいことやってるのね。必勝アルゴリズムを考えてみたけど、さっぱり思いつけない。

こちら経由


ネットが埋もれた事実掘り起こす可能性示した「亀田戦」

Youtubeで見て誰もが知っているのに、TV局だけが「そうした事実は把握していない」などと言うのには、げんなりする。他のことも推して知るべしなのだろうと勘ぐられてもしかたがない。
因みにこのケースでは、動画が偽造だったらという揚げ足取りは的外れだ。TV局自身が流した放送で聞いた人が大勢いて、単にその録画がネットを介して広まっただけなのだから。

でも、この件で、既存TV局がインターネットを毛嫌いする気持ちが、ちょっと分かる気になった(笑)。間違いでこしらえた傷口に塩を擦り込まれたら、TV局でなくてもその相手を憎むだろう。

・・でもそれってマスコミが日常的にやっていることじゃない?(笑)


検索連動などのPPC広告に危機説が浮上

トラフィックが増してクリック数が増えても,広告主にとって実際の利益に直結しなくなってきている。そこでCPA (Cost Per Action)を重視し始めており,検索エンジンマーケティングにブレーキがかかるかもしれない。
「お客様のサイトへ飛んでから先は、お客様の守備範囲」という理屈はまともだと思っていたのだけど、それも通用しなくなってきているのだろうか。

この感覚で仮に進むとすれば、広告配信→営業代行→ネット支店運営(独立採算)
てなところまで行き着いてしまうのだけど、どこかで歯止めがかかるのかどうか。


アップル、DRMフリーの「iTunes Plus」で値下げ

 256kbpsのDRMフリーの楽曲ファイルは従来、1曲あたり1.29ドルで販売され、アルバム全体を購入した場合は1曲あたりの平均価格が割安になっていた。そしてこのたび、iTunesでは同じ楽曲ファイルを1曲あたり99セントで提供することにしたようだ。これは通常の128kbpsのDRM 付きバージョンと同じ価格である。
日本だと、DRM付き128Kbpsで200円、DRMなし256kbpsで270円。
こちらも下げてくれると嬉しいのだけど・・
今回の変更は、Amazon.comが独自のデジタル音楽ストアをオープンした直後のことである。
なんだ、そうなのか。

 

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iPod Touchの雑記

iPod Touch を少し遅れて店頭で買ったわしとしては、予約で買った人達がそろそろこっそりポケットにしまうのを見計らいつつ、これ見よがしに電車の中とかでビデオを見る。

やっぱり大画面はよいですな。Cali Lewis を今までの2倍の大きさで見られてシアワセいっぱいな今日この頃。40ichとか50ichとかいっているご時勢に、手のひらサイズを大画面と呼ぶわしの感覚についてはとりあえず置く。

ちと不満も。
以前は、音楽もビデオもプレイリストから呼び出せたのだけど、どうも新しい iTS+Touch では、プレイリストは音楽だけみたい。16GBだし、ビデオはそんなに本数は入らないという読みなのだろうけど、ショートムービーをたくさん入れる必要があるわしとしては、プレイリストでグルーピングできないのはつらい。何十もあるビデオを上から下まで探し回らなければならんではないですか。なんとかしてほしい。


それにつけても Cali Lewis だ。なんか、こんなサイトがある。
本当は Luria Petrucci ていうのか。ロシア系の人なのかな。

ええええ。旦那がいるのか。旦那と一緒にGBTVを始めたと。なるほど最初の頃の初々しさはそういうわけだったのね。最近は少し大人の女ふうのメイクが多いけど、大口開けてげへげへ笑うお姿は健在。よいなあ。これからも陽気に下品に大笑いしてほしい。
それにしてもこの写真は・・・別人? 全然違うんですけど。なんか、見栄張ってるのかな(笑)。

その Cali 曰く

The reason for GeekBrief being so short is because, according to Cali, geeks don't have time to hear an in depth report.
だそうな。暗に旦那に嫌味をいってるのだろうか(笑)。

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2007.10.14

雑記071014

海外ニュースを見ていたら、北極海の氷が解けたおかげで、温暖化が・・という話しかと思ったら、なんと、欧州から日本への航路が、北極海経由だと2週間も短縮できるそうな。

いやー、温暖化って悪いことばかりではないのね。



さいたま地検銃押収問題 検事総長が口頭注意 検事と支部長『不適切な捜査手法』

こういったことを平気でやってしまう検事が出現してきた、ということを、裁判所にしても弁護士会にしても、よく覚えておいたほうが良いのではないか、と思います。
わしら一般人も。ですね。
何でもありの警察とは違い、検事だから、まさかそこまではやらないだろう、という、安易な信頼、信用は禁物、ということでしょう。
警察は何でもありだったのか(笑)。



赤福たたきの集団ヒステリーを演出したのは誰だ

だいたいマグロの刺身の製造日は「解凍日」だろう。それとも冷凍食品はすべて問題だというのか。
なるほど理屈だ(笑)。

 

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iPod Touch 買った

昨日、銀座 apple store で30分ほどいじりまわして満足して帰ってきたのだけど、今日も遊びにいって触っているうちに、いつのまにかクレジットカードの領収書にサインしているわしが居た。もののはずみってこわい(笑)。

一部で入手できないような話しが流れているけど、apple store には十分在庫があるみたい。むしろ売るのに苦労しているのじゃないかと勘ぐってみたり。

わし「これ、YouTubeのアイコンがメニューにあるけど、YouTube見られるんですか?」
店員「お客様、インターネット接続はどのように・・?」
わし「どうって・・普通に光回線でつながってますけど・・」
店員「ああ、それでしたら、ルーターに無線LANを設定すれば繋がりますよ」
わし「???・・えーっと、家の中はそうだとして、外ではどうなの?」
店員「ああ、外では数は少ないですけどホットスポットとかありますねえ(横向き棒読み)。」
ヲイヲイ。誰が好き好んで家の「中で」iPodTouchでYoutubeなんか見るのか。普通パソコンで見るだろ。そもそもiPodはパソコンのiTunesが無ければ使い物にならないのだし。

店員もわかっていて誤魔化すのに必死という感じ。これを買う日本人はなかなか少ないのでわないかなあ。因みに、e-mobileにアタッチメント経由でつながったりしないのかと聞くと、速攻で力強く否定コメントが返ってきた。

なのに、どうして買ったのかって?

だからもののはずみってこわいと・・
 

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「大統領暗殺」

亡くなってみるとブッシュ君もいい奴だったよな。というきついジョークかと思ったら、そういう映画ではない。いたって真面目に、米国内でイラク事案に対する空気が今現在どうなっているかを伝えている。外国から見ているとずっと以前からわかっていた当たり前のことが、米国内ではやっと多くの人の意識に上りつつあるという印象か。

それゆえに、米国人ではない私には、終わり間際までは少々退屈だった。少し印象に残ったシーンといえば、イラクからの復員兵が、「自分達はいま、国内でどう見られているのか、国のために戦った英雄なのか、それとも馬鹿な戦争に加担した愚か者なのか、それが気になる」と言っていたところ。このちょっとしたエピソードだけ書いて、この映画は忘れるかなと思っていたのだった。

それが、あんな結末になろうとは。

米国内は、あの戦争に対して相当醒めてきたな、という印象を残す映画でした。
当初、上映が危ぶまれた理由は、現職大統領が暗殺されるという設定にではなく、この結末にあったのではないかとさえ思える。

かなりの問題作。

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2007.10.13

「キングダム/見えざる敵」

予想した通りの落としどころだけれど、ずっしり重い。イスラム圏の人の無垢な人物描写が、こうなると痛々しい。米国人が単に下品すぎるだけかもしれないが。

サウジアラビアって本当にあんなに治安が悪いのか、私にはさっぱりわからない。あるいは、他の国を舞台にすると深刻すぎて上映できなくから、あえて、問題が*比較的*少なそうなサウジを舞台に設定しただけかもしれない。ただ、それならばタイトルをわざわざ「キングダム」にする必要はないわけで、サウジ社会にも相当な問題があるのだろうとわかる。

お話しは、日本の仇討ちものと根が同じだから、数世代の間は解決不可能だろう。さらに、民族自決という古い言葉があるけれど、外からどうにかしようと思ってもうまくいきそうにない。映画の舞台のお隣の国は、この後どうなるのでしょうかね。

ヒトゴトになってしまうのを承知で言えば、当面必要なことは刀狩とメディアによる誘導、経済の向上と中間保守層の増加、そして早期に自決権を取り戻させること、くらいだろうか。それで仮に王国と一緒に石油メジャーが滅んでも、そのショックを受け入れられるだけの別の体制を早く作る方がいいのかも。

でも、本音を言うと、資源(石油)を売ることで潤っているような、単一経済とでも言うべき社会では、中間層は育ちにくいような気もする。

そういう社会がどうしようもなく存在することを認めて、なんとか共存するように考えないといけない、ということなのかも。

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雑記071013


ネット統制のいたちごっこ。中国当局、こんどはRSSフィードをブロック!?

政策あれば対策あり
お互い相手方を「しょうがない奴らだ」と思いつつ共存しているような、奇妙なほのぼの感を最近感じるのは、これもインターネットがもたらした気の持ちようの変化なのだろうか。


揺れすぎる オッパイ の主張(動画)

「Independent Suspention」
爆笑。


コミュニケーションの決め手

 事の本質は、そのメッセージを受容するか拒絶するかの、実はコミュニケーションの問題だと(私は)思っている。“伝統”はあくまで拒絶の大義名分であって、コミュニケーションを拒絶する人間と、私は格闘していたのだ。

(・・・)

まったく通じない、もしくは、コミュニケーションを拒絶したままでも、家族や夫婦は成立する。

(・・・)

 言葉を失った認知症患者とでも、向き合う人間が真剣にコミュニケーションを取ろうと思えばできることもあるのだ。家族に限らず職場でも市場でも、言葉を自由に扱い脳も健康な人間が何人集まって、どれほど向き合う人間の声に耳を塞いできただろう。

この人のコラムには、はっとさせられることが多い。
これもそのひとつ。


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2007.10.12

「パンズ・ラビリンス」(その2)

先に書いたとおり、私にはよくわからないところが、観た当初はあった。それだからなのかどうか、様々な想念が呼び起こされて落ち着かないので、もう一度何か書いておこうと思う。以下もろにネタバレです。

 

第一の試練は、冒険物語によくある、始まりの勇気、雌伏、機知といった要素を絡めたお話しで、英雄伝説のちょっとしたエピソードのようなものか。ここには既に、父親を亡くした少女にとってこの世でただひとつの拠り所である母親の言いつけに背いて、小さな冒険行に赴くという、自立の萌芽がある。

わからなかったのは第二の試練だ。
パンといえば、確かギリシャ神話に登場する豊穣の神だ。ニンフを追い掛け回していたりして、どちらかというと放埓なイメージだったと思う。ディオニッソスに近い。その神が、禁欲という試練を与えるばかりか、その禁を破って犠牲まで出し危うく失敗するところだった少女を叱るのだから、なんだか変なのだ。

しかし、ここでパン神は実は、禁を破った少女の行動こそ正解だと受け止めたのではないかと考えると、いろいろなことが符号してくる。
おどろおどろしい洞窟の奥の三つの扉の中から、妖精が示したものではなく、自分で選んだ扉を開けたことは、他人の言ではなく自分の信じるところに従って進めという意味ではないか。パン神の最初の警告も、それに従順に行動して戻ってくるようでは、この試練には不合格だという含みがあったのではないか。

そして、禁を破って思う通りに行動した結果、自ら招いた危機に対しては、最初にパンの力で開けてもらった入り口ではなく、自力で開いた別の出口を通って脱出することで、この試練は完結したのではないか。
パン神は、内心では「大正解」と思いながらも、表向きは怒り、試練に失敗したのです、と告げて去る。それが、第三の試練に向けた下準備となる。パンの言うとおりにしないと罰があるぞと、わざと脅して、自立心が本物かどうかを試すのだ。

こうして、自立の道を歩き始めた少女に降りかかる最後の試練は、たいへんに過酷なものとなる。パン神の言葉に対して、自分は何を大切にするか、既に定まった意識を持ち始めている少女は、反射的に否と返す。第二の試練の後で、言うとおりにしなければ罰があると警告され、その言葉に打ちのめされていたにも関わらず。
ここにおいて、少女の自立は本物となる。そして急転直下の結末。

これは辛い。

自立を目指すものは、大切なものを奪われた上に、命まで差し出すことになるのである。パン神はどこまでも残酷だ。

しかし。

そのすぐ後に、今度は、奪う者であったファシストの軍人も同様に、大切なものを差し出した上に、命まで奪われることになる。まるで鏡に映したように、まったく同じ結末が立て続けに繰り返し描かれる。

つまり、この結末は、自立する者にだけ降りかかるのではなく、全体主義の中に埋没する者にも等しく訪れる、いわば人間の宿命のようなものだと、この映画は言っているのだ。過酷に見えて実は、自然な結末なのだと。

 

ところで、最初にパンは少女に向かってこうも言っている。「あなたが人間の色に染まっていなかどうかを試すのです。地底の王国に戻るために」
自立というのは、言うほど簡単なものではない。経済的な自立などと取り違えてしまうことがしばしばあるが、それとは異なるものだ。全体主義の悪夢を経験した欧州の人間は、それを知っている。集団主義の悪を清算しきれずにいる日本人にはその自覚があるかどうか。

パンは、人間というものが真の自立からはほど遠い存在だと、最初にさりげなく宣告しているのだ。その上で、自立というものへ向けた試練を課し、すべての試練を通過できた者から、最後に人としての命を取り上げる。なぜならその者は、自立を示したことで、人間とは異なるものになったのだから。

なんという皮肉。
まさしく、半獣半神の仕掛けた「ラビリンス」に違いない。
 

パン神の高笑いが聞こえるようではありませんか。
思い返すと、他の登場人物も、あつらえたようにこの構図に沿って動いている。
この映画は、噛めば噛むほど、間違いなく名作だ。

 

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2007.10.11

雑記071011

ウイルスバスターの契約期間終了迫る!のお知らせが出たので更新しに行く。一応、説明書きをざらっと眺めていたら、このページ

※11台のパソコンにOSが1つの場合です。複数台でのご利用は同一個人もしくは同一世帯のみに限ります。法人で複数台のご利用はできません。法人で使用する場合は、ご利用パソコン台数分のシリアル番号を契約更新してください。Windows98、98SE、Meではご利用いただけません。
・・世の中の変化は早いというけど、十一台のパソコンにOS1つというのが今は普通なのか・・1台に1つのwindowsを買っているわしは時代遅れですかそうですか。
という揚げ足取りはそれとして。

オンライン更新用のページが出たのだけど、アドレス表示欄が付いていない。

クレジットカード番号を送るようなときは、最低でもSSLで保護されているかどうかをHTTPS://hoeghoge を見て確かめるというお約束が昔はあったはずなのだけど、最近は見なくてもよくなったのだろうか。それからhogehogeがおかしなものになっていないかどうかとか。
古い人間なので、とりあえずコンテクストメニューからプロパティを出して確かめる。

もし単なる見栄え優先でこういうことをしているのであれば、セキュリティソフトを売っている会社としてどうなのかと思うことしきり。



まるでスクエニがデザインしたような、YAMAHAの新型バイク、なんと4輪!

おおお。再開早々飛ばしてますな。次期仮面ライダーは、これで決まりですよ。
これは普通免許で乗る→ヘルメットなしでOK、なのかな。トライクと同じ理屈で。

すごいっす。
置き場所に困りますが。



新聞の役割とビジネスモデル

通販会社がEC化を進めてきた足跡に組織管理や財務管理、ビジネスモデル転換のヒントが幾つかあるように思えている。このあたりは未整理なため、各所ヒアリングをお願いしたりしつつ再考を進めている。
通販のMDには商材の方からの売り込みも盛んだと聞いたことがあるけど、新聞の場合は・・・記事の方から売り込みに来るのかなあ。あったとしてもたいてい思惑絡みとか広告だったりして、その団子を迂闊に食うとメディア不信に繋がったり、いろいろ不自由な世の中。

 

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2007.10.09

謙譲は美徳?

子供の頃、地元の菓子屋で菓子折りを買うと、製品の解説とは別に、一枚のしおりが付いてきた。そこには、こう書いてあった。

人は大きく先にして
己は小さく後にして
腹は立てずに横にして
心は丸く
気は長く
行の先頭の一字をそれらしく書いて並べてあったりして、印象に残っている。

三つ子の魂百までと言うが、これは自分の深いところに残っていて、反射的にこの行動様式に従っていることがある。そして気が付くと損をしたり憮然とした思いを噛みしめたりしている。

そういうことを繰り返し経験すると、よく分からなくなってくることがある。
よいこと、とか善い行いとは何だろう。

耳元でささやく声がある。
「いやいやそれでいいのですよ。あなたは善い事をしました。」
その声を疑うことも覚えたが、根が善人なのか、基本は子供の頃と変わらない。

この様式を適用する場面を誤ると生活力の低下を招くので、適当なところで折り合わなければならないのだが、どうもそれが下手だ。

困ったことだ。

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2007.10.07

「パンズ・ラビリンス」

戦争映画では、日常は見過ごしがちな人のいろいろな側面が露わになるけれど、この映画も例外ではない。ただ、それを普通に言葉や行動として描くのでなく、少女の幻想の形で寓話的に描いているところが印象に残る。秋にふさわしい翳のある魅力を湛えた一本。以下少しネタバレ。

 

戦争、といってもピレネー山中(たぶん)で高々50人くらいの小さな部隊が同数程度のレジスタンスと繰り広げている戦闘だ。そこでは生身の暴力が表に出てくる。
思春期前の少女を触媒にした幻想の世界は、一見それと無関係に、寓話にありがちな三つの試練を少女に課するのだが、それは実は、現実世界の不条理に対置する観念を示している。

と思いたいのだけど、ここは難しいところ。

三つの試練を言葉に置き換えることはそう難しくはないけれど、果たしてそれだけかという疑問と不安が残る。様々なイコンが絡んでいそうで、私にはその全部はとてもわからない。分からなくても記憶しておいて、それに呼応する現実に出会ったときに思い出す、という対処が、私には相応というものだろうか。

結末はあまりに印象的で、これを正しく書くことは私にはとてもできない。ここまでもよく出来ている映画だと思うけど、この結末がこの作品の全てだ。
 

私はこういう小暗い雰囲気の作品に惹かれやすいとはいえ、それを割り引いても、名作の部類に入れてもいいのではないか。

記憶に残る映画になりそうです。

 

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雑記071007


昆虫が着られるくらい、小さなセーター

おお。これを枕元に置いて寝ると、夜中に小人さん達がやってきて朝までに仕事を片付けておいてくれ・・・ないかなあ(笑)。

祝再開。


パソコンは基本ソフト込みで販売してはいけない?

ウィンドズの登場はアプリケーションに統一プラットフォームを与える市場形成の点でプラスの要素だったなという思いが強い。
同意。

マイクロソフトにすれば、共通のプラトフォームを提供してパソコンの普及に貢献したのだから、独占から得られるこの程度の利潤は正当な対価、という思いはあるだろう。

欧州にすれば、対価は既に十分だから、そろそろまた競争のフレームワークを変えて、活性化しようということかもしれない。さらに、中身がよくわからないWindowsに末端とはいえ情報インフラを握られているのはまずいという考えもあるだろうか。

時代は回ったということなのだろう。

 

以下は蛇足。
携帯がPCに取って代わるような意見もあるようだけど、仕事でPCを使っている人間から見ると、それは有り得ない。携帯は、人間とのインターフェースが致命的に悪いからだ。
歩きながらでも仕事は全部済むという特殊な人を除けば、携帯に対するPCの有用性、優位性は自明だろう。


マシ・オカとギーク映像コミュニティのルーツ

ふーん。あこがれちゃうよね。西海岸。(笑)
日本だと、「ぶしのいちねんとしかもうしあげられましねだ」っていうのが、似合っちゃうんだよな。(笑)

でもあのシーンは良かった。>キムタク


マイクロ・マス経済の時代 - ウォルマートの落日

そうなんだ。・・西友は一体どうなってしまうのか。
うちの近くにはないから無関係か。

 

そういう時代の流れを読んで、次に狙うターゲットを探すのは重要かも。


「うん」「うん、じゃなくてはいでしょ」「うん」「おまえは『うん子』か」 小学校の校長が学校だよりに不適切な表現。保護者らから批判相次ぐ

お食事中の方には失礼します(笑)。
タイトル見て爆笑。子供との間で件のとおりのとぼけた会話をしたのなら、この校長は五つ星なんだけど。
載せた場所とそれ以外の言動が悪かったみたい。残念。


ちょっとバランスというか

みんな死んでいく。俺様さんたちも死んでいく。そのとき、死なれた俺様さんたちより、たくさんの思考のアーカイブや時代の息吹のようなものを多くの人に、どうですか?と残して、無名のなかに死んでいくのが知識の重要な現れなのではないか。
久しぶりにいい話しを聞いた。
 というか、ブログはいわゆるネットの流行としては終わったとも思うけど、実はとても本質的な提起をしている人類の知の最終形態を暗示しているんじゃないだろうか。
楽しいけど黙って実践が吉。

 

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2007.10.06

雑記071006

なーんだ。accessVBAで簡単にテーブルをいじれるじゃないか。たぶん国内最大の本屋で探したら、あっさりわかった。

というわけで、わざわざaccessからEXCELにエキスポートしてEXCELVBAでプログラムを動かして結果をaccessにインポートして、なんていう情けないことはしなくてすむことになった。
ちゃちゃっとコードを書いて終了。

これで、今後はaccessの環境内だけで相当なことができるようになる。嬉しい。
Webと連携することを考え始めると、しかしどうなんだろう。



え? 世の中は三連休なの?



荒れるケータイコミュニティ--GREEアバターをめぐる騒動

LinkedIn、絶好のチャンス(笑)。

・・客層が違うのかな。



誰でも気軽に乗れる「一人用ミニ戦車」が大人気。公道も走行可能…uk

これの優れた使い道は。。。

風雲タケシ城2008!とか。
2回くらい番組も見たことはあったが・・・。

 

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2007.10.04

雑記071004

ここ数年、停滞している自分。
あまりよろしくない。


オーバースペック気味なボールペン

新手の健康器具かと。


プロ・パテントから転換するアメリカ

ビジネスモデル特許は最初から胡散臭さ200%だった。技術的な特許でさえ有効期間短縮の動きがあるとか聞いていたのに、仕事のやりかたに特許なんてすざけるなと。
やっと是正されそうとのことでまずはよかった。

さて、米国は次は何で儲けようと思っているのだろう(笑)。
武力戦争、とかだけは言わないでほしい。


環境?
あんまり向いてないというか、それでEUに勝てるかなあ。

金融?
確かに、自国の貧乏な人の住宅資金の一部を欧州に肩代わりさせた手腕は健在(笑)。

 

ところで、わしらはどうするんだろ?

 

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2007.10.03

雑記071003

先日、“技量”という言葉を使って、この漢字はどうも違うなと思ったのだけど、IMEで変換してもこれしか出てこない。それで気づいたのだけど、手元に国語辞書が無い。仕方が無いのでgoo辞書で調べてみる。
技量/▼伎▼倆/技▼倆

うーん。違うなあ。子供の頃に読んだ“ぎりょう”の語感にぴったりくる字があったはずなんだけど。

なんだか悲しいなあ。


自由と秩序

秩序がなさすぎれば、非社会的、反社会的な圧力がつよくなりすぎて不自由になるし、秩序がありすぎれば社会の構成力が強くなりすぎて不自由になる。個人にとって最大自由の状況はその間のどこかにあるのだろう。
これ、とっても良いセンス。
グラフがわかりやすいです。


サブプライムのババを抱えているやつが分かって投資家は安心したみたい

どうして上がるのか不思議だったけど、そうだったのか。ババが本当にこれだけなら、確かにひと安心なのだけど。
ローンの変動金利が、低→高に切り替わる物件が増える時期とか、それと米国景気の後退時期が重なるとどうか、とかはこの計算に入っているのだろうか。
11月? よく知らないけど。

金融屋さんは当面都合が悪い情報を隠す習性がありそうだからいやだなあ。
金融屋に限らないか(笑)。


地獄のF1日本グランプリ・富士スピードウェイ開催

ところが、だ。富士スピードウェイでは、上のサイトの一枚目の写真のように、「応援幕、旗は禁止」との通達。

それだけでも許せないが、二枚目の画像にあるように、トヨタは、自社の応援席で、巨大なフラッグを展開しているじゃないか!

運営の不手際は詫びればとりあえず済むけど、これはちと釈明が必要なのじゃないかなあ。

いすれにせよ、トヨタはやっぱり儲け至上主義で客など部品程度にしか見ていないと言われてしまっても、これでは言い返せないような。

 

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2007.10.02

「題名のない子守唄」

乾いていながら人間らしい。そういう風に人を描いた、大人のための映画。こういう作品を「いい映画」と呼びたい。イタリア産のこの映画を観ると、日本は言うに及ばず米国の映画もかなり湿っぽいところがあることに気付かされる。
今年の十本の中に間違いなく入る一本。以下多少ネタバレ。

 

欧州の街へ行った折、長い歴史の重みを感じてひどく疲れを覚えた記憶がある。その重みとたぶん根を同じくする乾いた感性が、あると思う。私はこの作品を観ている間中ずっとそれを感じていた。ジュゼッペ・トルナトーレという監督はシチリアの人だそうだが、そういう土地柄なのだろうか。

この「乾いた」という言葉を、日本に住む私達は往々にして「機械的な」とか「非人間的な」と読み替える。この映画はしかし、極めて人間的な要素を扱いながら、乾いた感覚でそれを描くことができることを教えてくれる。欧州産の映画に見られることが多いようだから、あの土地の人にとっては馴染みのことなのかもしれない。日本からあまり出たことのない私はそこに魅かれる。
 

この映画を既成の分類に嵌めようとすれば、ミステリーとかスリラーとか言うことになるかもしれないが、そんな安易な捉え方をしたくない。確かにミステリの要素はあるが、それはこの監督が描きたいものを表現するために採った手法に過ぎないのだから。とはいえ、その手法がまた優れてスタイリッシュだから、そこだけを取り上げて評価することもできてしまうが、それではこの映画の価値を損なうことになる。
多くの優れた要素が絡み合っていて、分解して分析的に評価することが憚られる。それが完成度の高い作品というものの常だろう。

何を描いているかについては、それを後半遅くまで観る側に悟らせないのが、この監督の技量であり映画の価値でもあると思うので、書かずにおきたい。

ただ、観た人に何かを残してくれる一本である、とだけは書いておきたい。

 

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2007.10.01

雑記071001

梨と葡萄の短い季節が来た。
林檎や蜜柑はいまやスーパーで通年で売っているから、季節を感じさせてくれる果物は梨と葡萄、ということになり果てた(笑)。

今年は梨が妙に高い。昨年の5割り増しくらいの感じ。豊作だと聞いたような気がするのだけど生産調整でもしているのだろうか。葡萄は例年通り高いけどたまには食べとかないと味を忘れるので、今日はロザリオを買って来た。巨峰やピオーネと違って皮が取れにくい。面倒だから皮ごと食べてしまうが問題なし。この甘みや皮も含めた舌触りはほとんどお菓子と言っていい。



私的録音録画小委員会の中間報告「無許諾コンテンツのダウンロードは違法」の方針でほぼ一致

よくわからないけど駐車違反の「過料」くらいにしておけばいいのじゃないか。正直、その程度の問題でしかないと、最近は思うようになった。

って、しばらく前にも同じようなことを書いたかな。

特許と著作権はかなり性格が違うような気がするけど、「知財」とか言って、特許と同じような考え方を著作権にも当てはめようとするのには、無理がある気がする。



Wikiを使って一般市民が法律制作

そういうことを試しにでもやってみようというところが、なかなか凄い。



ラム編集長「iPhoneは買うな」

この件、All Things Dの席上、WSJモスバーグ記者はジョブズ氏にMSに比べアップルが弱いのはパートナーと一緒に仕事を進める部分だと言ってます。そのせいでアップルはOS大戦に敗北したと言う人も。なぜ同じ間違いを二度繰り返すんでしょう?
Jobsだからさ(笑)。
今日SoHoのアップルストアで「アプリ入れたiPhoneにファームウェアをDLしたらブリックになった」とサービスカウンターに苦情言いに来た人がいましたが、本当にどこにでもいるフツーのタイプの人ですけど、「直せません」と聞いて本当にガッカリしてました
直せないというのは、本当だとしたらかなりやり過ぎ。
日本に上陸するときは、こういう馬鹿げた騒ぎはなしにしてほしい。

 

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