布石
「小沢一郎氏の敗北」
政局とかはよく知らないけど、コメントの中に面白いものがあった。
農業土木(基盤整備事業)と補助金をバッサリ切れば、農家戸別補償の金は出ますし、子持ち家庭への所得税控除、保育所や幼稚園や小中学校への補助を削れば、こども手当ての金を都合つけることはできます。つまり、彼がこの前の選挙で出してきたアイデアは、分野内での配分方法の組み換えであって、分野間での配分比率の変更ではない、と。
増税しなくても、「無駄を削る」だけで、できるんですよ。こんな政策に意味があるかどうかは別として。
農業で言えば、農業分野への配分を、業界団体や土建屋や三割自治体などを間に入れずに、直接個々の農家へ渡そうという話しに見える。
それは意味のある組み換えだと、私は思う。組み換えが完了した段階で、次はおもむろに総額の問題を取り上げるというオプションが視野の片隅に入っているのではないか。
そして、世間からは「意味がない」と思われている方が、当面はやりやすいということを、あるいは彼の打算的な面は考えているかもしれない。
原則を押し通すだけでは世の中は変えられない。
私はというと、この方向の施策に必ずしも反対ではない。
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