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2007.07.26

検索サイトの「相対化」

グーグル革命の衝撃


現代はある特定の政府がすべての個人を監視するのではなく、マーケティングの目的と政府のテロや犯罪などに対する警戒とが合わさって、お互いがお互いをネットワークを通じて監視し合い、相手の行動を予測し合うという新しい社会秩序が登場しはじめている

読んでないけれど、人より一歩遅れて想うことを少しだけ。


検索サイトも所詮は数あるメディアのひとつ、と考える時代に移りつつあるのかもしれません。

確かに、世界の検索システムが Google に統一されてしまえば、利便性は高まるかもしれませんが、世界の新聞が1つだけになることがあるはずもなく好ましくもないのと同様に、検索エンジンが統一されるようなイメージは幻想なのでしょう。

中国における Google と、日本なり米国のそれとが異なる結果を返すのは、ある意味で健全なことかもしれません。それによって、どの国や地域で何が優先的に考えられている/無視されようとしている のかが分かるのですから。


経産省が進めている独自検索エンジンも、その点で存在意義はあるのではないかと、考えることもできます。もちろん、あくまでも情報流通におけるそこはかとないプレゼンスを確保するという意味であって、検索やデータベース運用の技術を自前で持つという話しでないのは言うまでもありませんが。

端的に言って、技術は Google なり他のどこかから、買えばいいだけのことではないかと思います。社会保険庁のような「システム」を平気で作って恥じるところのない国内ITゼネコンに開発費をむしりとられるよりは、買ったほうがましかもしれません。

それをどのように運用するかという点にこそ、ユーザ企業乃至ユーザ国家のオリジナリティを見出すべきなのではないかと、そんな風に思います。

[追記]
技術≒情報を取得し蓄積、保管する技術(プレーンな技術)
運用≒蓄積した情報の選別・表示に関するポリシー(思惑)
ということでおながいします。

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