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2007.06.29

「ダイ・ハード4.0」

盛りだくさんのアクションをうまく継ぎはぎして、なんとなくうまく1本の映画に仕立てたような作品。単なるアクション映画と言い切ってしまっていいと思うのだけど、ブルース・ウィリス風味がそれなりに出ていて悪くなかった。以下多少ネタバレあり。

 

この種の話しでは、悪役が執念深くて、一度やっつけたはずなのに復活して主人公大ピンチ、という筋が定番だと思うけど、それが無いのであっさりしている。その分、コンピュータに詳しい人間のたががはずれたときの怖さに焦点が当たって強調されている。

悪役の動機にリアリティがないので納得感はいまひとつない。そんなことして何の得があるのかというと、はっきり言って無い。だんだんお話しがインフレしていくのはシリーズものの宿命ということなのだろうか。

このシリーズの1作目は、その点、悪役に現実味があった。うまくやれば大金持ちだし、あれくらいのスタッフを組織することは可能かもと思わせる丁度良いスケール感があった。2作目以降は見ていないので、よくわからないが、この4作目の筋書きはやはり少々スケールアウトしていると思う。それが、なんとはなしの継ぎはぎ感の原因だろう。

とはいえ、やや薄まっているとはいえ、ジョン・マクレーンの「らしさ」が見られて良かった。コンピュータおたくが最後の決着を銃で付けるのは、まあアメリカらしいといったところか。それを英雄と呼んでしまうあたりも。

 

「誰もやらないから仕方がない俺がやる」みたいな、マクレーン刑事の台詞は、後から考えると、案外この映画のハイライトだったのかも。

 

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