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2007.05.31

オークションサイトの著作権法違反 by 国税庁

日経本紙を読んでいて噴いた。

国税庁の税金滞納者からの差押え品を競売に掛けているサイトで、絵画や宝飾品の写真を著作権者の許諾なしに掲載し、文化庁に著作権法違反を指摘された、とのこと。以下、記事からの抜粋。

国税庁の見解は「写真掲載が権利者に具体的不利益をもたらすとは考えにくい。許諾をとる必要はないと考えている」

文化庁の見解「教育や行政の内部資料としての利用は例外的に許諾が不要だがオークションは例外ではない」(民間のオークション会社が作成する有料のカタログなどは法解釈上展示会のパンフとは別物とみなされており)「許諾が必要な可能性が高い」

故人である著作者の息子さんの見解「知らせてもらえれば無料で掲載を許した。なぜ公的機関が権利を無視するのか」

一言断れば良かったということらしいのだけど、はて。

著作権において、権利者というものはどのくらい偉いのが妥当か、ということが判断の最重点ポイントになると、最近は思う。自分の権利を守るのに、人の方から言ってきてくれなきゃ嫌だなどと、そんな横着でいいのか>権利者(笑)。また、そんな横柄を許しておいていいのか>わしら。

やっぱり、法律を手直しして、請求権だけにするのが理に適ってると思うけどなあ。
それとセットでなら、著作権法違反の非親告罪化もありかもしれない。権利ビジネスは著作者本人より代理人がやる方がいい場合もあるだろうし。

要するにわしらは、偉大な著作者様を尊敬したいし、妥当な対価も払いたいのだ。
一方、その対価は、著作者に対する敬意から生まれるものなので、対価を支払うにあたって、敬意を萎えさせるような形は避けたい。そこをうまく処理できる仕組みと、関係者の意識・態度物腰が重要なのだと思う。

そういうところは、法律ばかり追いかけていると、わからなくなってしまうんだよなあ。

 

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