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2007.04.07

「ブラッド・ダイアモンド」

This is Afica.
この映画を観て、何を書けと?
ただ、見るべしと言うだけだ。

 

デビアスという企業が作り上げた独占体制による価格とイメージの維持戦略が、ずいぶん以前に問題になったことがあったような気がする。

「ダイアモンド 流通」で検索してみた。が、日本語だと古い日付のものが多い。
ダイヤモンドが煽るアフリカの殺戮
ダイヤモンド産業とデビアス社

最近の記事が見当たらないということは、血塗られたダイアモンドの問題は解消したのだろうか。それとも巧妙に情報操作されて隠蔽されているだけなのだろうか。

少なくとも日本の広告屋さんとマスコミ屋さんをこの問題について信頼することは、構造的に難しい。広告で食べている人達にとって、イメージ戦略と価格統制によって利益を上げるダイアモンド産業は上客のはずだから。

 

こんな記事があった。
映画「ブラッド・ダイヤモンド」の余波を危ぐするダイヤ業界

仮に、現在のダイアモンド産業に後ろ暗いところがないとしても、おおっぴらに事を構えればそれだけ映画が大きな話題になり、ダメージも大きくなる。かといって、裏から圧力をかけようにも、既に封切られてしまって、しかも映画の出来としても高い評価を得ているのでは、手遅れだろう。興行主はうまいところを突いたのかもしれない。

でもその意図は何だろう。

この映画はあるいは、資源ナショナリズムと関わりがあるのかもしれない。私はダイヤには関心がないが、石油には無縁というわけにはいかない。映画の中では、象牙、ダイア、石油、という具合に、これらを資源の大陸アフリカの共通の問題として訴えている。その暗い翳の部分をダイアモンドで起きたことを例にとって見せている、という受け止め方もできる。

人によって見方がいろいろあるだろうけど、10年前の状況をいま映画で見せる意図を考えると、映画としての出来の良さを味わいながら、並行して様々な思惑が想像できるかもしれない。そうした面白さもこの映画にはある。

 

陰謀めいた話しはさておき、ダイアモンドのダの字も産出しない国の住人であるわしらは、たいした価値もない石ころ欲しさに、一生懸命働いて得た富を吸い上げられるのは、なるべく避けたいところ。給料3ヶ月分ものお金を上手に使えば、どんなに豊かな体験ができるだろうと思ってみれば、ダイアモンドというものに金を払うことの馬鹿々々しさに気付く。
とはいえ、うっとりとダイアを眺めるひとときこそが、得難い豊かな体験だと感じる向きもあるかもしれないから、この件にはあまり深入りはしない(笑)。

でも、そのうっとりに浸る前に、この映画を一応観ておいても、ばちはあたらないのではないでしょうか。

見ましょう。

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