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2007.03.31

NGNのプライバシー保護は妥当な線

年度末も終わって時間ができたところで、NGNの初心者向け入門書を何冊か読んでみた。
そこが知りたい最新技術 NGN入門
は、私のような初心者にも分かりやすく書かれていると思う。

この本によると、NGNはNAT/NATPを使って事業者内の網を独立して制御するので、結果、ユーザ間で相手のIPアドレスがわからず、プライバシー保護の強化になるそうな。本の中ではこういう書き方をしている。

NGNはメディア・ストリーム転送というベアラ・サービスを提供するネットワークであり、インターネットのようなエンド・ツー・エンドの透過的なIP到達性は保証していません。
ではユーザは相手をどうやって識別するのかというと、電話番号やURIを使う。

つまり、ユーザが通信会社と契約した時に交わした識別子(パブリック・ユーザ識別子と呼ぶみたい)を使うということ。ユーザ間の仲立ちとなる通信事業者は、ユーザを電話番号で呼ぶのみで、それに紐づいた個人情報を、本人の了承なしに他へ漏らすことは原則としてないはず。

NGNは電話システムを継承するものだから、当然といえば当然なのだけど、これはなかなかいいポリシーなのではないかと思う。

あとは、通信事業者内部での通信記録の扱いが残るけど、歴史のある通信事業者であれば、そこに大きな齟齬はないと期待するのが妥当だろう。重大な犯罪行為や国家転覆などを当面意図していない私にとっては問題ない。

仮にそこに何か問題があるとすれば、それはNGNに限らず、通信事業そのもののありかたという、より大きな枠で捉えなおす必要があるけれど、その懸念は少ないだろう。私はそれなりにNTTを信用しているので。

 

というわけで、NGNについて、ちょっとだけ理解が進んだ。
 

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