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2007.02.02

メディアは一線を越えずにうまく使いたい

blogを読む暇もないほど今週は忙しい。あと2週間ほどこの状態が続く。
そういうときに限って、面白いことが世の中では起きている。

本来、他所のblogをまるまる追い掛けるのはおかしいのだけど、あまりに面白いのでトレース。


テレビに「期待」してはいけない

コメント欄が玉石混淆であつくなってる。今回は丁寧に対応(笑)してるみたい。
 

このあたりは拾い読み。

ニュース価値は限界的な稀少性(珍しさ)で決まるので、絶対的な重要性を必ずしも反映しません。それはメディアが娯楽産業である以上、大なり小なり避けられないことです。このバイアスをわきまえてテレビを見ることがリテラシーです。

しかし、それがバイアスであることは間違いないから、「本当に飲酒運転は増えているのか?」などとバイアスを中立化する必要があります。ブログなどの新しいメディアに求められているのは、そういう役割でしょう。

もうひとつ、もういいかげんうんざりというコメント
このコメント欄を見ていると、ライブドアや飲酒運転の話のときとそっくりの展開をしてますね。私がメディアのバッシングに懐疑的な意見を書くと、「お前は甘い」「公共の電波なんだから間違いはゼロにしろ」「行政が出てきて取り締まれ」という話になる。こういう「岡っ引きバイアス」もかなり深刻な問題です。
本人もだんだん熱くなってきて、核心部分に。
「権力から自立」していないNHKには編集権の独立性は認められないが、自立している朝日新聞は大丈夫だ、とでも思ってるんですかね。このように「他人の言論は統制されて当然だ」といっているうちに自分の自由も侵されてゆく、というのが戦前の経験だったのに・・・

 

上を受けてまとめの記事
メディアの合理的バイアス

まとめたはずが、コメンテーターの人達はさらに燃え上がっております(笑)。変な脇道に飛び火したり。

この手の捏造って、そもそも放送してないのに事前にGRPの予測を立てて、広告枠を売り買いするテレビ広告ビジネスの枠組みが根本の原因にあるような気がします。
(中略)
仮にGRPを広告効果の指標にするならば、広告料金を成果報酬型にするのが筋だと思うのですが。そもそも視聴率を調査するのが電通子会社っていうのもありえないし。

みんな電通が怖いから、どのメディアもその手の話には触れないのでしょうか。


さて、この2つの記事の立場に対する、多くの人の素朴な疑問は、つまるところ、これだ。

ものを誇張して売ることはいろいろ規制がかけられているのに、これだけ影響力のあるメディアが「見る側のリテラシーの問題」と片付けられるのはおかしい気がする。
然るべき罰を与えよ、と。

そして反対意見は、再掲になるが、こう

「他人の言論は統制されて当然だ」といっているうちに自分の自由も侵されてゆく、というのが戦前の経験だったのに・・・
メディアに罰を与えようとすると、それに乗じて権力がメディアを規制しようとするおそれがある。結果として、小悪を叩くために巨悪を招いてしまうことになるので、それはしない方がよい。見る側がリテラシーを高めることで対処しましょう、と。

 

私の考えはもちろん後者なのだけど、注目したいのはこの短いコメント。

今までメディアが世論をリードしてきたことが崩れ始め、メディアをオピニオンリーダーと認めない市民が増えてきたのではないでしょうか。

この事からこの先ますます雑誌が売れなくなり、テレビは貧困者層の娯楽の王様と言われるようになると感じます。

リテラシーが高くならない大勢の人たちがいて、ことはそう簡単ではない。このコメントはここで終わってしまってその先を書いていないのだけど、とりあえず勝手に補完してみる。
「貧困者層の娯楽の王様」が、特定の意図に基づいて、数の多いその層を一定の方向に誘導することは、例えば過去の高度成長のような成果を生むこともあるけど、同時に戦争のような大変危うい方向に向かう可能性もある。
この「メディア」という道具を、これからどう使いこなしたものだろうか。

 

このテーマはとりあえずこれでおしまいだけど、話しが拡散しすぎるのを承知で少しだけ展開を書いておくと、目下の最大の問題、少子高齢化に対処するには、メディアの力を活用することが必要になると思う。伝津鵜はLOHASなんてスノッブでつまらないものを仕込む暇があったら、ここらで世間のために一肌脱いでみれ。

って偉そうなことを書きながら、具体的にどうすればいいのか自分でもよくわかっていないわし(笑)。

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