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2007.01.21

「それでもボクはやってない」

傑作。日本の男性諸氏は勉強のためにも自己防衛のためにも必見。

扱うテーマがテーマだけに退屈と思われそうだが、どうして、ヒットメーカーの監督の手腕が存分に発揮されて、息をつかせず魅せる。私が観た劇場は満員だったが、みんなシーンとなって観ていた。

おまけに、この業界(笑)の主な課題がうまく要約されていて、お勉強にもなる。課題をわかりやすく見せることで、まるで裁判員制度の必要性をさりげなく宣伝しているかのよう。法務省は遅ればせながらでも協賛金くらい出してもいいのではないか(笑)。

さらに、安っぽい演出を最小限に抑えていて、役者さんも普通の人を心がけて演じているので、たいへんリアル。それでいて、ドキュメンタリーのように深刻ぶらずに、透明な目で場面場面を見ているから、観客は状況にすんなり入ることができる。


アクションやドラマなどに馴れた私のような映画初心者に、別のタイプの映画のあり方を示してくれる、貴重な一本。内容は、ネタバレがあまりにもったいないので、書かないけれど、この映画を観ない手はありません。
 

ところで、だいぶ以前にこの種の冤罪事件が時事問題になったとき、pyaに載ったお役立ち情報を思い出して探してみた。

痴漢回避シュミュレーション

映画で楽しんだ後は、こちらもお試しあれ。

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Tracked on 2007.01.21 at 09:29 PM

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