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2007.01.08

雑記070108

さて、正月休みも終わり。
締めくくりに鎌倉にお参りに。

背中からお日様を浴びながら歩く若宮大路は、ジャケットの中が汗ばむような陽気。快適なお参りになった。七草を過ぎてから来たことはなかったけど、今日になってもまだ、多少入場規制をやっていた。成人式帰りというのもあるのだろうか。

沿道の出店の中に、「一筆書き」という風変わりな店があったので覗いてみる。白髪のおやじが縁起物の日本画を売っている。製作中を写した写真をみると、自分で描いているらしい。新築祝いのプレゼントなど買い求める客に川を昇る鯉の絵など勧めていた。特に一筆で描いたものではない。
ほかに大量販売用の白蛇を描いたカードがあって、こちらはなるほど一筆書き。蛇なんだから。まあ当然(笑)。とはいえ、胴の立体感がよく出ていて、店に並べるだけのことはある。としておこう。
 

八幡宮の次は大仏へ。ここの大仏は青空の下に鎮座しているので、いろいろな眺め方がある。
まず正面遠くから見ると、煩悩が素に顔に出ているかというような親しみのある顔。次に近づいて左へ回ると、あら不思議、柔和に微笑みかける顔。そして後ろを回って右側へ出ると、もうこちらには目もくれず自らの想念に没入した内省的な静かな顔。

不思議。

能面は上向き下向きのわずかな違いで異なる表情になるというけれど、この大仏にもそうした技法が使われているのだろうか。
 

大仏を見て満足すると、あとは由比ガ浜へ出て鎌倉駅まで歩いて戻る。トンビの群れに混じって凧があがっている。今日は凧揚げには悪くない風だ。

 

今朝の新聞に出ていた京都の景観問題を思い出す。なまじ大きかったり経済力があったりすると、規制というのも難しい。京都にはそういう悩みがあるのだろう。
幸か不幸か鎌倉は、規制が悪影響を及ぼすほどの経済力はないから、古都の風情を規制で保つのは易しい。天は二物を与えずというが、都市についてもそれは言える。

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