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2006.12.01

テレビ番組もアグリゲーションの対象に

YouTube,米国で来月からケータイで視聴可能に

 Verizon Wirelessの第3世代(3G)サービス“VCast”(月間15ドル)の利用者が,ケータイでYouTubeのビデオを視聴できる。VCastでは,既にMTV,ESPN,ABCのビデオクリップを提供している。

 NYTimes.comによると,YouTubeビデオの配信はしばらくの間,Verizonのケータイに限定するが,いずれ,すべての携帯電話キャリアに開放するという。

通常のTV番組もyoutube上でアグリゲートされる対象になっていく。言い換えれば、これまでのような視聴率調査によってでなく、もろにアクセス数で評価されランキングされていくということに。

youtubeの本当の怖さはその辺りにあるのかも。
例えばこんな記事。

CBS、YouTubeに大興奮

いずれにしても、最近のこれらプレスリリースや訴訟は、現在水面下で進行中の巨大な闘争におけるチェスの駒であるのは確かだ。コンテンツの所有者は非オンラインのテレビが死に絶える前に、何をどうすればいいのか頭をひねっている。これに対してYouTubeは「分割して統治せよ」の戦略を実行している。

漏れ聞いたところでは、まだオンライン配信に踏み切らずにいるコンテンツ所有者グループは、共同でYouTubeクローンを設立、自分たちのコンテンツをラインセンスしようと試みているらしい (そうすれば広告収入を100% 確保できる)。その後、YouTubeを相手に巨額の[損害賠償]訴訟を起こすという手はずなのだろう。しかし内輪もめと全般的なマヒ状態のせいで議論は中断されたままのようだ。

分割統治なんていう古くて新しい言葉が出てくるところに笑った。


アクセス数という指標だけを絶対的な価値と考えてしまうことに、私は抵抗を感じてはいる。発行部数が少ない良書というものはあまたあるわけだし。
しかし一方で、今のテレビというビジネスモデルが全面的に依存している視聴率というものにも、私は胡散臭さを感じている。

アクセス数を通じてSilent Majorityの動向をより正しく把握することで、視聴率というもののいかがわしさを乗り越えていくことはできるだろう。
その上で、有名なもの以外にも価値を見出せるような方法が、生き残っていかなければ、とも思う。

Googleはその方法を示してはくれない。

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