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2006.11.17

書き手の自由 読み手の自由

ブロガーの影響力は金で買えるのか

ブログで広告主に有利な記事を書くことに対してお金を支払うPayPerPostは、ブロガーに対して特に情報公開や広告・PRであることの明示を求めていないが、それに対してBuzzMachineのJeff JarvisやJason Calacanisなどトップブロガーが批判し、それに対してPayPerPostに参加しているブロガーによるビデオの批判などが出ている。ブログに対する信頼性に関わるとUnderscore MarketingのTom Hespos氏はまとめている。
金銭のやりとりの有無に関わらず、ブログの記事というものは、その人の個人的な考えを綴ったものであるのが基本だから、何かについて有利な記事になったからといって咎めだてするものでもない。

さらに言えば、マスコミというものも、特定の主義主張に基づいた情報を流すものだとういうことが近年露わになってきているわけだから、情報の偏向は、個人ブロガー、法人マスコミを問わず当然のことだと考えるのがよい。

読み手はただ、その記事を他の情報と突き合わせて吟味しながら自分の考えを形成するという基本動作を忠実に行うことによってのみ、こうした事態に対応することができる。
信頼性というものは効率を良くするために重要な要素だが、記事の主張そのものに一定の合理性があるなら、背後の意図は、実は二義的な問題にとどまる。

それを当然の前提として受け入れることが、情報社会において是々非々を貫こうとする読み手の出発点になるだろう。

そういうわけで、提灯記事を書いたからといって、また、そのために書き手の意見が右に左に頻繁に変わるからといって、それだけで書き手を批判するにはあたらない。どんな記事を書くかは書き手の自由なのだから。

もちろん、そういう書き手の姿勢をどのように受け止めるかは、読み手の自由でもある(笑)。

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