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2006.10.21

「サンキュー・スモーキング」

原題はもちろん"Thank you for smoking." タバコのみは必ず見るべし(笑)。

怒涛の会話が冴える。軽快なテンポでどんどん進む。半分も聞き取れていないのが心残りなくらい。スクリプト付きDVDで勉強するのにいいかも。

笑いを基調とした中に、離婚しても変わらない親子愛や、神聖にして侵すべからざる個人の自由や、その他もろもろアメリカというものが詰まったお菓子の箱みたいな映画。

ディベートというものは、思うに8割のごまかしと2割の真実とで出来ているのではないか。完全なごまかしでは人を煙に巻くことはできないが、こちらに有利な2割の真実に大衆の目を釘付けにすることに成功すれば、後の8割の不都合は表に出ない。

この映画の主役ニックキ・ネイラー・・もとい、ニック・ネイラーは、その道の天才。ありとあらゆる対立意見をTalkで丸め込んでいく。エディ・マーフィが時々演じるような単に煩いだけのしゃべりではなく、洞察を背景にしたディベートが楽しめる。アーロン・エッカートという俳優さんには、はまり役かも。

ていうことで、愛すべき口先三寸男の活躍を存分に楽しめる、あっというまの110分。
愛煙家にも嫌煙家にもお勧めの、互いの敵をたたきつぶすために見ておいて損はない(笑)1本。

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