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2006.08.05

ネットの作用:亀田某の件

ボクシングには興味はないのだけど、これだけ大きく話題になっていると、いやでも読まされることになる。放送業者と広告代理店の周辺に働く力についてのあれこれだけど、私は問題に真っ直ぐ踏み込むつもりは無い。そもそも事情通でもないわしら一般人が不用意に触れると危なそうだし(笑)。

ただ一点だけ、関心を持って注視したいことはある。
それは、ブログなりSNSなりが、この問題にどう作用するか、という点だ。

 

数年前にも鬼塚というボクサーをダシにして似たようなことがあったらしい。その頃は、ネット上で集合知を発現させる仕組みはまだ無いに等しい存在だった。

だからというわけでもないだろうが、鬼塚については特に大きく問題化することもなかった。いつもどおりに、メディアが一定期間煽って利益を上げたところで、申し合わせでもあったかのように沈静化したのだろう。

今度はどうだろうか。

 

集合知という概念は、ひとしきり熱く語られた後、どこかに影を潜めたように見える。表立って語られなくなったということは、一時のブームが去って消えたのか、それとも、わざわざ言葉にする必要もないほどネットの血肉となってあちらこちらに定着したのか。

既存メディアによる民衆感情の制御に対して、何らかの存在感を見せることができるのかどうか。
ネット宣伝部隊などと呼ばれるものから流される情報に対して、どんな対処の仕方を見せるのか。
何の建設的な提案もできずに、やはり一定期間が過ぎれば沈静化するものなのか。

それを注意して見ておきたい。


正面から見ればどうでもいい亀田某の一件は、その点でなかなか興味深い題材になりそうに思う。

 

え? 別に煽ってるわけじゃないですよ。(笑)

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