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2006.05.31

愛国心は実利から

NHK衛星2「炎のランナー」……二度目に見たら印象が違った!

国民経済が豊かになっても、一部の既得権層を除けば、国民全体が豊かになると言うことではないのである。それをうまくカモフラージュするのが「愛国教育」。
「国民経済が豊か」という表現は何かの指標に基づいたものだ。GDPとか、最近復権しているらしいGNPとか。

それって、わしら庶民にどの程度関わりがあるのかと思う。確かに、全体が豊かになることで多少のおこぼれはあるのだろうけど、実はあんまり変わらないかもしれない。

衣食住のみてくれが多少良くなっても、それ以上に長時間労働がはびこったりして。

海外投資のリターンが大きくなってきたといっても、そのかなりの部分は、低い金利や高い手数料でどこかに(笑)消えてしまうし。


前世紀なら、国力が弱まると物理的に侵略戦争を仕掛けられて悲惨、というおそれがあったから、国を富ますことには目に見える意味があった。集団安全保障という仕組みがある今は、どうだろうか。

経済的な侵略というものはイメージできる。海外資本が国内の企業の支配権を握って、富を国外に移転させてしまうとか。そうやって出て行った富は、還流してくるのに長い時間がかかりそうだから、わしらにも多少関係はあるかもしれない。


国という単位での富の動きは、なるほど、多少はわしらの関心事でもあるらしい。でもそれは、近頃言われているような盲目的情緒的な愛国心とかではなくて、あくまでも、損得の比較の上でという程度のものだ。

愛国心が無くていいとは言わないが、その由来は醒めた目で見ておくのがいいのじゃないか。

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