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2006.05.21

支えるのは施しではなく仕組み

朝日社説 産科の減少 産める場所はどこに

 いろいろ問題はあるが、日本社会の底板は善良なる医師の献身で支えられている。それを社会が守ろうとしていない。この問題でいえば、訴訟はあってしかるべきだが、その訴訟から守るべき医師を守る仕組みがないといけない。

 人の社会の大きな心のなかには教師と医師と真理に命を懸ける人を生み出す力がある。人間力とか言いたくないが、そういう大きな心の力を支える社会が壊れているのが現状なら、そこを補強していかないといけない。

日本社会は、和を尊ぶとかいいながら(もう言う事さえやめたか)、それを個々の努力や周囲の倫理だけに帰そうとして、仕組みとして作ろうとしてこなかった。ように思う。

その代わりに、どこか既得権で潤っているところから、ひも付きの資金の拠出があって、あとは個人の力でなんとかしろ、でも選挙やらなにやらのときはいうとおりにしろ、というような図式が、根強くあったのじゃないか。基本にある心性は「施しと服従」。

それはあんまり公正な感じがしない。

そういう心性を引きずった文章が、メジャーな新聞社の記事などにも多いから、わしらは気をつけてないと、すぐそっちの方向に染まりがちだ。blogが既存メディアに対抗できるのは、そういう点で新しい見方を提供できる書き手が居るからだと思う。

ジャーナリズムうんぬんという議論はよくわからないが、そうした心性の違いは歴然とわかる。

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