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2006.05.04

GW記060504

今日は式根島へ移動の日。例によって5時起床。テントを畳んで自転車を返し、連絡船の波止場へ。切符売り場のおやじと少し話す。

港には、個人所有のヨットやクルーザーが並んでいる。おやじの話では、クルーザーなら横浜から4時間くらいで来てしまうそうだ。海が穏かになった昨日、大挙して到着したらしい。波止場の利用料を無料としたので、収容し切れないほどたくさんの船が来るそうだ。おやじ的にはクルーザに憧れているみたい。私は帆の力で走るヨットの方が好きだな。
四方山話しをしている間に一仕事終えた漁船が到着する。漁師の朝は年寄りの朝より早いのだ。

小型のクレーンで、プラスチックのケースに満載の獲物を陸揚げする。さっそく選り分け。ヨットマン達に混じって私も見物の輪に。

ほとんどはごまさば。スーパーでよく見かけるやつだ。小さいのは拾い上げて別の桶に。時々紛れ込んでいるかつおなどは、これも別の桶に。その他、多いのは小型の鮫。これは捨てるのだろうか。カワハギはいらないらしく、見物人が貰っていた。標準サイズのごまさばは、この後いくつものケースに分けて運ばれていく。これで水揚げ作業は一応お仕舞い。
人が居なくなった漁船を見てみると、カラスがたくさんとまっている。デッキに落ちた魚をついばんだ後、休憩しているようだ。面白いのは、魚の内臓だけが食われていること。肉のところは食べないのか。デッキには例の鮫も何匹か放り出されていたが、こちらはカラスも食べないようだ。
それにしてもこういうシーンに付き物のはずのカモメは、漁船に近寄りもしない。カラスに締め出されているのだろうか。

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連絡船が来た。ここから式根島までは10分ほど。到着して自転車を借り、キャンプ場へ直行。砂浜にテントを設営する。ここのサイトは山側の樹間と海側の砂浜に大きく分かれる。砂浜は陽が当たって暑い上に風が強い。のだが今回はあえてそちらを選んでみる。

式根島のキャンプ場の雰囲気は独特だ。妙な連帯感のようなものがそこはかとなくある。キャンプ場のおやじのせいかもしれない。この親父は、キャンプの申込をするとき必ず世間話をあれこれし掛けてくる。どうも相手を推し量っている節があるように思う。まあ、管理者としてはトラブル防止の一環なのかもしれない。新島から来たと言うと、対抗心露に、こちらは今日は130張り入っていると力説。
キャンパーにも個性的なのがいる。たいていは世話役のような中高年だ。そういう人物が湧いて出るのが、ここの面白く不思議なところ。

設営が終わったら、まずは神引展望台へ。途中の道は、以前は工事中だったが立派に完成していた。観光地としてのインフラが徐々につくられている感じ。真新しい道路や遊歩道は、昔ながらの古い町内と好対照だ。

展望台は、岩石だけで植物のない岩山の頂上にある。大浦、中の浦、神引湾の3つがここからは並んで見渡せる。どの入江も白い浜とエメラルドグリーンの水が美しい。新島にくらべても、この島の砂はずっと白い。展望台周辺の砂にしてもそうだ。手に掬うと8割方は透明な石英。白くみえるわけだ。

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展望台を降りて島の東岸、温泉のある方へ移動。足付、松が下雅湯温泉に入る。ここと地鉈温泉の3つは、熱した岩の間に満ち潮が入り込んで湧く温泉。なので残念ながら湯には藻のかけらが浮いていたり、湯が赤く濁っていたりする。温まったあとは水のシャワーで体を洗う。

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温泉のあとは、今回の目的のひとつ、開発センターを見学にいく。パソコンを3台置いてインターネット利用を無料開放しているそうな。行ってみるとこれが、おそらく島一番の立派な建物。気迫といったものを感じます。パソコンはiMac1台とWin2台。WinはPenⅢだが、ネットを普通に見る分にはとりあえずOK。回線速度は、上りで約1MBPS程度出るようだ。

13日には、何か「ITで町おこし」というイベントがあるそうだ。マイクロソフト協力とのこと。何をするんだろう。まあがんばってください。

夕方、開発センターを出て「ぐんじ山展望台」へ行ってみる。新島の名物白ママ断層が、ここからはよく見える。本当に真っ白な1枚の断崖だ。新島自身からは、この名所は見ることができない。
この展望台の正面には、三宅島も見える。噴煙を上げているのがよくわかる。隣に居た地元のおじいに、あれは毎日噴煙を上げてるのか聞いてみた。「毎日あがっとる」とのお答え。

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前回来たときは、スーパーの食材しか食べなかったので、今回は島で唯一の居酒屋というところで夕飯を食ってみる。味も値段も悪くない。たたき揚げという薩摩揚げのようなものがうまい。ほかに明日葉の天ぷらもアクがなくあっさりしてよかった。カウンターの隣に座り合わせた輪行一人旅の女子大生といろいろ話す。来年就職活動予定とのことで、仕事にはいろいろ希望を持っているようだ。。結構強気の条件を話しているところをみると景気は良いみたい。がんばれ。

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式根島は妙に美しい西洋人女性が多い。前回は何かの撮影隊が来ていたようで、まだ冷たい水と戯れる水着美女達が目の保養だった。今回はそういうことはなかったのだが、なぜか「あなたモデルさんでしょ」としか思えない美女が、村の道をてくてく歩いていたりする。不思議な島だ。

ということで、式根島に寄った目的はすべて果たした。あとは寝るだけ。
明日は帰る日だ。

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明けて5日。ジェットフォイルは最近大きな事故の報道があったりして、切符売り場の張り紙にも、航行中はシートベルト着用のこととなっている。今回は安全な大型船で帰ることにする。例によって、帰りの客で超満員。席はとれずに、ホールの床に置いた床几に座ってこの記事を書いている。

以上で今年のGWはおしまい。

減量? なにそれ。

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