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2006.03.21

テレビは誰のもの

NHKスペシャル 「テレビは誰のものか」
前半はTVとインターネットについて。後半は公共放送のあり方について。
タイトルは中身にあんまり合ってないが。

見た印象では、NHKによるNHKのための討論番組。狙いはNHKが言うところの公共放送の意義を宣伝すること。のはず(笑)。

とはいっても、結構本音で議論していたような。だから本音を言いたくない民間放送の人たちは出演しなかったのかもしれないが(笑)。その中で出演したTV東京の社長さん勇気あるな。NHKシンパなんだろうか。

他局の社長さんを討論に参加させるなんてことはたぶんNHKにしかできない芸当で、そうした許容度の高さはひとつの価値だとは思うけど。
そうしたことを言わずに、NHKから出席の2人は紋切り型の話しが多かったのが少し残念。
政治家に番組内容を事前説明していた件は、いまさら。忘れたわけではないけど。


議論の中で耳に残った点をいくつか上げてみる。

・公共放送概念に対立があるように思った。
 A 一律の意見ではなく、いろいろな意見があることを伝えること。
 B 不偏不党の意見を(ひとつに練り上げて)伝えること。
  (表向きは、対立する意見があるときはそれを伝えるとしているが。)

・2次利用に必要なバンド幅を考えると、電波を使うことはありえない。
 インターネットしかない。
 (→これは結構重要な立脚点)

・著作権をクリアにする課題は未解決。
 (→だれもが分かってはいるが、なかなか前進しない。
   難しいことを理由にさぼってるのでは)

・IPマルチキャストでは、視聴者がトレースされてしまう。
 (→P2Pを使えばいいでしょ。ってことはあまりまだ知られて
   いないらしい。慶応の教授もわかってないのだから)

・コンテンツと媒体は水平分離すべき
 (民放は正直、どう思ってるのだろう。)


出演者は以下。

里中満智子(漫画家)
金子勝(慶応大学教授)
中村伊地哉(スタンフォード日本センター研究所長)
吉岡忍(作家)
松原聡(通信・放送のあり方に関する懇談会座長)
今井□□(NHK解説主幹)
原田豊彦(NHK放送総局長)
菅谷定彦(TV東京社長)

今井さん、他人をねめつける目つき悪すぎ。
でもそれを捉えて見せるNHKのカメラは偉い(笑)。

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