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March 2006

2006.03.30

天気予報のデザインは自由奔放奇想天外(笑)

NHKの天気予報を見ていていつも、あの冬将軍様のデザインのソースは何? と訝しいのだけど、その冬将軍がいよいよ列島から遠ざかる季節になったというので、今日は将軍様のご家族がお別れ出演していた。はじめて見たけど、当主の妖しいデザインにくらべるといくぶんまとも。
ともあれ、やっとあの妖しいキャラクタがいなくなると思ってほっとしたのも束の間。

高気圧のキャラクタ(新)は・・・あれこそ一体何? 頭にかぶっているのは冠? 着ているものは何時代の衣装?


誰か教えて。

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2006.03.29

スタニスワフ・レム死去

だそうです。
ご冥福をお祈りします。


昨日一昨日とココログの調子が悪くてアップできなかった。

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2006.03.26

クラッシュ

これは、いい映画。見るべき映画。アカデミー賞をとったそうだけど、それも頷ける。この映画を否定的に観ることはなかなか難しい。

小さなエピソードの数々を編み上げて、たくさんの普通の人たちの光と影を見せる。

わしらはいま、格差社会とか言って騒いでいるわけだけど、米国はそもそも差別社会なんだ。格差どころじゃない。そこで生きている人たちの光と影は、わしらのものよりずっと濃い。しかも、それをさらに際立たせるもの、銃がある。

そういう国で、彼らは何をもって社会を成り立たせているのか。あるいは成り立たなくさせているのか。この映画はたぶん、そこに行き着いている。

日本では興行成績が上がらないのか、早々と打ち切りになるようだ。日本人には理解できないのか、それとも正視することができないのか。
もっとありそうな話しだが、自分達とは違う世界のことで、関係ないと思っているのかもしれない。

そうだとしたら、残念なことだ。

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TVの翳り

メディアとマーケティングの現在

企業がメディア化してしまうケースが増えてきており、動きとして注視している。
・・中略・・
固有名は出せないが、「あまり、外部のメディアを利用せずともマーケティングの多くの部分は実際出来てしまう」という声、「メディアに投資するよりも、流通側にコストをかけて小売店頭での露出を増やす方が有効」という声もちらちら耳に入る。
メモ。もちろん、大企業の話しなんだろうけど。

銀行が、力をつけた大企業に金を貸し込めなくなったのに似て、メディアも徐々に、中小企業を顧客にしなければならなくなるのかも。

「そうはいってもTVメディアはなかなか無くならないよね」などと余裕で言われている今の方が、「TVゆるすまじ」などと言われていた(笑)一昔前に比べて、終わりのイメージが見えてきているのかもしれない。

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ISPへの「認証」は圧力のもと

ネット接続業に認証制、災害対策など審査・経産省と総務省

システム障害や地震災害などの緊急時に備えた対応や、個人情報などのデータ流出の防止体制などを審査する。今後、政府機関がネット接続事業者を選ぶ際に、認証の取得を条件にする。企業顧客なども含めたネット事業者の選別が進む可能性がある。
表向きの主旨にはだれも反対できるものでもない。また、悪いことではない。
しかし、たとえば、P2Pソフトを遮断しないISPには認証を与えないなどの圧力がかかるおそれはある。

NHKのような放送業者に対する政治家の圧力には敏感でも、ISPのような通信の秘密を守るべき企業への行政からの圧力には、案外わしらは鈍いところがあるから、こういうニュースには敏感にならざるを得ない。

NTTグループのぷららがwinnyのトラフィックを制限したときも、通信の内容に踏み込んでトラフィックを選別することに対する疑問があったが、結局うやむやのまま強行され、先日はとうとう遮断にまで至っている。

インターネットの自由は、エスタブリッシュな人たちにとっては不都合が多いらしいから、それを運営するISPに、不当な暗黙の圧力が加わる可能性は低くない。そしてそれは好ましくないと私は思う。
 
 
そもそも消費者はそれほどばかではないから、信頼性によってISPを使い分けているものだ。また、使っているISPが原因で被害を蒙れば、ISPを乗り換えるなどの自衛も働くのが普通の感覚だろう。政府にどうこう言われる筋でもない。
この程度の「安全」を口実に、役所が実質的な権限と権益の拡大に動くところを見ると、あいかわらず自国民をばかにする気分が抜けていないのかと思う。

政府が採用するISPに求める基準があるなら、単に入札時にその基準を応札企業に示して契約すればいいだけのこと。「認証制度」などという圧力を全てのISPに及ぼす必要はないはずだ。
 
 
さて、毒づくのはそれくらいにして、金融業や放送業に対する規制と似たようなものは、通信業に対しても、確かに必要になってきているのかもしれない。

規制の中身が不当なものに走らないことを祈る。

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2006.03.25

雑記060325


Google、雑誌での広告テストは失敗に終わる

らしくないことをやれば、失敗する確率は高くなる。Googleがいくら優秀な人材を集めていようが、その原則は変わらない。

だいたい、「優秀な人材」とか「中央管理の情報発電所」とかのGoogleの長所と全く関係ないプランでは、なにをか言わんや。こんなプランが社内を通ったこと自体が不思議。

売上高へのプレッシャーがそれだけきついということか。


ズバリ要約

次はこれを応用して、2ちゃんねるのログを要約し、要点解説サイトを自動生成する「ズバリまとめサイト」なんてでないかな。
ああ。これは欲しいっす。


PSE騒動

国会の偽メール問題といい、「どたばた劇」という形容がまことにふさわしい。

新製品だけに適用すれば毒にも薬にもならない法律なのだろうに、中古品にまで遡及的に適用することに(法文によってではなく)行政である事務次官が決めてしまったことが問題だったらしい。

人間のやることだから、こうした見落としや手抜かりを取り繕うためのどたばたは、ある程度仕方がないと私は思っている。役人に批判を投げつけることで頑なな態度に追いやったり、あつものに懲りてなますばかり吹くようにしないために、逃げの手であっても鷹揚に認めてやることも必要かと。

「脱法行為ではないのでしょうか」などと変に追い詰めるとますますとんでもない方向に逝きそう。

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サウンド・オブ・サンダー

ブラッドベリ原作ではあるが、正直、もうこの程度の話しと映像では楽しめないほどに、見る側の要求水準は上がってしまっている。特段に期待していなくても、見た後がっかりすること請け合い。製作の苦労話などは、あったとしても観る側に対しては言い訳にはならない。

最近、ふと思い出して、スタニスワフ・レムの「高い城」を読み返してみた。彼はSFというジャンルには上級審が無いことを指摘して、その限界を説いているが、この映画はまさにその限界を露にしてしまう。

かつてSFが輝いていた時代が確かにあった。それを懐かしく思い出すことはあっても、いま現在その輝きを期待することはない。だから、この時代にSFを使って見ごたえのある作品をつくろうと思えば、「スター・ウォーズ」のように冒険・人間ドラマの小道具として使うか、もしくは、「マイノリティ・レポート」のように、ありそうな近未来を描いて、現実世界に問題意識を喚起するか、くらいしか方法はないようにも思う。

ということで、SFの今昔を考えさせる1本ではあった。

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県庁の星

柴咲コウのふっきげ~んな顔は最高。

最近調子に乗って化粧品会社のTV広告なんかに出て嬉しそうに笑顔を振りまいてるけど、似合わないぞー。うれしいのはわかるけど。

やっぱり目の下にクマつくって朝から晩まで働いてどーして暮らしが楽にならないのって思いつつでもなんか手足が勝手に動いてどんどん仕事してしまうから回りから重宝がられて休むわけにもいかずストレスたまってフッキゲン。
ていうのがすごぅくよく似合ってると思うのだが。
もうそれ以外の役にはなれそうにないくらい似合ってると思うのだが。

お話しの方はわしら庶民のつぼをぴったり突く脚本屋さんの職人芸。落としどころも有りがちなバランスのとれた線で、安心納得。織田裕二演じる県庁君がもし革命起こしたりしたら、リアリティが消し飛んで別のものになるというぎりぎりのところでまとめていて、すばらしくライト。


これを金払って見ない手はない。

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2006.03.23

郵便局にあって民間宅配にないもの

代金引換を悪用した詐欺まとめ@Wiki
こちら経由で知る。

ほとんど無価値なもの(このケースでは封筒)を送りつけて、2万円弱の金を代引きで払わせようとするらしい。

そういえば、代引きでクレジットカードlikeなある商品を、代金引換で顧客に送る業務を組み立てようとしたら、佐川は不可だったことがある。郵便局はOKなので、そちらを使った。民間企業はこの種の詐欺を警戒していたわけか。

確かに、郵便局員なら玄関先で受取人と相談して、「たぶん詐欺だと思うから回収します」と融通を利かせることができそうだ。民間の宅配業者がそれをやると送り主からどつかれる危険がありそう。少なくとも、そういう面倒ごとを民間業者は嫌うので、わかっていても口を閉ざすだろう。

意識が半分公務員の郵便局には、なるほど、こうした良識が発動する余地はある。

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雑記060323

ワイドスクリーンのVideo iPodを準備中

元記事はこちら

"The $299 30GB vPod continues to sell well, down modestly from high December quarter levels. The most interesting development here is that Apple has notified its distributors that its high-end $399 60GB video iPod is 'at risk' until the end of April, meaning it could be discontinued and/or replaced around that time frame," Wu wrote in his note. "As we have mentioned before, our checks indicate that Apple has been working on a wide-screen video Pod (we believe now likely with Bluetooth headphone capability)."
30Gは相変わらず人気という。確かに試しに買ってみるのは30Gの方だ。

”Apple has been working on a wide-screen video Pod”ってあくまでも憶測なんだ・・・
期待して待つ。

6月頃投入という推測が正しいのであれば、進行中の案件にとってはなんだかいい具合。

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2006.03.22

集団知のルーツ?

マウスの父、ダグラス・エンゲルバート氏インタビュー

思索や研究が、知識資産を共有するコミュニティの中で加速され、それがさらに知識を増大させていくというエンゲルバート博士のアイディアは、いわば、無数の点を丹念につぎあわせる作業でもある。コンピュータを対話的に使うことによってその作業を支援することができるはずだと考えた研究活動の中で生まれたマウスは、単なる副産物にすぎない。
1945年といえば太平洋戦争が終わった年・・だっけ?
その頃からこういうことを考えていた人がいたと聞けば、謙虚な気持ちになるしかない。

「思索や研究が知識資産を共有するコミュニティの中で加速され」というのは、「集団知」を思わせる。それが育まれるのは、どれくらいの濃さのコミュニティなんだろ?
不特定多数無限大から、家族まで、コミュニティにもいろいろあるけど、そのどの辺りをイメージするのがいいのだろう。

Google社内は約5000人だという。
日本の国会は300人くらい?
大きな企業グループなら10万人?
メンバーがパソコンを手足のように使えることも必要な要件か。


インタビュー記事はこちら経由で知る。

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2006.03.21

テレビは誰のもの

NHKスペシャル 「テレビは誰のものか」
前半はTVとインターネットについて。後半は公共放送のあり方について。
タイトルは中身にあんまり合ってないが。

見た印象では、NHKによるNHKのための討論番組。狙いはNHKが言うところの公共放送の意義を宣伝すること。のはず(笑)。

とはいっても、結構本音で議論していたような。だから本音を言いたくない民間放送の人たちは出演しなかったのかもしれないが(笑)。その中で出演したTV東京の社長さん勇気あるな。NHKシンパなんだろうか。

他局の社長さんを討論に参加させるなんてことはたぶんNHKにしかできない芸当で、そうした許容度の高さはひとつの価値だとは思うけど。
そうしたことを言わずに、NHKから出席の2人は紋切り型の話しが多かったのが少し残念。
政治家に番組内容を事前説明していた件は、いまさら。忘れたわけではないけど。


議論の中で耳に残った点をいくつか上げてみる。

・公共放送概念に対立があるように思った。
 A 一律の意見ではなく、いろいろな意見があることを伝えること。
 B 不偏不党の意見を(ひとつに練り上げて)伝えること。
  (表向きは、対立する意見があるときはそれを伝えるとしているが。)

・2次利用に必要なバンド幅を考えると、電波を使うことはありえない。
 インターネットしかない。
 (→これは結構重要な立脚点)

・著作権をクリアにする課題は未解決。
 (→だれもが分かってはいるが、なかなか前進しない。
   難しいことを理由にさぼってるのでは)

・IPマルチキャストでは、視聴者がトレースされてしまう。
 (→P2Pを使えばいいでしょ。ってことはあまりまだ知られて
   いないらしい。慶応の教授もわかってないのだから)

・コンテンツと媒体は水平分離すべき
 (民放は正直、どう思ってるのだろう。)


出演者は以下。

里中満智子(漫画家)
金子勝(慶応大学教授)
中村伊地哉(スタンフォード日本センター研究所長)
吉岡忍(作家)
松原聡(通信・放送のあり方に関する懇談会座長)
今井□□(NHK解説主幹)
原田豊彦(NHK放送総局長)
菅谷定彦(TV東京社長)

今井さん、他人をねめつける目つき悪すぎ。
でもそれを捉えて見せるNHKのカメラは偉い(笑)。

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Winny関連の派生意見

金子氏が新たなファイル交換ソフトを共同で開発
また始末に終えない事件-JASDAQのデータがWinnyで流出
のコメントの中から。

お笑いその1

新聞社などマスコミ関係が流出ネタを探すためにwinny
使ってるみたいだけど、ミイラ取りがミイラになるって
のも出て来そうだ。。
当然な意見
なんだかんだ言って、彼等がWinny使ってる理由は、warezや音楽や危ないファイルが無料で手に入ることだから、それができなくなるようなバージョンアップなんて、誰もしない。
だからこれは情報漏洩の防止には何の役にも立たない。
プロバイダも引き合いに
ISPがWinnyとかを絞ってるのは、内容云々じゃなくて
あくまでも定常的に発生するトラフィックの量なんだから。
そういえば、NTTグループのぷららは、以前からやっていたWinnyのトラフィック制限からさらに踏み込んで、遮断することにしたらしい。
でも、それって変。変な理由はこれ。
「100M使い放題」と言って販売しておきながら、その数パーセント使っただけで、使う側が悪いようなこといわれてもなあ。

むしろ
「バックボーンに見合ってない回線を販売しているのは、詐欺と変わらないんじゃないの?」
と思うのですが。

激同。ベストエフォートがうんぬんの理屈は通らない。
因みに私は使ってませんが、何か。

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野球には勝ったけど

人が映画館で柴崎コウのいつもの不機嫌な顔に見とれている間に、日本が野球で世界一になったらしい。

普通は素直に勝った目出度いと騒ぐところを、学者さんというものは喜び騒ぐにも理屈をつけるものである。

王ジャパンの勝利を嘉す

アジアカップを契機に噴出した反日感情とそれに対抗して亢進した国内での反中機運の高まりをオダジマ先生はこう総括する。
「救いは、最終的に日本が優勝したことだった。
もしあの状況で、半月以上にわたる執拗な侮蔑と失礼にさらされながら、私たちの日本代表が最終的に中国に負けていたら、われわれの対中感情はもっと致命的に硬化していたはずだ。
『ざまあみやがれ』
という感情は、もちろん立派な反応ではないが、それでも
『ちくしょう。おぼえてやがれ』
よりはずっと良い。

(中略)

おかげで日本人はしばらくのあいだ、中韓米に対する「勝ち負け」に感情的にのめり込む機会をスルーすることができる。

ああよかった。わしら知らないうちに危機を回避してたのね。
でも待てよ。中国や韓国の方はどうなんだろう。彼らの対日感情は硬化しないのかな。

試合前や試合中に相手国を執拗に侮辱したりしないのが、「人に迷惑をかけない」ことを美徳とするこの国の美質だから、海の向こうの彼らが試合で負けたからといって態度を硬化させる気遣いはない、はずなんだが。

はずなんだ。

なんだか罪作りだなあ。無限に続く敵討ち。
ともあれ、今年は勝ててようございました。

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2006.03.19

かもめ食堂

フィンランドはヘルシンキで開店した日本食堂が、ひとりの客も来ない開店1ヶ月から、徐々に客をふやして満席にこぎつけるまでを、こまごましたエピソードをつないで描いた作品。

外国でひとりがんばる女店主と、ちょっと変な道連れの女2人がお話しの中心。フィンランドの人たちも軽く絡むが、お話しとはあんまり関係ない。主役はあくまでも、日本人の女3人だ。

ところが、その主役の内面とか背景が、よくわからない。手掛かりはばら撒かれているし、想像もできるのだが、腑に落ちる裏付けが見当たらない。

たぶん、この主役達のいずれかと同じ気持ちになってみたことがある人が観る映画なのだろう。私にはさっぱり共感できなかった。

そもそも、最初に出てくるガッチャマンのエピソードで、①何それ?ポカーン。 ②思わず引く。 ③そこは「空の彼方に踊る影」でしょ。歌詞は3番まですらすら言えなきゃだめじゃん。
の3タイプに客を選別するという、観る者を選ぶ映画。

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「データベース」違いにぎくり

「ウィニー対策へ安全管理教育の徹底を」 日経本紙社説

いたずらにファイル交換を悪と決め付けたりせず、業務用と私用のパソコンを区別して、私用のパソコンで機密情報を扱わないように呼びかけている点は評価できる。

ところが、次の一節は何だろう。

こうした交換ソフトも社内のデータベース共有などに限定して正しい使い方をすれば有益だ。
ぎくぅ。冷や汗。

私の知識は古いだろうという自覚はあるけど、それにしても社内のDBをファイル交換ソフトを使って共有している企業が最近はあるのだろうか。ちょっと考えただけでも・・例えば排他制御はどうするのだろう。おかしいなあ。
 
 
たぶん、業務日誌程度のものをイメージしているのだろうけど、それは単なるデータだ。検索エンジンと組み合わせて共有する情報を、近頃は気軽に「データベース」と呼んでいるのかもしれないけど、あまりいい言葉の使い方ではない思う。少なくとも社説に載せるときは十分な注意が必要だろう。

業務日誌のようなルーズな使い方でも十分役に立つ情報集積を、新しい言葉で呼ぶのがいいのだろうけど、何かいい言葉はないだろうか。

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2006.03.18

首都高は鉄筋が切れてるらしい

検査対象の橋脚は1300基 施工ミス発覚で悩む首都高

詳しい記事はこちら

ひび割れを発見した後、コンクリートをはつって調べたところ、すぐに1本の鉄筋が切断されていることがわかった。しかし、問題はその1本にとどまらなかった。その後、ひび割れた梁を壊して撤去したところ、9本もの鉄筋が切断されていたことが、2月18日に確認された。
問題が見つかった個所と同じように後施工でアンカーボルトを打ち込んだ橋脚は、ほかに約1300基もある。
ひと月ほど前にTVでも流れたニュースの続報。ひと月経ったいま、新たな事実。「ほかに1300基もある。」・・・合掌。
担当者のため息がここまで聞こえてくるヨ。
「これは本当に異常な事態。皆,驚いて,現場にすっ飛んで行った」。首都高速道路建設管理部技術管理室の中込秀樹担当マネジャーはこう振り返る。
 鉄筋を1本だけ,たまたま運悪く切断してしまったのとはわけが違う。「ほかの橋脚でも同様に鉄筋が切断されている恐れは否定できない」と中込マネジャーは話す。
構造計算書偽装は「鉄筋が足りない」だけど、これは「鉄筋が切れてる」だもんね。笑うしかありませんな。

首都高は当分の間、できれば乗らないのが吉。

ていうか、首都高速道路公団は1300基の場所を公表すべきなんじゃないだろうか。それで、都市住民の民意を無視して全国でさらに作り続けようとしている余分な道路のための金を、1300基の調査と建替えに使うべきなんじゃないかと。

ロバの耳に念仏と知りつつ言うだけは言ってみる。

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2006.03.17

階層化と分裂の違い

中国政府だけが脅威なのか?

中国が、漢字ベースの新しいドメイン名を複数作成すると発表した。
このエントリが参照しているCNETJapanの元記事では、
「・・中国が作成するドメインがトップレベルなのかセカンドレベルなのかで情報が錯綜している。現在は状況が不明だ」(ICANN)
と伝えているから、まだ憶測であるという前提はある。その上で、もし中国政府がTLDの運用を始めるのだとしたら、興味深いことなので、仮定の話しとして少々考えてみたい。

まず、上のエントリの結び

企業のVPN利用を認めるように、彼らのルールも理解した上で、それでも彼らのインターネットにいろいろな面から積極的に関与していくことが大事なのだと思う。
は、少々考え違いがあると思う。

企業のVPNはインターネットの名前空間に、何も影響を与えない。あくまでもインターネットを伝送路として使いながら、その上に仮想的なネットワークをつくるだけのことだ。
それに対して、もし中国政府がTLDの運用を始めるとするならば、それはインターネット(=The Net)と同じ仕組みで動く別の実体が、インターネットと並行して誕生することを意味していて、VPNとはかなり異なる。

ここで、混乱を避けるため、以降では、これまでのインターネットを「ザ・ネット」、中国政府のTLD下のネットを「中国ネット」と呼ぶことにする。
 
 
ザ・ネットと中国ネットの最も重要な違いは、管理の有無とそれについての利用者の自覚の有無だ。

普通にインターネット(ザ・ネット)を使う利用者には、自分が誰かに監視されているという自覚はない。また、実際に監視されているわけではない。なぜなら、ザ・ネットは曲がりなりにも「通信の秘密」を保障するという基本理念に支えられているからだ。(エシュロンの話しはとりあえず棚上げしておく)
もし、ザ・ネットの上でVPNを使う時には、利用者は、ログインからログアウトまでの間は、VPN管理者(例えば企業の情報システム部門)に自分の受発信がすべて記録され、場合によっては(言葉は悪いが)監視されているという自覚を持つことができる。
これが、ザ・ネットと、その上に仮想的に構築されたVPNの関係というものだ。

それに対して、中国ネットではどうか。ネットアクセスの最初から最後まで、VPNと同様の管理(と監視)を利用者は受けることになるおそれがある。なぜなら、中国政府は「通信の秘密」も「言論の自由」もあまり尊重しているようには見えないからだ。

ここで、ひとつの危険が浮上する。
これまでの「通信の秘密」が保障されたザ・ネットを使い慣れた利用者は、間違って中国ネットにいつの間にか入り込んでしまっても、自分が管理されている自覚を持つことができないおそれがある。VPNを利用するときは、ログイン/ログアウトという行為がその自覚を促したけれども、中国ネットではそれがない。

CNETの元記事にこうある。

「同じドメインに複数バージョンが存在するようになり、システムに対する信頼が失われる可能性がある。・・・(中略)・・・エンドユーザーは自分が利用しているルートサーバに確信が持てなくなる。2人の別人につながる電話番号が存在するようなものだ」(.nameドメインを管理する機関のCEOのRasmussenさん)
利用者は、自分が今利用しているのが、ザ・ネットなのか中国ネットなのか、わからなくなってしまう可能性がある、ということらしい。

自分がアクセスしているのが中国ネットであり、言動(特に当局を批判するような)は時に、リアル世界での身の破滅につながるという自覚を利用者が常に持てれば、それはそれで問題はない。
しかし、利用者の側に自分が監視されているという自覚がないまま、密かな監視が行われるということは、大変危険なことだと思う。

そういうわけで、VPNと中国ネットを同列に考えることは、やや問題があると私は思う。


ところで、(米国と対等になりたい)中国政府が、ザ・ネットではなく自前の中国ネットを持ちたいと考えている以上、いずれそうしたものができる可能性は高い。その際、これまで書いたような危険を避けるには、どうしたらよいか。

ひとつの方法だが、ザ・ネットと中国ネットの上に、新たに両者を束ねるルートサーバを置くという方法がありそうだ。そのルートサーバの管理は、適切な国際機関が行えばいいのではないか。

案外、中国ネットの狙い、というか落としどころは、その辺りにありそうだ。
そしてザ・ネット(実は米国ネット)の隠れた管理者かもしれない米国政府は、それにどう対応するか。
 
 
インターネットは国境を越えると言われてきたが、このところ俄かに、国とネットのどちらが卓越すべきかという問題が浮上しているように見える。ネットは国家のような物理的強制力を持たないから、一見、国家(とその法律)が卓越しているように見えるが、そこにあえて疑問符を付けてみるのが、昔気質のネットワーカー(笑)というものであるかもしれない。

以上、あくまでも仮定の話しでした。

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2006.03.15

雑記060315


iTunesの「DRM解除合法化」法案、フランスで採決へ

フランスのやることは、「おお!よくやった」というのと「アホですか!」というのと2種類ある。2種類しかない。

 バネステ氏によると、当初は月額数ユーロの定額制でP2Pネットワークを使った楽曲と映画のダウンロードを合法化する修正案が盛り込まれていたが、これは棚上げとなった。
「おお!困ったもんだ(笑)」とでも言っておくか。

こちら経由


閉店ゲリラマーケティング

Moved to eBay.


10代前半の女の子、3割が「Blog」を作ったことがある

携帯電話を持っている10-15歳約1400人を対象にしたブログの調査で
とのこと。携帯でつくれるblogもあるのかな。

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2006.03.14

オーウェル型ネットワークの憂鬱

Web2.0の特徴として「楽観主義」を挙げる向きもあるようだけど、Orreillyの定義には、そういう情緒的な項は無かったように聞いている。(あったらごめんなさい)
上位レイヤで賑わっているそんな楽観主義という名のお気楽で無責任な態度では済まされない問題が、プリミティブなレイヤでは進行中かもしれない。

インターネット後の世界

中国が独自の「漢字インターネット」をv6で構築するとき、それは国内で閉じ、当局に監視される「オーウェル型ネットワーク」となるのではないか。そして、これがIPv4を打ち負かしたとすれば・・・
この部分は、IPのプロトコルとしての寿命についてのエントリの「ついで」話しとして書かれているが、結構重要だと思う。そして、憂鬱なことだが、ひとつの有りそうな未来だと思う。

技術ばか(失礼)な人たちは単純に新しいというだけでv6を導入したがったりするし、プロバイダはコンテンツに対する責任を問われずに済むという理由でv6歓迎だし、ルータ製造業者はリプレース需要が欲しいからv6対応と銘打って新製品を売りたがるし、端末製造業者は個々のデバイスにIPアドレスを固定で割付けたいからv6普及賛成だし、何より、人を家畜か何かと勘違いして管理したがる人たちは、v6のトレーサビリティが大好きだし。いずれ自分達自身も家畜並に扱われかねない未来が見えていないのかな。自分だけ例外と思うなかれ。
いやいや、実はそういう扱われ方が好きなのかもしれないが(笑)。

そういうわけで、有りそうで憂鬱な未来は近くなっているかもしれない。それって被害妄想かな? よく知らないが。

こういうとき、最後の歯止めになり得るのは米国だけど、NSAの公認やら盗聴法やらを見ていると、やや心もとないのが気掛かり。中国共産党政府に協力している企業へのお咎めが単なるポーズでないことを祈りたい。

もっとも、米国がどう出ようと、中国政府は、国内外を繋ぐゲートウエイを管理することで閉じたIPネットワークを作ろうとすることに変わりはないだろうけど。
 
 
たぶん、この問題で鍵を握っているのは、普通の中国人自身だと思う。中央宣伝部というところに対する批判が公になっている動きは、少しだけ希望を感じさせはする。

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2006.03.12

エミリー・ローズ

多少サスペンスを織り混ぜながら進む法廷劇。のようでいて、実は人の有限性と可能性を見つめる神父と弁護士の対話。でもある。法廷は、その対話を冷静に見つめるための場をしつらえる舞台として機能している。

本来、法廷という場ではFACTが重要であり、共有可能なFACTSに基づいてmortalな人の集まりが判断を下す場だ。しかしこの映画ではその確立したプロセス、その根底にある哲学に一抹の疑問を投げかける。

Is it Possible?
本当に神も悪魔もこの世にいないのですか?
医学的なFACTだけが人の生き死にを左右すると本当に言えますか?
それ以外のものを信じる可能性は全くないのですか?
 
 
映画の製作者には申し訳ないが、日本人である私は、米国人のキリスト教信者がイメージする二項対立的な意味での神も悪魔も存在しないと、胸を張って言い切れる。(そんなところで胸張ってどうする(笑))。

しかし、彼らにとってはこの話しは案外大切なのかもしれない。Yse/Noをはっきりさせるのが生活態度の基本にあるという幻想を共有すべく、いろいろな仕組みを動かしている社会の人たちだ。あいまいな可能性に正面から向き合うのは、どうにも落ち着かないことだろう。

この映画は、そこをうまい判決で切り抜けている。みごとな大岡裁き。
この結末で、観ているわしらは救われた気持ちになる。人間ってなかなか捨てたもんじゃないよね。抽象的な言葉でなく、具体的な事例でそれを示すことができる。
 
 
 
この映画は子供には少々退屈だろう。悪魔祓いを興味本位で見たい人にも向いていない。グロいシーンは少ないうえに、そもそも、罪に問われた牧師とその弁護士、そしてその他の関係者たちの抑えた対話に価値があるからだ。

人に対して悪意を持つ存在を感じたことがある人は、観てみるのもいいだろう。
何か得るところがあるかもしれない。
 
 
ここでふと現実を振り返ってみると、わしら日本人だって、例えばオウムの松本被告を料理できずに四苦八苦しているのだった。
あまり偉そうに西洋人を見下すわけにはいかない。

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映画のファッションは監督のもの(笑)

「ハイウェストのジーンズにシャツをインかよ!!」
それって、一昔前の電脳アキバでは普通だたよ! そいで、昔吉祥寺LONLONの前で宮崎駿さんとすれ違った時、彼もそういう格好だたよ!! だから映画の登場人物がそゆ格好なのは監督の扇子なんだよ!!!

わかりましたか。田舎娘。
 
 
 
 
どうして「!」の後の改行は無視されるんだよココログは!
 
酔いながら書きました」へ。久々にTBのためだけのエントリ。

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2006.03.11

雑記060311


「私たちは日本最後のスキーヤーの一群になるのかもしれない」(内田樹)

若者のお金が、携帯をはじめとする通信費に消えている、というだけのことかと。その他のエンタメは分が悪い。かろうじてゲームマシンが健闘しているくらいだろうか。

通信するだけでなく、頻繁に端末を買い換える行動特性が特に効いてると思う。万の単位のお金ですよ。キャリアは若者から世の中の多様性に触れる機会を奪っていることを自覚して少し反省すべき、という説教は成立するだろうか?(笑)。


小学校高学年くらいの子供が、街中で集まって座って、何をしているのかと見ると全員が「自分の」携帯型のゲームマシンにのめり込んでるヨ。彼らの間にコミュニケーションはあるのか、ないのか。集まっているのだから何かはあるのだろうとは思うけど。

こういう子供たちが、友達と誘い合わせてスキーに行くだろうか。


久しぶりの雑記。

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イーオン・フラックス

ちょっと「マイノリティ・レポート」を思い出した。物語の核に据えたテクノロジーとそれを巡る人々の闘争というプロットが全く同じだからか。

「イーオン・・」の方は、作りがあっさりしている分スタイリッシュな印象。特にイーオン役のシャーリーズ・セロンの存在が大きい。ガジェットの類も「マイノリティ・・」よりも特徴的。

前半の展開はテンポが速いせいか説明的に見える。逆にその速さでストーリーの平凡さをうまく隠しているようにも見える。のだが、見るほうを映画の世界に引き込むのは難しい。

後半は、多少人臭さが出てくるが、そうなると今度は展開の失速感が引っ掛かる。さしたるドラマがあるわけでもないので、まあ、雰囲気を楽しむ映画と思えばいいかも。

できは悪くないので、シャーリーズ・セロンの美しいシルエットと、繰り出される楽しいガジェットに興味がある人にはお勧め。
 
 
それにしても、シャーリーズ・セロンて美人だよな。本来の金髪だと、単なるレッテルとしての「美人」に留まっているのだけど、黒髪になると、わしら東洋人の審美眼はフルに働くから、「すんごい美人」ていうことになる。眼福(笑)。

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2006.03.10

バーチャルオフィス時代のはじまり

Googleの次の一手,無料のオンラインワープロソフトか

昔の言葉でいうところのASPサービス。やはり広告以外で、ネットで完結して儲けるGoogleのスタイルでは、このあたりが代表例になるだろうか。

インタフェースにはAjaxを採り入れているし,Wordのファイルを扱えるし,PDFやHTMLにも変換できる。オンライン版なので,第三者とファイルを共有して,共同作業もできる。
 Writely のサイトには,すでにGoogleのコピーライトが明示されている。オンラインのストレージは,昨日のエントリーで紹介したGDriveで面倒を見てくれるのだろう。サイトの説明でも,10秒置きにストレージのバックアップをしているから,セキュリティの点は安心しなさいと。ウ~ン・・・・。すごいけど, Googleの手の平で仕事までやって,大丈夫かな。でも,Wordよりいろんな事ができそうだし,やっぱり試してみたくなる。
月額固定料金でオフィスソフト一式提供、ストレージとIP電話を付けて、メールアドレスはgmail、でバーチャルオフィスの出来上がり。
このあたりが、サービスパッケージとして現実的にあり得る線か。

先行してイメージだけが語られていたが、とうとう実際に現れてみると、中央集中管理方式にそこまで任せてしまうのはどうか。という情緒的な反応が、私の中では先に立つ。
古い人間だからな(笑)。

もっとも、不動産以外の自分の財産をどこかの口座に置いてあるということは、すでに、中央管理方式のコンピュータ様に全面的に依存しているわけで、今更不安がっても仕方がないという考えも成り立つ。

問題は、Googleという企業の「実務」を、既存の金融機関並みに信じてよいかどうか、という点に帰着しそう。
 
 
さてMSだが、Word,Excelの完全XML化は間に合うのかどうか。

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2006.03.08

最新の構造計算についていけない建築士

TVを見ていたら、今度は北海道で構造計算書偽装が発覚したそうだ。偽装が指摘されたのは二級建築士だそうだが、TVでの弁解を聞いていると、応力集中に対する感覚が弱いのかもしれないと感じた。

私は実際の設計をやらなくなってもう長いから、現時点での実務がどうなっているのか、はっきりと知っているわけではないが、こうしたケースを見ていると、「頑丈さ」においても全体のバランスが必要だということを、建築教育の初期からよく身につけさせないといけないのかもしれないとは思う。

この建築士は、事務所登録をしていないとも指摘されているようなので、順法意識においても基本的な認識の甘さがあるのだろう。

それにしても、例示的に(笑)発覚したこのケースに限らず、建築士のかなりの数が、現在の構造設計についていけていないのではないか、という危惧を抱かせるに十分なニュースだった。

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2006.03.07

金融業と金銭欲

メーリングリスト「JMM」で、山崎元さんが面白いことを書いていた。他の金融業関係者が当たり障りの無いことを書き連ねている中で、いつもながら痛いことを冷静に書いている。

今回の設問「金融機関への就職を目指す若者に対して、あるいは再就職を目指す中高年に対して、何かアドバイスをお願いできればと思います。」に対して、端的に「お金が好きでなければ金融業には向いていない」という。

勉強したいという「知識欲」、褒められたいという「名誉欲」、自分にも他人にも正しいことをさせたいという「正義感」、などがモチベーションとして強くて、「金銭欲」はそれほどでもない、という人は、金融の世界では、その人の能力に比して成功していないように見てきました。

(中略)

顧客の決算対策のための店頭デリバティブ商品、成功報酬型のヘッジファンド、引け値ギャランティー、各種の裁定取引といった、過去十数年くらい大きな稼ぎを生んだビジネスの仕組みは、冷静な脳で客観的に判断するとインチキ臭さが直ぐ分かるようなチープな仕掛けでした。これらを「理解」するのに、さして複雑な知識や深い推論能力はいりませんが、これらが商売として有望だと「思いついて」、「徹底的に実行する」には、人並み外れた金銭欲が必要だったはずです。

しかしその一方で、際限ない金銭欲が行き過ぎないように、明確に一線を引くことも必要だという。
こうした「一線」は、ある意味では金融マンとしての自分のビジネス的成功の限界を画するものでもありますが、多くの場合、お金の誘惑と背中合わせの危険を避けるための防衛本能として有益です。金融マンは、自分の金銭観を、明確な言葉で自覚すべきです。
そう言う山崎さんご自身は、金銭欲が淡白であるために「金融業には向いていなかったように思う」と言っている。
客から直接儲ける証券会社(セルサイド)よりは、直接的にはマーケットを相手にする資産運用業(バイサイド)の方が私の価値観には合っていましたが、後者も結局、薄弱な根拠の下におそらくは実際の価値以上のお金を顧客から巻き上げている、という商売の本質が、過去十数年の間によく分かってきました。

 
金融業で儲けている人からは、こうした意見は決して出てこないだろう。世の中は投資流行りだそうだが、中の人からの穿った意見に耳を傾けてみることも時には必要と思う。

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2006.03.05

梅見

まだ行ったことがないところ、と思って、羽根木公園へ出掛けてみた。

梅の花は、都会ではまったく見ることができなくなった早春の空の青を背景に、ひと枝の白と紅が映えるのを愛でるのが、慎ましい感じの咲き方に似合った鑑賞のしかたと思う。その点で、桜のように爛漫と咲く様も楽しめるものとは少し違う。

何百本という梅の木が並んでいる梅園の造作は、それはそれでたいしたものだと思うのだけど、どうも、迫力ということばが似合わない梅の花に、無理に迫力をださせようとしているようで、少しずれている感じがした。

もっとも、偕楽園のような名園と言われる梅園でもこの演出を取っているから、これは私固有の感じ方かもしれないが。

それでも、その中から気に入ったひと枝を探して楽しんでくればいいのだから、ややこしい理屈をつけることもない。白っぽい空には、濃い紅の花が合う。白い花はバックコーラスか。

短いが春らしい散策になった。

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2006.03.04

A5ノートがほしい

MSがiPod対抗プロジェクト「Origami」発表へ

の中のコメント

重量は1ポンド(453グラム)。1日中持続するバッテリーがあり、電話、カメラ、音楽機能を1個にまとめたもの(CloseBox and OpenPod:折り紙と俳句とiPodの関係 [itmedia.co.jp])

a very small tablet computer, one perhaps affordable enough to appeal to mainstream consumers.メインストリームの消費者にアピールする...(Details unfolding on Microsoft's 'Origami' [com.com])

ノートPCとPDAの中間で、600~800ドルくらいが想定らしいけど。電話とカメラを除けば、PSPやiPodは結構近い存在で、これより安い。こうしたガジェットは、歴史的経験に照らせば、ヒットする理由がない。「イノベーター」は買ってくれるけど、それで需要は一巡。いつまでたっても、「アーリーアダプター(オピニオンリーダー)」は買ってくれず、「市場」にならない。見果てぬ夢。

#もっとも、この手のガジェット風マシンは業務用には普及している気がする。PDAも業務用途に生き残っている感じ。消費者向けには、市場はあるけど、ごく狭いまま。

「見果てぬ夢」という言葉に痺れた。また今度も夢で終わるのだろう。

というか、MSにこういう種類のものはそもそも無理だというのが正直な感触だ。MS自身もそれを分かってはいるが、金は余ってるし、人も優秀なのがごろごろしてるし、一応、唾だけつけておくか、という空気がどんよりたれこめてるのではないだろうか(笑)。
そんなことよりXboxどうするつもりでスか。


私はといえば、買って3年目になるi-Link(A5ノート)の内臓バッテリーがとうとう20分しか持たなくなり、どうするか思案中。
このカテゴリは、3年前と比べてスペック的に進歩していないようなのだが、せめて値段くらい安くなっていないかと思ってメーカーのページを見ると、どの機種も「生産完了」。

やっぱりな。ゼロ円にまで下がってるヨ(笑)。

残るA5ノートというと、富士通がついこの間出した画面が見づらい業務用丸出しの首振りタイプだけか。。。
librettoは見る影も無いし。

ああ。困った。

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2006.03.02

10年後のライフスタイルの一典型

ライフスタイループログラマ編

いいなあ。こういうの。

もちろん、優秀なプログラマだから、こういうことができるのだと思うが。
技術者は日本では今後どんどん不足していくらしいから、若い人はこういう生き方にチャレンジしてみてもいいのじゃないか。

うーん。もうちょっと遅くに生まれたかった気もする。
けど、時代のせいにしているようではやっぱりだめかな>自分(笑)。

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