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2005.12.17

指標

今週もいろいろコメントを記録しておきたいことがあったのだが、いかんせん忙しい。もう少し、仕事を効率的にやりたいものだが。足を引っ張られることもあり。自分の能力不足もあり。


2~3日前の日経本紙大機小機だったろうか、株価50円割れ企業の復活をとりあげて、この15年のどたばたを振り返った記事があった。中で、DCFで未来を予測できるかのような幻想に振り回されることへの疑義があった。確かに、割引率算出方法については、私も胡散臭いものを感じないわけではない。

ああいうものは、むしろ、予測不可能な将来に向けた厚みと目の前の実利とのバランスをとるための方法論を与えてくれるものだと思うのがいいのだろう。実利と厚みのバランスを割引率という指標に集約して、評価を割り出す手順を効率化してくれる。

その結果、ぼんやり考えているときよりもはるかに多くの企業のケースについて、機械的にあたりをつけることができ、企業間の比較を同じ指標で行うことができる、ということなのだ。たぶん。

それをあたかも、その企業の将来の時価総額が、計算によって割り出せるような錯覚を振りまいてしまうところが、精緻を装う計算方法の罪作りなところだ。勘違いするほうも悪いとはいえ(笑)。


未来を絶対値で予測することはできない。
ただ、現在時点の似たものどうしを相対評価することができるだけだ。
指標というものはすべからく、そんな風に捉えるのがよいと思った。

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