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2005.11.14

同化と分化の岐路

「暴動は移民二世のフランス人化を示す」(エマニュエル・トッド)

アングロサクソンと違ってエンクロージャーを経験しなかったフランスにはもともと農民的な社会平等意識があった。移民のこどもたちの暴動はフランスから離反したいというのではなくフランス社会と一体化したいというフランス精神から起こっているものだってのは面白い。
そういえば、英国で労働者と中産階級がこうした争いを起こすという話しは少ないかもしれない。階層の中に確かな文化が成立しているから、孤独や疎外を感じることが少ないのだろうか。

日本社会のこれからを考えるにあたって、私は、階層分化やむなしという視点から、階層間のコミュニケーションや階層のアイデンティティを支える文化の確立が必要だと思っていたけど、そう言わずにみーんな一緒になろうよ的な考えに戻る方法もあるのだろうか。

でも待てよ。「彼らは同化しようとしない」という話しが、このニュースには伏流していたはずだけど、それはどうしてでてきたのだろう。ニュースの流し手の単なる錯誤だったのかな?

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