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2005.10.23

映画館での海賊版撲滅キャンペーンフィルムは最悪

私はビデオやDVDを持っていない。代わりに月に3~4本の映画を映画館で見るのだけれど、最近少々耐え難くなってきたことがあるのでこの辺で吹き上がっておこうと思う。それは、広告機構だかどこだかが映画作品上映の直前に必ず挿入する、海賊版撲滅キャンペーンというグロテスクなフィルムだ。

短いのだから我慢すればよいと以前は思っていたのだが、さすがにこの不愉快さに耐えられなくなりつつある。何が耐えられないかって?

私は料金を払ってスクリーンで映画を楽しみに来ている。映画館の客席に座っている人は私に限らず皆そうだろう。その有難いお客様に向かって、咎めるような視線を向けるあのフィルムは一体何様なのか。

海賊版を咎める視線を向けるべきは、わざわざ映画館まで足を運んで金を払って楽しんでいる観客であるはずがなかろう。咎めるべき相手は映画館の外にいるはずだ。映像産業に関わる者たちは、権利権利で目が眩んでそんなことさえわからなくなっているのか。

なるほど館内でハンドビデオを廻す様な不届き物は少数いるのかもしれない。しかし、そんなものは、スクリーン側からそっと見回せばすぐにわかるであろう。それは映画館の管理者が善良な一般観衆に気づかれないように注意を払いながら行うべき監視業務であるはずだ。

その本来行うべき業務を手前勝手に省き、観客が楽しみにしていた映画がさあこれから始まるという夢と期待の盛り上がりが頂点に達したまさにそのタイミングで・・・
あのような不快でグロテスクで出来の悪いものを見せて一気に館内の空気を冷ややかにするとは何事か。それでもお前たちは映像と娯楽のプロなのか。

映画館運営者はいつから、客を喜ばせるよりも不快にさせることを優先するようになったのか。いつから役人と同じ考えで行動するようになったのか。

ああいうものを愚の骨頂というのだということを、映画関係者はこの際肝に銘じて行動を改めてもらいたい。そのようにしてわざわざスクリーンまで足を運んでくる客を不愉快な目にあわせていれば、いずれその結果は自分たちに跳ね返ってくるのだぞ。そのとき後ろにいる役人達は知らん顔をするに決まっているのだぞ。


これって、昔の館内非常誘導灯騒ぎに比べても一段と質の落ちる話しだよなあ。
Google様に聞いてみると、そう思っている人がたくさんいるみたいなのでTBしておこう。
それから経産省のキャンペーン案内のページがある。
なるほどね。担当はやっぱりあの特許庁様だ。そこにあったプレス発表文書がこれ
この文書によれば、告知メディアは①TVCM②ポスター③雑誌④ネットオークションサイトのバナー、となっている。どこにも映画館のスクリーンとは書いていない。

もちろん頭のいいお役人様は、その後どこかに追加の文書を出したのだろうけど、それなら新しい文書へのリンクを張っておくくらいの気配りはほしいものだ。

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