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2005.10.02

続・税の取り様はいろいろある話

昨日のTBに対してお返事のエントリをいただきました。磯崎さんありがとうございます。

私の懸念は、大多数の預金者が無関心であり続けるまま、政府が比較的安直に国民から奪える富のルートが、またひとつできてしまうことです。

それに対して、磯崎さんのお考えは、どうあっても関心を持ってもらうことで、国の金の使い方をきちんと監視するようにしよう、ということだと思います。

この二つの考え方の分かれ目は、具体的な税率によるということになろうかと思います。小さければ無関心、大きければ監視、ということになるでしょう。

いただいたお返事エントリにあるように、預金利率が0.数%の状況で預金税が2%くらいにすれば、いやでも関心は高まりそうですね。「ほっとくと名目金額が減る」という点がミソです。わずかでも名目金額がプラスのうちは、無関心が勝る気がします。

で、心配性の私はついこんなシナリオを思い浮かべてしまいます。最初は小さな税率から始めて徐々に上げていくことで、預金者の抵抗感を薄め、無関心が続くようにしておいて、税収はしっかり確保。
そんな私の懸念が現実になるようなことがないように、願うばかりです。

無関心から目覚めさせるには、痛みが必要だと思いますので、痛みが少ないように徐々にやっていこうとするのは、その点で矛盾しています。むしろ、一気に2%くらいのところから始めるほうがいいのかもしれません。

ということで、納税者の無関心と預金税との話しは、この辺にさせていただこうと思います。
このエントリには特に新しい結論はありませんので、TBは無しとさせていただきます。

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