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October 2005

2005.10.31

雑記051031


スーパーのいなげやで、グラム99円という牛肉をはじめて見かけた。オーストラリア産肩ステーキ用となっている。買ってみた。ハナマサには確かにそれ以下の値段のものもあるが、いなげやは普通、グラム300円以上のものしか置いていない。

いつものようにバターを引いてフライパンで焼いてみる。柔らかくて味もまあまあ旨い。ハナマサの肉はいつも値段なりだけれど、このいなげやのはちょっと破格だ。

これはまた何か流通に変化が起きてるのかな?


「俺様国家中国の大経済」と「拒否できない日本」まとめて斜めに読んだ。特にどっちに肩入れということはない。中国と長期的な利害が一致しないのはわかるけど、米国と一致しているかというとよくわからない。なので、米国を選ぶ理由はそこにはない。どこにあるかというと、いろいろあるがここには書かない。


映画「ステルス」観た(実は3週間前)。高校の文化祭でつくりました的なノリとレベル、といったら高校生に失礼か。映画としてよりも、CGの見せ場を3分×5本くらいにして、別の売り方を考えた方がまともかも。

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2005.10.30

ヴェニスの商人

俳優の演技力と、美しい背景に彩られた演劇的な映画。緊張が持続して途切れないのは、ストーリーの取捨選択がいいからだろうか。

シャイロックを演じるアル・パチーノが、公式サイトでいいことを書いている。短い全文をのせたいけど、結びの一文だけ。

何かを求めて行動するとき、人は、時に行き過ぎたこともしなければならないんだ
解説を読むと、アル・パチーノはシェイクスピアに深い想いがあるようだ。「ヴェニスの商人」はユダヤ商人を醜く描いたものだと思っていたけど、最近は違う視点から再評価されているらしい。その意味でも、観て損のない映画になっている。

その他にも、アントーニオ役のジェレミー・アイアンズ、バッサーニオ役のジョセフ・ファインズ、ポーシャ役のリン・コリンズがそれぞれの役柄の解釈を載せていて、映画を観た後で読むと興味深い。

役者だから当然なのだろうけど、こうして自分の役について現代的に消化して臨むからこそ、密度の濃い奥行きのある劇ができるのだろう。

さらに、役者のアップや自在な視点の移動、次々に切り替わる背景など、演劇では味わえない映画のよさがシナリオと役者の演技を引き立てて、いい具合に仕上がっている。

実をいうとそれ以上に、原作はほとんど忘れたまま観にいったのがよかったかも(笑)。
 
 
ところで、「ヴェニスの商人」でネットを検索していたら、こんなサイトがあった。

「シェイクスピアの『ヴェニスの商人』なんぞ、我がヴェネツィアでは起こり得ない話です。あの劇は当地では嫌われて、上演されません」――ヴェネツィアの人の激しい口調に驚いた経験があります。
塩野七生さんが「海の都の物語」で描いたヴェネツィア人の気質からすれば、さもありなん。英国人には耳の痛い話し。

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2005.10.29

国と企業の違い

少し時期をはずしたエントリだけど、思いついたので書いておきたい。

NHKの「日本のこれから」シリーズは、毎回、中央付近に陣取る人の中に企業経営者を入れて喋らせているけれど、その発言に違和感を拭えなかった。その理由がふとわかった。

企業は所属する人を選べるのに対して、国は生まれてくる国民を選べない。
ただそれだけのことだった。
あんまりあたりまえなので、意識の上に浮かんで言葉になるのに時間がかかってしまった。

NHKがそれを議論の前提としてなぜ明示しないのか、理由はわからない。しかし、次からは、司会者にその点を明示的に指摘させた方がいいと思う。

意気軒昂な経営者の皆さんは決まって、「我が社で採用する」タイプの人間についてしか話さない。前回のワタミの社長さんはその好例だ。空気を読まずにする発言が多かったと思う。


あの番組は、日本人がこれから階層分化していくことを見越して、まだ確立されていない階層間のコミュニケーションスタイルを模索したり、日本人全体の共通項として最低限何を残すかを考えたりする、という使い方をするのがいいと思う。

その意味で、木を見て森を見ていない経営者達の発言には、一定の枠をはめておくのがいいのではないか。

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Google、地上戦準備開始か

“Google Base”が出現,何を企んでいるのか
ふ~ん。

ネット商売の基本は、ユーザー自身にコンテンツを出させて、マッチングとかアグリゲーションとか決済とかのインフラに的を絞ることなわけだけど、Googleはそういう企業が集めたユーザーとコンテンツをさらにメタ的にインデクシングすることでネットを睥睨しているはずだった。
でもいよいよメタな立場を降りて、地上戦を始めようということなのかな。

血の雨が降るかも。IMEはなぜか「知の天」と変換したが(笑)。

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2005.10.28

メンバーと順番と

ただいまチーム組成中

「新規事業の立ち上げが成功するかどうかは、その船にどういう順番で誰を乗せるかで、80%が決まるんです」
碁に「手順前後」という言葉がある。あったと思う。いや、将棋だったか。

上のエントリに紹介されている、すご腕マーケッターの言葉はまさにこれ。
非常に重要なので、記憶して反芻するためにメモ。

それにしても、こんなに重要なことが主たるテーマとして書いてあるのに、コメント欄には、システム屋さんのプロ意識がどうとかいう枝葉の揚げ足取りばかりなのが少しとても残念。

J-blog限界か。

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2005.10.27

堕ちる人

昼時の喫茶店。
隣の席で、ジーンズ姿の若い男を、3人の黒スーツ姿の人間が囲んでいる。2人は若い男、あとの一人は若い女。

この3人が何かジーンズの男に吹き込んでいる。聞いているとなんのことはない、ねずみ講の勧誘だ。男の1人が立て板に水役、もう1人の男は合いの手役、女はフェロモンとダメ押し役だ。よくできてる(笑)。・・もまいら黒い三連星か。

で、その立て板男の理屈が奮っている。「商品のねずみ講と言った時点でそれは誤りです。なぜなら、ねずみ講は商品を売るわけではない・・」とかなんとか。あるいは「北海道から九州まで全国やった。北島三郎なんかはずいぶん儲けたようだ・・」

しばらく聞いていたが、ネタには「賃貸マンションの紹介権」のようなものを使うらしい。その商売と、MLMやネットワークビジネスとの違いを、焦点をうまくはずして力説している。REITとかいうものの真水というか実需部分はどれくらいなんだろうかと、ふと思ってみたりする。

視線を隣に戻すと、ジーンズの男は完全に話しに取り込まれている。若いうちは、こういう語り口に徐々に騙されてしまうこともあるんだろうなあ。
 
 
私としては、SNSがこの道には堕ちなかったことをもって良しとしておこう。隣の男のことはまあ放っておく。巷では買収だなんだと、資金提供者からの圧力なのか、焦りまくりに見える人もいるようだし。
欲に目が眩んで、気付いたら取り込まれていた。逃げられない。そういう堕ち方も人間にはあるんだろう。

つまるところ、自分は働かずに他人に働かせて儲けようとか、自分は立派に働いている、頭を使うという働きを、というものは、たいがいそうなる可能性を内に孕んではいる。


でも、本当を言うと、好ましい知的労働とそうでない知的労働とを、私はまだはっきりと簡潔に言葉で区別できていないなと思う。そうであるうちは、あまり偉そうなことは言えないのだけど。

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2005.10.26

雑記051026


新聞なんていらない? 記者たちの大学講義

書籍・新聞という紙メディアは、他の媒体に比較して、読者を考え込ませるアフォーダンスがあるメディアだと思う。考えたことをネットに吐き出させ、フィードバックするという仕組みがあると、ネットと両立する紙の新聞の付加価値になるのではないかと思った。
blogと新聞はフィードバックループを形成する、と。実感としてそれはあります。いい関係だと思う。


けっこうこの手の話が私は好きです

余談ですが、日本の国旗、日の丸は、あちこちで見かけるのは、色が狂ってるんですよ。
本物はワインレッドなんですか。知らなかった。
金赤というのとは少し違うような・・。


「楽天提案は企業価値下げる」 諸井特別委員長が言明

あ、それはそうと、今週の週間プレイボーイの表紙に「三木谷TV、つまらなさそう」という見出しがあったんですけど、冷静に考えてみると「三木谷TV」ってほんとつまらなさそうですね。
バッシングがあろうのかないのかよくわからないけれど、金儲けの才能とコンテンツを作る才能は別。コンテンツ制作の才能ある人が活躍できる場をつくるのがTV局の役目。
という線で考えてどうなのか。財務が得意な社長さんにプロデューサ機能まで期待するのは無理というもの。
逆に、コンテンツを見つけて育てる才能がないのに、金があるというだけの理由で買収を仕掛けにいけば、叩かれるのは当然というもの。
IT新興企業の場合はこれに加えて、のまねこ騒動で垣間見られたような、「共有財産であるネットを金儲けのネタにするとはけしからん」という叩かれ方も、少なからずあると思う。

新参者がエスタブリッシュに受け入れられるかどうかに比べて、ネット参加者からそっぽを向かれるかどうかという点は、あまり取り上げられないように思う。それは、話題を載せるメディアが、ネット側でないために見過ごしがちな点だと感じている。
でも私は、ネット参加者の感じ方のほうが、新興IT企業のビジネスには大きく影響するような気がしている。


読売新聞、Podcasting開始

朝、電車の中で聞いたりするのにはちょうど良いくらいの尺ですね。これで中年男性にiPodが流行するのかどうか!?
実際、朝のTVニュースは3分で1ニュース程度に細切れにして、メタ情報も付けてネット上に置いてもらえると、電車内でiPodでニュースチェックしようかという気にはなる。
新聞広げるの大変だし。


なんだかいきあたってばったりな雑記。

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2005.10.23

映画館での海賊版撲滅キャンペーンフィルムは最悪

私はビデオやDVDを持っていない。代わりに月に3~4本の映画を映画館で見るのだけれど、最近少々耐え難くなってきたことがあるのでこの辺で吹き上がっておこうと思う。それは、広告機構だかどこだかが映画作品上映の直前に必ず挿入する、海賊版撲滅キャンペーンというグロテスクなフィルムだ。

短いのだから我慢すればよいと以前は思っていたのだが、さすがにこの不愉快さに耐えられなくなりつつある。何が耐えられないかって?

私は料金を払ってスクリーンで映画を楽しみに来ている。映画館の客席に座っている人は私に限らず皆そうだろう。その有難いお客様に向かって、咎めるような視線を向けるあのフィルムは一体何様なのか。

海賊版を咎める視線を向けるべきは、わざわざ映画館まで足を運んで金を払って楽しんでいる観客であるはずがなかろう。咎めるべき相手は映画館の外にいるはずだ。映像産業に関わる者たちは、権利権利で目が眩んでそんなことさえわからなくなっているのか。

なるほど館内でハンドビデオを廻す様な不届き物は少数いるのかもしれない。しかし、そんなものは、スクリーン側からそっと見回せばすぐにわかるであろう。それは映画館の管理者が善良な一般観衆に気づかれないように注意を払いながら行うべき監視業務であるはずだ。

その本来行うべき業務を手前勝手に省き、観客が楽しみにしていた映画がさあこれから始まるという夢と期待の盛り上がりが頂点に達したまさにそのタイミングで・・・
あのような不快でグロテスクで出来の悪いものを見せて一気に館内の空気を冷ややかにするとは何事か。それでもお前たちは映像と娯楽のプロなのか。

映画館運営者はいつから、客を喜ばせるよりも不快にさせることを優先するようになったのか。いつから役人と同じ考えで行動するようになったのか。

ああいうものを愚の骨頂というのだということを、映画関係者はこの際肝に銘じて行動を改めてもらいたい。そのようにしてわざわざスクリーンまで足を運んでくる客を不愉快な目にあわせていれば、いずれその結果は自分たちに跳ね返ってくるのだぞ。そのとき後ろにいる役人達は知らん顔をするに決まっているのだぞ。


これって、昔の館内非常誘導灯騒ぎに比べても一段と質の落ちる話しだよなあ。
Google様に聞いてみると、そう思っている人がたくさんいるみたいなのでTBしておこう。
それから経産省のキャンペーン案内のページがある。
なるほどね。担当はやっぱりあの特許庁様だ。そこにあったプレス発表文書がこれ
この文書によれば、告知メディアは①TVCM②ポスター③雑誌④ネットオークションサイトのバナー、となっている。どこにも映画館のスクリーンとは書いていない。

もちろん頭のいいお役人様は、その後どこかに追加の文書を出したのだろうけど、それなら新しい文書へのリンクを張っておくくらいの気配りはほしいものだ。

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雑記051023


iTMS内にあるスタンフォード大学 「Stanford on iTunes」
ほい、メモ。

どうするかなあ。これ。大テーマなのよ。


デジタル放送に国費投入
おおう。ごーじゃす。米国の話しだが。
映画業界から特別税を取ってその費用に充ててもいいのではないか(笑)。


まず神話を作り、次に神話は崩壊した!と叫ぶマスコミ
次は生体認証の番。
これは単に破られるかどうかよりも、破られてしまった後、始末に負えないことになるので、重要なところには決して使えない。その点、無意味な技術と言ってもいいのかもしれない。

でも開発に金を掛けている企業と、何か他社に先んじて話題性が欲しい金融機関などのクライアントは、無意味と知っていて、それでも使うのだろうな。

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コープス・ブライド

話しはオーソドックスだが楽しめる小品。これで本当にパペットかと思うような、微妙な表情の撮影に成功しているところが、さすが。

はじめの方で死体の花嫁が登場するシーンが怖美しい。中間あたりでは、花婿と死体の花嫁がピアノを挟んで微妙に打ち解けるところで、「こ、このヤサ男、少しはやるじゃない」的な花嫁の表情の微妙さ加減がすごくうまいと思った。
花婿の誘いに乗って二人で地上に戻ったが騙されたと気付いたときの花嫁の怒りと恐怖は、もう人間臭さ100%全開。これのどこが死体? と言いたくなる(笑)。

という具合に、死体を多数登場させながらも、生きている人間の延長として描くことで、親しみやすさを保っている。その一方で、死体ならではの違和感や怖さを混ぜ込んで、あたり前過ぎるストーリーを上手にもたせている、という感じか。

この手法がきちんと結実するのが、最後の結婚式前の大移動の場面。式に出席するため教会を目指す死体一同と生きている村人があちこちで遭遇するのだが、村は恐怖よりもむしろ懐かしさで満たされる。このあたりはほろりとくるところ。実写ではこうはいかないだろうから、パペットアニメの利点を最大限利用し尽くした技ありのストーリーだ。場所の設定を、都市ではなく、さほど大きくない村にしているのも利いている。
そういえば「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」もそういうパペットの使い方がうまかった。

「スリーピィ・ホロウ」のあたりから、私はティム・バートンとジョニー・デップが好きなのだけど、そのわけは、死の向こうに生の延長を見るスタンスにあるのじゃないかと思う。戦後の日本人はそういうものを忌避しているように表面上は見えるけど、深いところではやはり共感しているようにも思う。

さて、この映画の締めは、何と言っても教会で死体の花嫁が吹っ切ったときの、泣かせる台詞。後味すっきりのこの場面は、これはもう見てのお楽しみ。

というわけで、人形アニメと馬鹿にせずに観て十分楽しめる一本でした。

そうそう、制作は「チャーリーとチョコレート工場」の撮影と並行して行われたそうだけど、ジョニー・デップの「乾いた笑い」は、両方に登場していた。
あれは流用したのかな。あんまりよく馴染んでるから。(笑)

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薬価の算定にインセンティブ要素が欲しい

薬価費抑制へ「新薬価」 日経本紙

薬の公定価格を、市場価格に連動させる制度がはじまるらしい。これから膨らんでいくはずの医療費を下げる手はなんであれ打っておくのはいいことだ。

記事によれば、先発薬・後発薬それぞれの価格をシェアで按分した価格を公定価格とするとのこと。これはこれで一見悪くない方法に見える。後発薬のシェアが上がるほど、新薬の公定価格の下落率が大きくなり、雪崩式に後発薬の価格に収斂していくことが、理屈上は保証されているからだ。

しかし疑問もある。業界関係者が、価格の高い新薬を使い続けるという暗黙の了解のもとで動いてしまうと、この雪崩式の仕組みは働かない。あいかわらず薬の価格は高止まりしたままになるおそれがある。

そこで、別の方式をひとつ想像してみた。

病院が使用した薬剤を申請する際には、レセプトと呼ばれるものをまとめて、いわば領収証の経理処理と似通ったことをやるのだと聞いたことがある。レセプトの処理はなぜか電子化が進まず、これも医療経費押し上げの一因として問題だとは思うのだけど、その話しはとりあえず置いておく。

このレセプトに記載されるのは、おそらく薬の製品名だろうから、これを機能単位の記述に変換する方法をとってみる。そして、その機能相当の薬の価格を、この度採用されることになった市場シェア按分方式で算定することにする。

すると病院側は、実際に使用する薬には購入価格の安い後発薬を使い、申請には、その機能に対する新発薬、後発薬の中間の価格を使うことができるので、その価格差のさやをとることができる。
もしこうであれば、病院にとって、後発薬を積極的に使用する大きなインセンティブになるだろう。もちろん、多くの病院が競って後発薬を使えば、一定のタイムラグを置いてから市場シェアに反映されるから、さや取り状態が長く続くわけではない。つまり、病院の不労所得をいつまでも放置しない仕組みが自動的に働く。

この想像上の方式は、病院に後発薬を使うインセンティブを持たせられる点がミソだ。そうすることで、価格の安い後発薬への移行を速やかに進めることができるのではないか。

厚生労働省が本気で医療費の膨張を心配しているならば、関係者それぞれの行動のインセンティブが、政策意図を実現する方向に働くようなひと工夫が欲しいところだ。

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2005.10.17

雑記051017


幸せ~ってなんだっけ、なんだっけ

「お金がなくたって、お母さんは、もう、幸せでしょ。子どももいるし、お父さんもいるし、これ以上、幸せになってさ、どうするの? みんなニコニコしているよ」
これはいい言葉だなあ。


テロ対策に駅改札口で顔画像自動照合実験

プライバシーの問題は別スレッドで書くとして、今どきのテロリストは不審じゃない一般人を自爆攻撃の媒体にしますよ。
(中略)
結論を言ってしまうと、顔照合システムは、テロ抑止には無力です。

あらゆる不正規戦に共通することですが、相手がある防禦システムを作れば、やる側はその裏を掻いてくるだけですから。

もちろん、当局はそんな程度のことは分かっているはずだから、このシステムは、テロの実行直前を押さえるのではなくて、犯行準備ができないように社会から日常的に締め出すことを狙っていると考えることもできる。(その方が合理的で効果的だ。)
そして・・・
この手のシステムは「事無かれ主義」に陥りやすくて、チェック対象を到底テロなど起こさない人間にまで拡大する傾向があります。

既にアメリカがそうなりつつありますが、政権に批判的な意見を述べたとかデモに参加したとかそういうレベルでも「要注意リスト」に載ってしまう。

締め出すことが狙いのシステムが、こういう使い方をされると、どういうことになるか。鬱陶しいこと夥しい。

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2005.10.16

経営という独裁と離脱可能な従業員

離脱可能な独裁権力

「離脱可能性」によって自動的に、社会の中で(成員の数に応じた)一定の権力を付与される、という新しい規範が作られるべきだと思います。
「流動性の担保」ということを、権力を支持する立場の側から言ったうまい言葉。
株式市場の参加者において最もよく実現されている。国際社会の参加者である一国の国民において最も実現が遅れている(笑)。明日から、(言葉や宗教や移行コストの問題を除いて)世界の中の好きな国を選んで住んでいい、ということになったら、どんなに楽しいでしょ。

上の記事は、「成員の数に応じた」という断り書きで1人1票の世界に限定しているが、その制約をはずして、もっと普遍性のある言葉としてもよいと思う。

例えば、企業の従業員については、この10年で随分離脱が実現されやすくなった。自分のことは棚に上げて、一例を挙げるとこんな感じ。

先日、ある若い知り合いが勤め先を辞めた。理由は、責任の重い難しい仕事を次々やらされるのに地位も給料もちっとも上がらないから、というのがもっぱらの噂。その会社の人事給与のルールではどうしようもない。なにしろ古い皮袋だから。
ところが、その会社が新たにつくる子会社のルールは異なる可能性がある。件の知り合いがもし、現場の人間関係はそのままで、経営者とルールだけが異なる新しい子会社に転職できれば、これは離脱可能性をうまく実現した例になるだろう。そうして、現場の力を削がないようにしながら、新しい皮袋を用意することができる。

これは、経営という権力に対する、従業員の離脱可能性、というものだろう。

で、唐突に政治方向で話しをクローズするのだけど、労働者の味方を装う弱小政党は、二大政党時代に埋没したくなかったら、「離脱可能な転職環境を保障する制度の確立」あたりをぶち上げてみたらどうなんだろか。少なくとも、「離脱可能な転職環境のリスクを下げる制度の整備」lくらいは主張してみてもいいのではないか。
「離脱せずに思想に基づいてその集団の環境を変えるべく闘争セヨ」的な今の主張とは正反対になってしまうかもしれないが。

案外、地獄の向こうに天国があるかもしれないよ(笑)。

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2005.10.15

雑記051015


ぐあー。3ヶ月前に浮上した後は水面下に潜っていたはずの話が再び水上に現れてしかも12月からエンジン全開だ準備急げ。
とか
うひー。1年前に書いた水ぶくれ気味のスクリプトが迷走していて使用者は結構切羽詰っているなんとかしなきゃ。
とか
あほー。そんなの手作業でやらせるなんて人権虫。てことでまたやっつけコードを書いて結構うまくいったはいいが久しぶりに徹夜2連続
とか

そんなわけでこのところ人様のblogを読む暇も自分のblogを書く暇もない。

でも、そうだ。マイクロソフツをいまの周囲の環境下でうまく使う線がだんだん見切れる感じがしてきた。のが収穫。あれ?以前も似たようなこと書いた覚えが・・・


そういえばダルフール問題…

But NATO was born -- indeed, the idea of "the West" was born -- out of the ashes of Hitler's genocide. If it refuses to fight the modern echoes of that barbarism, what does the West stand for?

 日本だと、放言してしまいますが、ヒットラーだの独裁だのが低能なレベルでの修辞にしかなっていない。しかし、本当はこういう文脈で使われ問われなくてはいけない。

 ヒットラーに反対するというなら、現在この時間に進行しているジェノサイドを止めるにはどうしたらいいかと問うべきなのです。小泉を独裁者に見立て、STOP THE KOIZUMIなんて愚劣な洒落でしかない。

地球の向こう側の話しはよくわからないが、少なくとも「まず悪い草を焼き払ってからでなければ、よい種は蒔けない。」ことはわかる。(きっと誤解されるな・・この書き方だと)

これが人と人の間で起きると悲劇と呼ばれることになるが、一人の人の自己変革として立ち現れるならば、それは救いと呼ばれるものに変わる。

あー。なんか仏教の流派分類でそんな話しを聞いたことがあったかも・・。

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2005.10.12

雑記051012


二日分の雑記をまとめて。


タイトルバナーを衣替え。4階建ての3棟ほどのサイケな建物なのだが、そのお腹あたりを横に切り取ってみた。天気のせいで、ややくすんでいるところが、秋の涼しさに合うかな・・。


google八分をもっと普遍化すれば、いきつくところはこれか。
ネットの向こう側が面白いのはわかるけど、どう制御するか。「オプトイン」がいまのところの答えだと思うけど、やや甘いかも。
こちら経由


逆風野郎 ダイソン成功物語

万事うまくいったときでないと、支配勢力からバカにされ続けても自分を貫いた男が「ビジョンを持っていた」と言われることはないんだろうね。
勝てば官軍負ければ賊軍。
橋本さんの評がこれ。
この本自体が訴訟のタネになるのではないかと思うくらい、辛辣に競合会社を担当者の実名入りで批判している。過激な発言と凄まじい行動力。破天荒な人生を自ら呼び込んでいる、まさに「逆風野郎」である。
ぐはあ。


思いやりのある子に育って、幸せか?

親の思いどおりにはホントに育たない。親が最大の影響を与えてはいるが、園の先生や近所の人、お店の人……子どもを囲んでいる大人たちすべてが、娘の手本になっている。知らず知らずのうちに、社会に育てられているわけで、ありがたい。
孟母三遷。
そうなると、思いやりのない子が増えているように感じるのは、思いやりのない人が社会に増えているってことなんだな。自分の子だけをそうしたくなくても、無理だよな~。大人が変わらないとね。

ああ、頭痛い。

隗より始めよ。
あー耳が痛い。


ケロロ+ボトムズ=ケロロドッグ?

つうか、「ボトムズってガンダムですか?」って・・・
「ケロロ軍曹ってのらくろですか?」って聞くようなものか・・。


エスパーニャよりはじめまして
「ほぼ日」に寄稿してた人かな?
こちらでご紹介がありました。

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2005.10.11

紙の制覇はIT企業の次の課題

マイクロソフトは止まらない
office12のPDF対応について、触れているブログが意外に少ないと思っていたけど、ここのサイトはやっぱり書いている。

OUTPUTの現場で実際に四苦八苦してみた経験から、私は電子データが電子データのまま留まっている領域については、どうにでもなりそうに思う。

それに比べて、紙メディアへの出力は簡単ではない。そして、世の中で多く使われているのは、何といってもまだ紙メディアなのだ。特に公的機関ではその傾向が強い。

マイクロソフトは、この領域に進出して、パソコンの世界でやったと同じように覇権を確立することに関心があるのじゃないかと私は思う。そういうわけで、アドビとは仲良くしよう、ということだろうか。

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2005.10.10

必要なのはP2Pコミュニケーション

情報化はマンパワーの差を覆せるか

今の電子カルテは何の役にも立たない。あれは官僚の仕事が楽になるためのシステムで、現場で働く人には何の恩恵も与えていない。必要なのは、官僚の仕事が楽に出来るシステムなどではなく、病院同士、スタッフ同士のコミュニケーションを円滑に行えるやりかただ。
スタッフどうしのコミュニケーションとは、言い換えれば、P2Pのコミュニケーションということになろうか。もちろん、完全な個人間だけでなく、小グループ間のP2Pとしてもよい。

さて、私の場合、抱える問題はこの先にある。本来、協調して動くほうが効果的と思われる個々のノードが、なぜか競争関係に置かれてしまっている。具体的に言えば「顧客を取り合う支店営業」だ。

この問題は個々のノードの評価システムとも絡んでなかなか悩ましい。現状の手法はテリトリー制だが、効率を落とすこと甚だしい(と言われている)。
おまけに、本社官僚の仕事が楽になる側面ばかりが強調されてしまい、システム本来の利点は顧みられていない。

この局面を打開するには、①誤解を解く、のほかに②根本的に考え方を変える、が必要に思えるのだが、何かうまい着地点をイメージできないものか。


ちなみに、上記記事の続編「ベッドはどこへ消えた?」も面白い。

ところが、実世界で1000人の友人を持った医師は、その維持のために他の仕事が出来なくなってしまう。ネットワークのハブにはなれても、臨床医にはなれなくなってしまう。
それを普通は「管理職」と呼びます。大きな組織の現場スタッフにとっては、必要悪とされるもの(笑)です。

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百年の計

「トヨタ初の社外調達 基幹部品 日立から」 日経本紙
がんばれ日立。

私の枕元に、一台の蛍光灯がある。30年前(!)に買った蛍光灯だ。いまだに何の問題もない。修理した記憶もない。凄まじい。メーカーは日立だ。

一方の例として、迷走が話題中のソニー製品の寿命については、言うまでもないだろう。製品自体の寿命のほかに、機能面での社会的寿命も短い。

善し悪しは別として、日立という企業のポリシーは、見るところ、100年もつストックを志向しており、ソニーのそれは、スクラップアンドビルドを目指している、とも言える

わしらの暮らしにとってはどちらがより大きな影響があるか。目には見えないが、日立のほうがたぶん大きいのではないか。

その意味で、「モーターの日立」の看板再生とも言える自動車産業への食い込みは、いい方向を向いていると思う。次は、
 ①モーター自動車ONLYのレースを立ち上げてF1並に育てる。
 ②中堅自動車メーカーを取り込んで、自動車の構造の根本から練り直す。
など目指してほしい。百年を志向する企業が、戦後60年かそこらでくすむのは早すぎる。

でもそういう軽業が使えないのが(これまでの)日立らしさでもあるんだろうけど(笑)。

そういえば、燃料電池メーカーのバラード(だっけ?)とか、どうなってるんだろ。
こんな感じか。
得意分野に分業して集中と。

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シン・シティ

マッチョなアメリカン映画を「長調」とすれば、シン・シティの基底には「短調」が流れている。暴力を小道具に使ってはいるが「乾いた切なさ」を基本に置いた、テンポのいい映像(ショートストーリー)のコラージュ。案外悪くないと思った。
モノクロの手法も、その雰囲気にうまく合っていてよかった。

観たのは先週で、その後仕事で消耗していて今日まで書けなかった。ので、ディテールは忘れてしまったのだが、それがかえっていい印象につながっているかもしれない。

単純ばかではあるけれど、ここで示されているものはひとつの生き方の見本だろうと思う。高邁な思想も斬新なビジョンも無いが、生きていくよすがにはなる。

少しメタな話しに寄ってしまうのだけど、この映画を観ていると、「いい仕事」って何だろうと、改めて思う。
比較対象にたとえば「チームアメリカ・ワールドポリス」を考えてみる。両者の違いは、自分とは何者かという意識の有無だ。「チーム・・」のほうは、他人批判ばかりが展開されていて、自分は何かが見えてこない。「シン・シティ」には曲がりなりにもそれが感じ取れる。
そういうものが受け手に伝わるのが、「いい仕事」に最低必要な条件のように思った。

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2005.10.09

アスベスト封じ込めには技術開発が必要

NHKスペシャルで長時間番組を流していた。

アスベストに限らず、わしらはいつもいろいろな死と隣りあわせだ。たばこの害然り。交通事故然り。だから、アスベストについてだけ大騒ぎすることに、多少の疑問は感じる。
が、それはそれとして、心情的に言えば、できる限りのことはしなければならないだろう。

何といっても問題は費用だ。
人体の治療の費用は、患者数が限られる(と思われる)から、なんとかなるだろうけど、除去と処理の費用の方はやっかいだ。ほとんどあらゆる建築物にアスベストは使われているのではないか。特に鉄骨構造は、便利で高性能な耐火被覆としてアスベスト吹きつけがもっともポピュラーな工法だった。

それをこれから、飛散アスベストを規定以下の濃度に抑えながら除去していかなければならない、と。気が遠くなる。多くのクライアントは、除去に必要な費用を払うことに果たして同意するだろうか。
法律をどう作ったところで、このままでは手抜き工事の横行は避けられまい。除去した後のアスベストの廃棄も同様に費用の点で問題だ。

小池環境大臣が、処理場や解体現場の作業員自身の健康被害を取り上げて、手抜き作業を暗に牽制したのはうまかった。というかえぐかった。顔に似合わず酷いこと言うな(笑)。でもほとんど効き目はないだろう。30年も先の作業員の健康のために、目の前の利幅減少(どころか下手をすれば赤字工事)を飲む建設業の社長というものは全くイメージが湧かない。

たぶん、技術開発が必要になるだろう。建材を破砕してもアスベストが飛散しないように定着させる簡便な工法が開発されて、処理費用が許容範囲に収まれば、光は見えてくる。
1000万円払って従業員の30年先の寿命を守る気はなくても、10万円で可能なら、工務店の社長さんも考えるのではないか。

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2005.10.08

インフラ企業の実力行使に疑問

米国ISP間でネットワークの断絶が発生

あれまあ。
トラフィック量によってお互いに支払う接続料が決まるのだけど、そのトラフィックが、一方は「うちの方が多くなった」と言い、もう一方は「前と同じ」といい、支払いを求めていた企業側が実力行使。接続を切ってしまったそうです。
ネットをインフラだと思っていた利用者はえらい目に。

インフラを支える企業はもう少し思慮深く行動して欲しいものです。
接続を切ることはせず、請求権を最大限活用するのが・・作法というか。

料金回収が多少遅れたからといって、明日倒産するような企業でもあるまいに。


なんだか浅いけど、これ以上何も言いようがない(笑)。

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2005.10.07

米国皇帝

こちらのFlash
ちょっとほろりとさせられます。

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2005.10.06

雑記051006


「宇宙エレベーター」空中昇降テストに成功

軌道エレベータ」の実験をしているクレイジーな人達がいる、という話は聞いていたけど、300Mほど上がることに成功したのだそうです。

私は、「リングワールド」(違ったかな?)で、切れたワイヤーが引き起こす大災害の描写を読んで戦慄した記憶と、「エグザクソン」でテロの舞台になった硬いタイプのエレベータが記憶に残ってます。

実現したら、筋肉番付スペシャルで「スペース・クライム」などと題してやって欲しいな(笑)。

こちら経由で知る


今日の雑記は1本だけ。


[追記]
やっぱり、ワイヤが落下するのは「レッド・マーズ」のシリーズだったかな・・
テラフォーミングの起爆剤かなにかだったか?

むー。読み返すのも面倒だし・・

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2005.10.05

さようならみなぞう

みなぞう。享年11。
この前行ったときは、ちょっと拒食ぎみと飼育係りのおねいさんがいっていたが・・
ほとんど動いたことがない、というみなぞう。何を想っていたろうか。

檻の中で死ぬというのは、ヒトで言うと・・病院の中で死ぬようなものかな?
ていうアナロジーはどうかな。

それにしても朝のTVニュースで取り上げられるとは・・
もしかすると全国区の人気者だったのかな。
本人には関係ないことだけど。

ともあれ冥福を祈る。

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2005.10.02

続・税の取り様はいろいろある話

昨日のTBに対してお返事のエントリをいただきました。磯崎さんありがとうございます。

私の懸念は、大多数の預金者が無関心であり続けるまま、政府が比較的安直に国民から奪える富のルートが、またひとつできてしまうことです。

それに対して、磯崎さんのお考えは、どうあっても関心を持ってもらうことで、国の金の使い方をきちんと監視するようにしよう、ということだと思います。

この二つの考え方の分かれ目は、具体的な税率によるということになろうかと思います。小さければ無関心、大きければ監視、ということになるでしょう。

いただいたお返事エントリにあるように、預金利率が0.数%の状況で預金税が2%くらいにすれば、いやでも関心は高まりそうですね。「ほっとくと名目金額が減る」という点がミソです。わずかでも名目金額がプラスのうちは、無関心が勝る気がします。

で、心配性の私はついこんなシナリオを思い浮かべてしまいます。最初は小さな税率から始めて徐々に上げていくことで、預金者の抵抗感を薄め、無関心が続くようにしておいて、税収はしっかり確保。
そんな私の懸念が現実になるようなことがないように、願うばかりです。

無関心から目覚めさせるには、痛みが必要だと思いますので、痛みが少ないように徐々にやっていこうとするのは、その点で矛盾しています。むしろ、一気に2%くらいのところから始めるほうがいいのかもしれません。

ということで、納税者の無関心と預金税との話しは、この辺にさせていただこうと思います。
このエントリには特に新しい結論はありませんので、TBは無しとさせていただきます。

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税の取り様はいろいろある話

財政構造改革と預金課税論(再び)
こちらがオリジナル論文)

徴税の技術論のようですが、オリジナル論文の方は、銀行の利息にリスク要素を織り込んで、より変動しやすい(=調整しやすい)ものにしようという、広い視点で書かれていて、たいへん面白いです。

私には、その全体を取り上げる力はありませんので、やや揚げ足取り気味ですが、気になる点だけクローズアップしたいと思います。

また、路地裏の商店までのレジやシステムの大規模な変更が必要な消費税に比べて、銀行のシステムをちょこっと修正すればいいだけの預金税の方が、民間の現場に対する痛みも少ないし、「徴税」もはるかに楽なはず。
これはひとつの理屈ではあります。税を取る側に立った場合の。
取られる側にしても、国のコスト削減が取られる額の減少に繋がるならば、悪くはないかもしれません。

ですが、預金税は、取られる側から隠蔽されやすく、納税者のチェックが甘くなるので、長い目で見るとあまりよくない気がします。たぶん「stickiness」よりは「無関心」の側面が強く出るのではないかと。


よく知られている同じような例に、サラリーマンの源泉徴収の話しがあります。中央集中にしたほうが、徴税が効率的で全体のコストダウンになるのでよいとする意見がある一方で、個別分散のほうが、それぞれに納税の切実な痛みを感じさせることで、問題に対する関心を高めるのでよい、という意見もあります。

上の記事は、個別の判断力や関心を高めるよりも、全体コストが下がる方がよいとする考えで、一見近道のように見えますが、「知らしむべからず」につながりやすい危険はあります。


私は、痛みを感じさせない源泉徴収方式が税に対する無関心を生み出し、いろいろな問題の解決を遅らせたり誤らせていると思うので、上の記事に書かれている預金税というものには、その点では疑問を感じます。

もっとも、知ったから何かするのか? といわれると、しばし手を休めて考えてしまうのですが(笑)。

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2005.10.01

PSPでアダルト?

大人のためのPSP

「ソニーがUMDを携帯型メディアの標準にしたいと真剣に望むなら、アダルトビデオは大きな起爆剤になる可能性がある」と記事。
ロココだ(笑)。

ていうか、自分にはわかりません。
歩きながらとか、出先でとか、それって一体・・?。軽いタッチならありなのかな。若い人の考えはよくわからないnya。

ビデオデッキ普及の起爆剤は確かにアダルトだったかもしれないけど、何でもそのパターンなのかな。ソニーのマーケティング屋さんもそんなことは考えてないと思うけど。

ショッピングの一ジャンルとしてアダルトが流行るということはあるかもしれないかな。
ここら辺りでおサレに軽いノリで盛り上がるとか。会話のネタとして。

それはやっぱりロココだなあ。
それって悪くないかも。

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