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2005.07.10

大いなる休暇

純朴な僻地の島民が繰り広げる、誇りと生活を賭けた一大騒動。というありがちなお話しだが、バランスよく仕上がっている。俳優陣も味がある人を揃えて、安っぽさを防いでいる。以下ややネタばれ。

この映画で私が特に気に入ったところは、その純朴な島民の中に、あえて、冷めた視点を持つ人間を1人紛れ込ませたこと。リュシー・ロリエという島の銀行事務員の娘がそれ。
どう見ても島の人間のものではない言動だが、お話しに外から切り込む視線を常に観客に意識させる。そのおかげで、お話しがべたべたの人情ものに陥るのを防いで、引き締まって見えた。脚本を書いたケン・スコットという人のお手柄だろうか。

豊かではないが、毎日仕事をし、疲れて家路に着く。
島民は誇りを取り戻した。
それはつまり、幸せ、ということだ。

良かったね。

誇りと幸福のために必死に知恵を絞り行動する島民は、それだけで幸せそうだ。
 
 
 
そうそう、ニート? それはどこの国の話し?

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