世界を分割すれば目標が立てやすい
「決断力」
将棋の羽生善治さんの書いた本の紹介。その後半がいい。
「これを受けて、橋本さん自身はこう言っている。
どの世界においても若い人たちが嫌になる気持ちは理解できる。周りの全員が同じことをやろうとしたら、努力が報われる確率は低くなってしまう。今の時代の大変なところだ。何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは大変なことであり、私はそれこそが才能だと思っている。
」
そうした継続できる情熱が育ちにくくなっているのが現代なのではないかと思った。情報化社会では、個人の才能はすぐに全国、全世界の統一ランキングのどこかに位置づけられてしまう。それはやる気を削ぐとして、かつては見える世界が適度に小さかったので、その中で上り詰めることができ、その後で次の世界・目標が見えるようになっていたとしている。
徐々に拓ける世界展望というモデルが、多くの才能を育てていたのではないか。まさに。
アチーブメントテストと偏差値というものの害がここにある。
もちろん、統計はうまく使って、世のため人のために役立てることもできる。
それで、ついでに商売のタネにもできそう。ありがたくいただきます。


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