はてなビジネス関係2題
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「はてなブックマークは雑誌の目次だ」
「お気に入り」機能で集積されれば、自分と同じような関心を持つ人々を巻き込んでの「専門誌」化。ここまでは「マイマガジン」だ。しかし、ブックマークの集合知・群集知(Wisdom of Crowds)、つまり不特定多数のブックマークが「人気エントリー」「注目エントリー」として集積されると、意外性をもきちんと含んだ「一般誌」化していくのである。ここで言う"Crowds"のレベルには注意が必要だ。それは同じく集合知が今後のメディアのあり方だと言っていたライブドアの内実を見ればわかる。
はてなは、まずコンテンツがあって、それから集合知の仕組みをつくっているようだ。仕組みをつくれば知が集まるというのは錯覚、というお話し。
昔、比較的質のいい知を会員に集めていたISPがあったけど、生かす仕組みを作れずに宝の持ち腐れになっているようだ。コンテンツだけでもだめ。仕組みだけでもだめらしい。
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「何でもオープンにすることについて」
だいたいなぁ、ある機能を実装するのにどれだけ工数がかかったのかというようなことは秘匿すべき内容だ、というのが旧来型の常識なんだよ。梅田さんはこのあと、何でもオープンにすることは、全体で見てプラスだという視点で、この「新しい」常識を説明しようとしている。
私はもっと現実的に、そこに付加する価値の対価を自信を持って請求すればいいだけのことなのだと思う。その説明の方が理に適う。
前提条件として「OnlyOneであること」が重要。だれも真似できないからこそ、費やした時間の量とは無関係に、価値を主張できる。
そういえば、先週末に見た映画「リチャードニクソン暗殺を企てた男」は、「商売は正直に」というポリシーから、仕入れ値を顧客に話して、利益はこれだけ、という営業をしたいと言っていたのだった。彼の場合の無理は、それが彼以外の誰かにもできる商売だったことだ。
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