バットマン・ビギンズ
シリーズ最高の出来。
以下ネタばれあり。
実は前作を見て、バットマン映画はこれで見るのはやめようと思ったのだった。相変わらずチープだったし。
ところが今作の試写会評などちらほら聞くと悪くない。ので一応映画館に行ってみた。するとあまり席が埋まってない様子。隣で「サハラ満席」の表示など見ると不安になる。(あーまた金と時間を無駄遣いか)
そうだ。「不安」「恐怖」。これこそがバットマン(笑)。
演出過剰のコスプレ男映画という評を逆手にとって、演出過剰に意味を持たせたのはうまい。Dr.クレインの気持ち悪さが際立ってうまい。悪役が三段重ねになっていてしかもトリックを入れた展開がうまい。渡辺謙は完全に使い捨て。バットカーがすごい。力の誇示も効果的。警官じゃないけど、CARじゃなくてスリムなTANK。
そして、表向き派手なケリをつけるのは街の警察というオチがいい。バットマンは裏でお膳立て&真の脅威と対決の役回り。
同じ言葉を投げ返すシーンが何度もあったけど、どれもいい。そういうかっこよさの中に使い方の違いも含ませているところがいい。復讐と正義というテーマを、そんなTipsの中にさりげなく入れているのがいい。
この映画、よくできてるわ、と思わせる。
次も見ないわけにはいかないかな。
そうそう、最後のお決まりで、ブルース・ウェインが彼女に振られて、「えーそういう結末かよ」ていう情けなさそーな表情を見せるところもいい。「でもしょうがないよなおれバットマンだし」という諦めが続くのがまたいい。
バットマンは自分から振るような押しの強いキャラじゃないよね(笑)。
んで、振られたショックをこらえつつ、出世した警部補とおやじどうしで次の悪を懲らしめる相談を校舎の屋上で眉間に皺をよせてひそひそ話し。もう最高(笑)。最高に「らしさ」をつくりだしてるので、これはやっぱり最高の出来。
うーん。考えてるうちに、バットマンを材料に今作を超えるのは難しい気がしてきたから、次は見なくてもいいのかな(笑)。
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