June 2005
2005.06.30
2005.06.29
雑記050629
読む時間があまりとれなくて、毎日あちこちのブログを読むより、少数のブログごとにまとめ読みをする傾向が出てきている。
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「会議はモメたほうがいい」
会議は結論を出す場ではなく、納得を作る場なるほど。それはいい見方。
「会議には自分なりの結論を持っていけ」も同じ内容。現実にも合っている。
といっても、
ダラダラ会議がいくら長いとはいえ半日や1日だろう。とは必ずしも言えないと思う。
その翌日以降も、同じテーマで、あるいは別の議題で繰り返されるところに、ダラダラ会議の難点がある(笑)。
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「パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す」
自分ブランドをつくるために利用する8つのチャンネル
・得意先からの紹介はちょっとメモ。商品のブランディングとあまり変わらないけど、紹介(口コミ)がPRより上に来ているところが少し違う。
・プロフェッショナルからの紹介
・ダイレクトメール
・ネットワーキング
・セミナー
・PR
・ウォームコール(電話)
・ウェブサイト
プロフェッショナルであれば能力があるのは当たり前で、能力よりも、他者に与える直感的な印象や、人間関係を重視すべきだとする。へむへむ。費用もだけど、時間を知りたい気がする。
そして、自分のパーソナルブランド構築にどれだけの費用を投じるべきか?。答えは収入の15-25%。かなり大きな比率である。
あ、24時間か。
ようし。今日から鼾のかきかたを練習するぞ(笑)。
組織によって主体的に想像された環境像が実際の環境を創造し、その創造された環境が今度は組織を拘束するのである。これが常識の環境捏造性である「自分で作った檻の中に自分から入る変な生き物」
という表現をどこかで読んだことがある。
「捏造」という言葉はひとつのベクトルを持っているけど、「檻」の効用は善悪相半ばというところではないか。
分類のための2つの軸
1 「淡白/未練」が有用。
2 「大胆/臆病」
人は、仮想的にものごとを考えることができるのだから、思考や議論は大胆・淡白の極みで行っていいのではないか。実際に行動に移すときは、安定性を考えながら進むことになろう。
あー時間がない。
2005.06.28
有害情報規制は問題のすり替え
総務省から出ていると伝えられるこの話が、どの程度真面目なものかは知らないのだけど、あちこちで不評。スラドのコメントの面白そうなところを集めてみた。
小学校のWebサイトとかで、「プライバシー保護」のために実名を載せたり、写真を載せたりできないというのに、実名を使ってのネット活用を促すというあたり、矛盾が生じてるような気がするのはおいらだけでしょうか。これが、最も核心を突いた意見か。
「爆弾の作り方」を載せたサイトを規制するより、事件の元となった「いじめ」をなくす方が大事なのでは。いじめの被害を学校に訴えると、「分かりました。そこまでおっしゃるのなら、(いじめられた)あなたが転校してもいいですよ」と言われている内は、どうサイトを規制しても、このような事件は無くならないと思います。これも本質的な問いかけ。因果関係をきちんと把握せよと。
それにしても、何をやりたいのかな。実名の使用を推進? 法律で禁止でもしようというのか? ブログやソーシャル・ネットワーキング・サイトを俺達で仕切って、俺達が規制して、俺達が許認可制にして、俺達の利権にするぞって事かな。そんなの、海外のサービス利用すれば終わりだけどね。ネットと国家の、のっぴきならない緊張関係は現在進行中。
これをなんとかしようとすれば、中国と同様に、海外との間のトラフィックをすべて政府が管理(監視)もしくは遮断するということになる。つきつめれば北朝鮮みたいになるわけだ。日本の総務省は実はあの辺の独裁政権と同根なのか。とは思いたくないけど(笑)。
ほぼ確実にそれを「権威」にして他人を規制したい馬鹿が出ることが予測されるので、個人的には「構わない」と言えません。気がつかないうちに思考停止していることがあるから、自戒を込めて注意したい。
世の中思考停止したい人は少なからずいるわけだし(俺も含む)。
テレビ番組を参考に時限発火装置(というか電気コンロ)を設置した少年。ネットに無関係なところでもそういうことは普通に起きる。
番組の内容を詳細に記述した新聞社の記事ページは「有害情報」に判定されるんでしょうかね。事件報道も装置を詳細に記述すれば、記事を参考に、第二の時限ガス爆発少年が出るでしょうに。
「アポロは月へ行っていない」だの、「FBIの超能力捜査官」だの、「細木数子」だの、「所沢ダイオキシン報道」だの有害なバラエティ番組の方を規制して欲しいものだなぁ。権威があるように見えるだけタチ悪いし。そういえば、血液型別性格決めつけというのもあった。
推理小説をネットに上げてる人だっているだろうし。載せるメディアによる差別。
逆にそれがOKだったら小説(マンガ)仕立てで書き上げるのもOKになっちゃうかも知れないし。
・(サンタクロースの存在を信じるのはロマンチックで良いことだが)アニメなんか見てると現実と虚構を識別できなくなっていつか犯罪を犯す。伝統や古典のような評価の定まったもの以外は不可という思考停止。
違法サイトを警察が次々に摘発すれば良いだけだと思います。 摘発のスピードが追いつかないからその間どうするかって話なんでしょうか?いたい、いやうまいところを突いている。駐車違反摘発の民間委託と同レベルで、表現の自由を扱おうとしていないか。
インターネットの場合は情報を出す側の規制はまず無理だから、情報を受ける側でいかに、その場にふさわしくない情報を中に入れないか、ってことのほうが大切な気がするけれど。無理というより、すべきでない。
発信者には表現の自由を。受信者には見ない権利を。は、いまのところの私の考えでもある。
昔のMLやNetNewsは名前と所属を出すのが当り前でしたが、このことを逆手にとってストーキングに逢いました。そういえば、結構ひどいこともあった。有名人でなくても、実名を晒すリスクはあるのだという話し。
ネットの色々な掲示板とかRating Siteにさも私が「キチガイ」(原文どおり)であるかのような事をつらつらと書かれたり、会社のサーバをクラックして同僚や部下のページや私信を晒したり。
・・・
このような実例でも出てくるように、実名義務化は却って「犯罪者」やストーカーの類を増やすだけではないかと思うのですが。
で、結局は、これがいいまとめ。
たしかにインターネットは無害だね
有害なのはそれを扱う人間の方だ
そんなことくらい、総務省のお役人もわかっていそうなものだ。
これが、何か別の、もっと嫌な動きを隠すための煙幕でないことを祈ろう。
あるいは、一部政治屋さんたちのガス抜きに過ぎないのであればもっとよい。
2005.06.26
50回目のファースト・キス
これ、いい映画だ。
深刻なテーマがお話しのバックボーンにあるのだけど、軽快なテンポと台詞、ハワイという土地柄、海に生きる人たちの屈託のなさと真実味、などなど、で大きく救われている。
というか、その救いこそがこの映画のテーマのように、最後のシーンでは思えてくる。できあいのお話しによくあるような奇跡は起きない代わりに、まあ深刻ぶるよりたくましくいこうねという声が、映画のつくり手から聞こえてくるような。
救いは神様がくれるのではなくて、自分たちで探すかつくりだすもの、という感じがあって、なかなかいい。
もちろん、程度問題ではあるのだろうし、実際に困った経験を持っている人は簡単には頷けないかもしれないが、観た後元気が出るように、つくった人たちは考えたことだろう。最後のテロップの捧辞を読んで、その思いを強くした。
このタイトルは恋愛映画風だから、こちらの映画評を読まなかったら観にはいかなかったと思う。思わぬいい作品に巡り合わせてくれた前田さんに感謝。
2005.06.25
スターウォーズ
完結した。
このシリーズに当然期待する水準で、満足。第一作につながるのはわかっているという安心感もあって、淡々と観られた。以下ネタばればれ。
ベイダー卿がルークの父親だといわれても、第一作では、ほーそうなの程度の感覚だったけど、アナキンが暗黒面に落ちたのは、そもそもパドメへの妄執ゆえだということをこれだけくっきりと描かれると、改めて、ほほおぅそうなのか、と膝を打つのだった。
でも結局、女性問題よりも力への野心の方が勝っていたように見えた。特に、シディアスを倒すとかっこつけたあたりで本音が出た感じ。そうすると、第一作でルークを助けたのは、親心なのか、それとも皇帝に取って代わる好機と思ったのかは、わからなくなる。
せっかくの宇宙の神話だから、いろいろ含みはそのままにしておくとして、実際には案外こういう野心家は世の中に少なくない。暗黒面に落ちないように気をつけないと(笑)。
そうそう、マスター・ヨーダが相変わらずかっこいい。
それから、25時30分の回まですべて、昼の1時の時点で残席わずかって、どうゆうことだー。午前中ほとほととコード書きをしていて出遅れたよ。
2005.06.24
ネットと企業の相性
大企業とインターネットの親和性はおそろしく低い。それはインターネットの本質たる開放的な性質が、ありとあらゆる意味で、大企業に対するアンチテーゼとなっているからである。怖さに立ちすくんだまま、自らの滅びを予感しつつ、予定調和的に滅んでいく、というのも、サマになっていていいのではないか。
…
同じ大企業でも、消費者相手の柔らかい大企業は違うのだな。そんなことを実感させてくれるのが本書である。
…
著者は「こうした公開型で批評・評価をさせているということが、大切だと思うのです。(略) 厳しい採点であっても、企業はそのまま隠さずに公表する」と評するが、大半の大企業はこれが怖くてできない。「こっそり教えてもらいたい」が本音だからだ。
笑い事ではなく、そう思う。
滅びのないところに新生も再生もないのだから。
まあ、大部分の、法人相手の商売しかしない企業には、関係ないのかもしれないが。
雑記050624
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「光ファイバー開放義務」
現在の規制はNTTよりも競争相手の設備投資インセンティヴをそいでいる(NTTのインフラを借りたほうが安い)点でよくないと思う。彼らがいつまでもNTTのインフラにぶら下がっていると、また光でもNTTが支配的事業者になり、電話時代と同じような「寄生的競争」になってしまう。開放義務は解除し、設備ベースで対等に競争するのが本筋だ。なるほど、これはいい意見だなと思う。
もしくは、ファイバー網は基幹的インフラとなっていくのだから、公共の費用で整備するか。
区民のために仕事してます? ケッ。地方自治体はやっぱり国の傾向を20年遅れて追いかけるものなのかなあ。
地方自治は翼賛体制だから、首長次第でどうにでもありそうだとは思うけど。
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「「一流商社では社内結婚の比率が9割に上る」(高任和夫)」
多くの日本人がリスクを回避する傾向があると言うことの証左であるかも知れない。引きこもってますな(笑)。
で、結局、回避したはずのリスクに正面から突っ込んでいくケースも。
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「ぶくま燃え尽き…」
なるようになって消えるとか燃え尽きとかならそれはそれまで。流行り廃りはblogに限らないのは、言うまでもない。
というか、いわゆるブログの世界はけっこう寂しい風が吹いているようにも思う。
ま、そんなものさ。
ネットビジネスは、だから、流行りの先っぽに乗っかるのが大切だ。後追いしても何も残っていない。
と常々思っていたのだけど、今日の日経に載っていた旅行のネット予約サイトを見ると、旅の窓口を買収して一気に業界トップに躍り出たと思っていた楽天が3位。1位はやっぱりヤフートラベル・・・。
トラフィック(視聴率やらリーチやら)という肝の部分を真っ先に押さえていたYahoo!の優位は、やはりどこにでも顔を出す。まあ、楽天は商売が上手という印象ではないから。社長さん得意の金融分野に集中するのがいいのじゃないかと思う。
と放言(笑)。
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「派閥の力学に疲れ果て(癒し系)」
ところが、仕事があるからといって聞きに逝き、いったん受注してみると先方から複数の担当が出てきてお互い食い違うことを言っていて収拾がつかず、それは御社のなかで議論して結論が出てから発注してよ、という事例がここんとこ続いた。要件定義書の取り交わしは必要。ソフト開発以外の仕事でも、と。
そうこうしているうちに、そこの上役の人が出てきて「うちの会社に何が起きているか掻い摘んで説明して欲しい」とかいう話にまでなるのである。コンサルティングの仕事を新たに受注、と(笑)。
今度は案件が大きくなって返ってきた。墨痕鮮やかに「焼け太り」と書初めたくなる瞬間だ。そしてまた社運が賭かってるとか言うのである。御社は同時にいくつ社運を賭けておられるのですかと真顔で問い質したくなる九つの尻尾と同じ数だけ。
他人の苦労は蜜の味、ということで癒されますた。
「最近どうも不思議な話が多い」
ついでに記憶のためにメモ。
ミサイルぶっ放して喜んでいた側もそう簡単にはいかない気もする。ただでさえ上げ底だったのだから、支えがなくなれば一緒にコケるのも至極当然だ。。ほんとかなー。
・・・
何より当事者が一番ボケッとしてて、しかも分かったところでもう回避できないという最悪の展開になることも想定しておかないとなんない
2005.06.23
建設物のコスト2題
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AERAという雑誌をぱらぱらめくっていたら、建設資材の積算資料が、業者のいいなりの値段を検証なしに載せており、入札価格の高止まりの一因になっている、という記事があった。
この話しは、研究室レベルでは10年以上前から知られていたことではあった。それがやっと雑誌の記事に載ってくるということは、それなりに秘密主義の解体が進み始めている現われなのだろうか。それともいつものガス抜きか。
ところで、実は積算資料がどんな数字を載せようと、建設費用に直接の影響は与えない。なぜなら、競争入札があるところでは、自然に入札価格は下がるから、発注側が間違った積算資料に基づいて予定価格をはじいたとしても、関係ないのだ。
建設価格高止まり問題の焦点は、あくまでも、競争入札を健全に運営することにある。建設産業に限った話しではない、ごく当たり前のことなのだが。
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オフショアにアウトソースといえば、コンピュータソフト開発、コールセンター運営、グローバル化著しい会計コンサルティングなどのことかと思っていたが、驚くなかれ、建築の設計もそうらしい。
あるメルマガの記事によると、この会社は、
人件費の安いフィリピンやインドなどの建築設計士を大量に雇用することで、建築費の総額を15%程度下げることに成功している。そのコスト削減効果は公共工事の入札価格へと反映されるため、もはや建築業界では、外国人技術者を活用したオフショア設計が欠かせない状況になりつつある。のだそうだ。
もちろん、この仕組みが使えるのは、国による違いの少ない近代建築の、それも躯体関係くらいだろうとは思うけれど、それにしても意外な驚きだ。
いずれ、談合という言葉が笑い話になる日が来る・・のだろうか。
2005.06.22
The Red Roof on GoogleMapTokio
Google Mapに東京都心も載ったらしい。こちら経由で知る。
東京国際フォーラムの向かいにある、昔は劇団四季の建物だったろうか、いまは無印良品だかソフマップだかが入っている建物の赤い屋根がはっきり見えるのに、ちょっと感動した。
東京の中で、色彩で自己主張している唯一の建物、という感じ。すばらしい。
2005.06.21
雑記050621
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「2ギガ帯獲得ウィルコムが名乗り」日経本紙
最大20-30Mbpsというから、実効速度が1/3として10Mbpsくらいか。
AirH"もそろそろスピードアップしてほしいなあと思っていたところなので、素直に嬉しい。都市部でのみでも当面十分。地方に出かけたときはいま同様32~128Kbpsで、メールには支障はないし。
総務省は、いまのところ3Gでの申請しか認めてないそうなので、4Gにあたるウィルコムの提案はまだ通るかどうかわからないらしい。
認めて>総務省
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「環境考えれば人口減はよい 同友会代表幹事」日経本紙
そう思わなくもない今日このごろ。
この話しの別の展開はまたいずれ。
2005.06.20
人の評価
「寿命が縮む」
他人の評価というのは難しい。そんなことはしたくもないしされたくもない、というのが、エデンの園に住む者の感性というものだ。HRM系の話はどうも自分は向いてないと思う。
だからそれを戦略的に必要なものとして他人の説得にあたる人を見ると頭が下がる。
しかしそうも言っていられなくなるかもしれない。企業と従業員を同時にレ-ティングして、ついでに企業の経営コンサルと個人のキャリアコンサルを同時にやってのけれ。というような話しが・・あんまり降ってきませんように(笑)。
そういえば、元GEのジャック・ウェルチは、仕事時間の75%は人事をやっていたというような話しを聞いたことがある。ああいう人は、それが好きなのかもしれないな。新しい奥さんとはうまくやっているだろうか。
e-learningはゆるやかに離陸
「eラーニング市場動向:ネットラーニング岸田徹氏のお話を伺って」
仕事の必要上、これはチェック。
スキルの標準化、業界標準化を行わない日本の会社と外部のeラーニングサービスはアンマッチではないのか、特に、摺り合わせ型の産業は競争力をそいでしまうことになるので、そもそも導入の検討もされないのではないかつまるところは、そういうことだと思う。
そもそも、商品自体がコモディティの場合、秀逸な業務フローが実は競争力の源泉だったりすることもあるので、例えばSAPのような業界全体を通じた業務の標準化を、もろ手を挙げて歓迎ということにはならないのは、当然といえる。
もっとも、各社各様の業務フローの存在は、一方で、労働力の流動性を低める結果になって、それはそれで悩ましい。どちらのポリシーを採用するか、その企業が置かれている労働市場を見つつ考えるということなのだろう。
そうすると、日本におけるe-learningはカスタマイズが基本、ということになろうか。e-learningのシステムとコンテンツを売る側にすれば、付加価値の付けどころが多くて、いい話し・・それとも、手間がかかる割りに価格は上がらず割を食うという話しか。このあたりは他分野のシステム開発と全く同じ課題になる。
2005.06.19
カード情報大量流出
「米で4000万件顧客情報漏洩 詐欺行為6万8千件に」日経本紙
当初、MasterCard顧客のカード情報が漏れたと伝えられていたようだが、どうも各社の情報が大量に盗まれた模様。このうちMasterがいちはやく(正直にも)68,000件の詐欺行為を確認したと公表したらしい。
このトラブルが引き起こす問題については、スラドの以下のコメントが詳しい。
「MasterCardなどのカード情報4000万枚分が大量流出」
USでは社会保険番号をキーとした「クレジットのデータベース」が作られています。どれだけカードを持っているか、支払いが滞ってないかなど、簡単に調べられる仕組みになっていて、この履歴がクリーンであることがまともな人間として社会で暮らす基本条件になっています。この履歴に傷がつくとローンも組めず、アパートの契約や携帯電話の購入さえままならなくなります。日本人の大部分は、慎重な性格ゆえなのか、クレジットカードというインフラをいまひとつ信用していないところがあると思う。そのことが、こうしたトラブルへの耐性を高めているのは、とりあえずいいことだとしておこう。
・・・
カード会社はヒストリーの浄化までやってくれるわけではないので被害者は数年以上にわたってまともに生活できなくなることも珍しくありません。
私は、貨幣(とそれを使った小~中額取引)はあくまでも匿名であるべきだと思っているので、多少不便ではあっても、カードをはじめとする信用取引に頼り過ぎない方がいいし、社会もそれを補助的な位置づけで見ておくのがよいと思う。
ところで、この事件のマスコミでの扱いが抑え目に見えるのは、やはりパニックを警戒しているためだろうか。
2005.06.18
ウェブ社会の大変化
「ウェブ社会[本当の大変化]はこれから始まる」
記録のために要約してメモ。
このエントリは、
①コンテンツを気軽にネット上で公開することが誰でも簡単にできるような道具が揃い始めており、それを子供のときから使いこなす世代の台頭とともにコンテンツが爆発的に増えるだろうこと
②グーグルのように「増殖する地球上の厖大な情報を瞬時にすべて整理し尽くす」人たちの力によって、ネット上の玉石混交問題は解決されるだろうこと
を言ったあと、それゆえ、
[A]ネット上から選び抜かれたコンテンツが、従来型の権威が選ぶコンテンツを超える支持を集めるだろうこと
[B]その新しい権威のあり方は、特定の人や集団にストックされるのではなく、その時々でより多くの支持を集めたフローとして存在することになるだろうこと
が書かれている。
この変化を、梅田さんはエントリの中で、
技術革新によって「知の世界の秩序」が再編されると書いている。
私は「表現者」がネットによって選ばれるようになっていくこと、その選ばれ方が、評価のストックによるのではなく、評価のフローにより多く依存するようになるだろうという点には賛成だ。
「知」についてはよくわからない。ネット上で表現されにくい「知」というものが少なからずあるのではないか、という気がしているので、この点には慎重でありたい。
バットマン・ビギンズ
シリーズ最高の出来。
以下ネタばれあり。
実は前作を見て、バットマン映画はこれで見るのはやめようと思ったのだった。相変わらずチープだったし。
ところが今作の試写会評などちらほら聞くと悪くない。ので一応映画館に行ってみた。するとあまり席が埋まってない様子。隣で「サハラ満席」の表示など見ると不安になる。(あーまた金と時間を無駄遣いか)
そうだ。「不安」「恐怖」。これこそがバットマン(笑)。
演出過剰のコスプレ男映画という評を逆手にとって、演出過剰に意味を持たせたのはうまい。Dr.クレインの気持ち悪さが際立ってうまい。悪役が三段重ねになっていてしかもトリックを入れた展開がうまい。渡辺謙は完全に使い捨て。バットカーがすごい。力の誇示も効果的。警官じゃないけど、CARじゃなくてスリムなTANK。
そして、表向き派手なケリをつけるのは街の警察というオチがいい。バットマンは裏でお膳立て&真の脅威と対決の役回り。
同じ言葉を投げ返すシーンが何度もあったけど、どれもいい。そういうかっこよさの中に使い方の違いも含ませているところがいい。復讐と正義というテーマを、そんなTipsの中にさりげなく入れているのがいい。
この映画、よくできてるわ、と思わせる。
次も見ないわけにはいかないかな。
そうそう、最後のお決まりで、ブルース・ウェインが彼女に振られて、「えーそういう結末かよ」ていう情けなさそーな表情を見せるところもいい。「でもしょうがないよなおれバットマンだし」という諦めが続くのがまたいい。
バットマンは自分から振るような押しの強いキャラじゃないよね(笑)。
んで、振られたショックをこらえつつ、出世した警部補とおやじどうしで次の悪を懲らしめる相談を校舎の屋上で眉間に皺をよせてひそひそ話し。もう最高(笑)。最高に「らしさ」をつくりだしてるので、これはやっぱり最高の出来。
うーん。考えてるうちに、バットマンを材料に今作を超えるのは難しい気がしてきたから、次は見なくてもいいのかな(笑)。
2005.06.17
放送業界の事情
あるセミナーで、放送業界近傍に棲息する人の話を聞いてきた。内容はあまり目新しいものは無く、話し手も語り上手ではなかったので、あいまいで薄い印象だったが、いくつか新しい概念と言葉を知ったので記憶のためにメモ。
・受信の秘匿性
概念としては既に周知のことだが、こういう言葉があるというのは知らなかった。
「足跡」機能などに私は抵抗を覚えるのだけど、今後はそれを一言で言える。(もちろん、基本が通信であるネットを使っている以上、何らかの痕跡は残らざるを得ないのではあるけど。)
・再送信問題
難視聴の解決、あるいは、消灯時間に制約される入院患者へのサービス(この例は面白かった)など、再送信には一定の必要性がある。一般に言うところの著作権問題とは分けて考えるべきことだ。
話し手はこれをケーブル経由に限定していたが、録画→再生でも本質は変わらない。単に録画経由で再送信を語ることは、別種の災難(笑)に巻き込まれるから避けただけだろう。
ほかには、業界慣習や法律の様々な制限が話題に上っていたが、深入りはなかった。
まとまったテーマとしては
・ユニバーサルサービス
・電波障害
・著作権
・トータルな(運用も含めたシステムとしての)安定性
などがあった。
これら各テーマについて、IP放送と地上デジタルの優劣を掘り起こしたい、という趣旨であったようだ。
ユニバーサルサービスの話を聞くにつけ思うのだが、それは公共の福祉予算で対処すべきで、放送(あるいは他の業界)が、自身の世界の中だけで解決する問題ではないように感じた。
どちらかといえば、既得権死守の言い訳として使われてしまうことが多いように思う。
枠組みの変更が、たぶん必要なのだろう。その際の大枠は、弱者救済活動はまず総予算額を決め、その中で放送なり他の分野なりへの配分比率を考える、ということになろうかと思う。
ていうか、そんなことは項目分けをして数字の足し算をするだけだから、もうきっとやっているに違いない(笑)。
2005.06.16
がんばれネクタイ業界
「ネクタイ業界がクールビズに反発 国に賠償請求も」日経本紙
公共事業を減らします、と言ったら、建設業者はこぞって国に賠償請求せねば(笑)。という類の笑い話。
クールビズを冷ややかに見下す意見もあるけど、確かに暑さが耐えがたくなっていることは間違いない。特に東京の暑さは普通じゃない。私はたまたま空調の利いた屋内にいることが多いけど、外回りの人たちはたいへんだろうと思う。「その耐え難きに耐えてこそ」などと、またぞろ無意味な精神論を振りかざす向きについては・・放っておくしかないな。
ネクタイ製造販売の人たちが、本当に顧客のことを思い、長くネクタイを使ってほしいと思うなら、品がよくてかつ涼しい商品と着こなしを提案してもらえないものだろうか。業界内でシェアを拡大する絶好の機会だと思うのだが。
ちょっとだけ考えた末に無理だと決め付けているかもしれないが、しかしこの15年でずいぶん風向きは変わってきていると思うのだけどなあ。良い意味での変人を首相にいただいている今がチャンスだよ。
2005.06.15
中国におけるIT企業のふるまい
先日、マイクロソフトの古川さんがしばらく充電、という記事があった。
そこを発端として、妄想の翼を広げてみる。
あのときはただ、これでM社における日本の代弁者がいなくなるかもしれないと危惧しただけだったのだが、その後つらつら考えてみるに・・・
第一の妄想
・M社にとって、日本市場はもう頭打ちかもしれない
・アジアで今後目を向けるとしたら、中国だろう。
・古川さんの立場は当然影響を受けるのだろうな。
第二の妄想
・ところで中国でIT企業が商売するには、政府に取り入らなければならないのだろうなあ。
・中国はインターネットさえもがんじがらめに規制しているがM社はどう立ち回るのだろう。
・以前、マイクロソフト・パスポートとかいうものを発表して米国内で顰蹙を買って取り下げたことがあったけれど、中国政府がその機能を欲しいと言ったらM社はどうするのかな。
・Windows中国版にコソーリ組み込んだりするのだろうか。
・まあ、中国人のことだから、早速クラックして、怪しい個人情報特定機能は排除したバージョンをCDに焼いて売りまくる人がきっといるのだろうな。よしよし(笑)。
・でもそういえば、インテルも以前、チップにバックドア機能を付けようとして米国で叩かれたあげく、その機能を「OFFにして出荷」することで落ち着いたのだったよなあ・・
・つまり、その機能は単にOFFになっているだけで、いつでもONにできるわけだ。
・中国政府がそれを見過ごすかなあ。
・インテルだって大得意先の言うことは無視できないはずだし。
なにしろ中国ってば、こういう国だからなあ。
昼下がりの妄想おわり。
2005.06.14
雑記050614
高いな、やっぱり。こんなちょっぴりで3ユーロ(400円ちょっと)。なーんだ、ヨーロッパでもブルーベリーはやっぱり高いのね。
おいらなんか見ると悲しいからいつも横目で通り過ぎる(笑)。
もうひとつ、アメリカンチェリーがばか高いのが許せーん。135円とか札が出ていて、おお!安いじゃん、と思って近寄ってよく見ると100グラムの値段。鶏肉並みだ。
・・いや、まてよ・・鶏肉と同じなのかあ・・それって安いのか高いのか。
むー。悩む。
と言いつつ、いま旬のメロンの方が安いからそっちを買うのだった。
それにしても写真のデザートの美味そうなこと!
見てるだけで幸せ。
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「新おっぱい都市宣言採択へ 光市」
その直後に光高校くぎ入り爆弾事件。荒んでるなあ。
で、こちらが「おっぱい雲」
これわすごい。
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荒んでるといえば、暗く重いという噂の「スターウォーズ「シスの復讐」。
こちらで、書いた批評が思いっきり校正・・どころか添削されている。思わず画像保存して拡大して見てしまいました。
パンチパーマのマーケット屋さん(笑)がいくら情報統制したところで、こうして一方の見解をブログで読むことができるなんて、いい世の中になったなあ。
もちろんそこには暗黒面もあるから、ベイダー卿のようにならないようにしないとな。
2005.06.13
はてなビジネス関係2題
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「はてなブックマークは雑誌の目次だ」
「お気に入り」機能で集積されれば、自分と同じような関心を持つ人々を巻き込んでの「専門誌」化。ここまでは「マイマガジン」だ。しかし、ブックマークの集合知・群集知(Wisdom of Crowds)、つまり不特定多数のブックマークが「人気エントリー」「注目エントリー」として集積されると、意外性をもきちんと含んだ「一般誌」化していくのである。ここで言う"Crowds"のレベルには注意が必要だ。それは同じく集合知が今後のメディアのあり方だと言っていたライブドアの内実を見ればわかる。
はてなは、まずコンテンツがあって、それから集合知の仕組みをつくっているようだ。仕組みをつくれば知が集まるというのは錯覚、というお話し。
昔、比較的質のいい知を会員に集めていたISPがあったけど、生かす仕組みを作れずに宝の持ち腐れになっているようだ。コンテンツだけでもだめ。仕組みだけでもだめらしい。
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「何でもオープンにすることについて」
だいたいなぁ、ある機能を実装するのにどれだけ工数がかかったのかというようなことは秘匿すべき内容だ、というのが旧来型の常識なんだよ。梅田さんはこのあと、何でもオープンにすることは、全体で見てプラスだという視点で、この「新しい」常識を説明しようとしている。
私はもっと現実的に、そこに付加する価値の対価を自信を持って請求すればいいだけのことなのだと思う。その説明の方が理に適う。
前提条件として「OnlyOneであること」が重要。だれも真似できないからこそ、費やした時間の量とは無関係に、価値を主張できる。
そういえば、先週末に見た映画「リチャードニクソン暗殺を企てた男」は、「商売は正直に」というポリシーから、仕入れ値を顧客に話して、利益はこれだけ、という営業をしたいと言っていたのだった。彼の場合の無理は、それが彼以外の誰かにもできる商売だったことだ。
2005.06.11
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
これほどいやらしく、自分中心な男を演じられる俳優はそうはいない、と思わせるショーン・ペン。ほとんどひとり芝居。フォーン・ブースのコリン・ファレルほどではないにしても。
以下ネタバレあり。
内容のほうはもう見ていてげんなり。100分という時間は見始める前は短いかと思ったけど、情けない主人公の顔を連続して見られるちょうど限界近くで、編集もよく見切っている。
そりゃ、家具屋の経営者も嫌なやつには違いないけど、それだけじゃないだろうと。どう間違っても社会制度のせいじゃないと思うぞ。君の窮状は。
とは言っても、社会が内包している暗黙の了解を前に、この主人公がうまく対応できずに立ち往生してしまう様子に、親近感を感じないわけでもない。自分にも多少そういうところがあるし、家具屋の主人はどちらかといえば嫌いなタイプだ。
底の浅い自己啓発本に書かれているような台詞が繰り返し出てくるシーンでは、そういえば仕事のなかで使いそうになっていた自分に気づいて反省。あれは修正せねば。
この映画から見て取るべき教訓はただひとつ。人間は食い詰めると犬殺しだろうが人殺しだろうが構わずやらかすから、そうなる前に手を打て、ということだ。
まさに、
「あなたの不安は、私の平和をおびやかす」
(ロナルド・ドーア「働くということ」の中で引用されているアーノルド博士の言葉)
働かない若者を、今後多数抱えることになるのだから、この言葉はよくよく噛みしめないと。
2005.06.10
雑記050610
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「読者の存在」
「キリスト教文化などでは、人の目がなくとも、いつも神が見ているという意識がある。誰も見ていないからタブーを破るという文化ではない。日本は「恥」の文化であり、他人に見られているから「恥」になる。人の目があるから自制がきくけれど、誰も見ていなければ平気でタブーも破る」天知地知
人知我知
っていうのがあったような・・。
キリスト教は1人だけだけど、漢字圏は最低でも4人が見ているということで、悪いことはできませんな(笑)。
たとえ「天」と「人」は口封じに殺せても、「地」と「我」は無理だなあ。。
なんて余計なことを考えて、おおこの対比は面白いななどと一人で盛り上がる金曜の昼下がり。
IT事業者はその企業に最も良いセキュリティ対策ではなく、売る側が最も利益がでるセキュリティ対策を提案している当然というか。。。そうじゃない商品ってあるのでしょうか。
IT企業自身が採用しているのと同じセキュリティシステムを使えば、そこそこいいのだろうか。
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「マイクロソフトの古川氏が退任」
あれまあ。こちらのブログに何か載ってたかな?
日本のことを代弁してくれそうな人が、他に育っているのだろうか。
2005.06.09
ゴールの空いているところにパスを通せ
「ゴールの空いているところにパスを通しなさい。それがシュートというものです。」 ~ジーコ監督~
説明の内容が合理的、かつ、説明の方法が具体的、という点で手本にしたい。
いろいろにバリエーション展開して使えるが、なにより、その底流にある合理的・具体的にものを考える姿勢を学びたい。
で、その上で、「気持ちだ大事だ」と、ジーコ監督は言うのだよな。
2005.06.08
雑記050608
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「悪夢とコピーライツ」
知的資産の使用に課金しようとするひとは、それが資産をゴミ化することだということに気づいていないのではないか。文章全体の諧謔のなかで、この極論もうまく生かされています。
最後の部分で爆笑。
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「献本御礼ならびに「学び」について」
「これから学ぶこと」は定義上「まだ学んでいないこと」である。一行繰るたびにあなたは激しく頷く。
「まだ学んでいないこと」が「有用」であるかどうか、どうしてわかるのか?
それが何を意味し、どんな価値があるのか、どうしてわかるの?
もし学ぶ前にあらかじめそういうことが「わかっている」のなら、それは「学び」ではない。
それじゃどうして人は、何を学べばよいかわかるの? という疑問の答えは、エントリの最後の方に。
もちろん読む前にわかってほしい。
2005.06.07
雑記050607
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「暗黒大陸の株主総会」日経本紙
公的な性格を持つ株式公開企業は経営情報を公開する、という原則は、徐々に実現され始めているけれど、まだ解決すべき問題は多いらしい。情報を公開する目的は、それを分析判断して、株主が自分の行動を納得ずくで決められるようにする主旨だから、それが達成されるまではたゆまず改善していくことになるのだろう。
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「旅行サイト競争激化」日経本紙
数字をメモ。
楽天トラベルの手数料が、現状6%。これを7-9%にして、かつ、在庫の6-10%を半年先まで毎日登録せよ、という条件に改定するとのこと。
「売れ残り部屋のアウトレットモールみたいだった」ネット上の仲介事業を、胡散臭い安売り屋から、安定して利益の上がるまともな事業に仕立て直そうという努力には敬意を払いたい。
が、なんだかNPOで簡単な仲介サイトを作りたくなってくるよ。広報活動は口コミだけ。ネットってそもそもそういうものであったはず。いや、そうあるべき。・・・べき論は無理かな(笑)。
因みに、旅行市場において、ネット経由の契約が占める割合は3.4%との由。これは意外。航空券との違いは・・商品の個性による振れ幅の大きさか。
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「農協の解体的改革を」日経本紙 経済教室
結局、一番楽に儲かるのは金融業だから、農協の本来の仕事だったはずの農業が脇に追いやられるのは、必然だったのかもしれない。
農水省がやっと農協の政治的頚木から脱して自分たちの仕事に戻るとすれば、それはいいことだ。
▽
なんか、今日は日経ばっかりだ。
読むブログも最近固定化してるから、そろそろ新規開拓せねば。
2005.06.06
雑記050606
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「蕎麦を食べに京都に行った」
いいなあ。やっぱり東京圏にはこの写真にあるようなテイストが欠けてるよな。いやあるところにはあるのだろうけど、わしら庶民も感じ取れるようなところにあってほしい、つまり、街にそういうテイストが充満していてほしい。
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「靖国神社 A級戦犯分祀を拒否」
そういうことなのか。問題は神社に(も)あるらしい。
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「アップル、IBMを見限る--Macにインテル製プロセッサを採用へ」
PowerPCにIBMがどの程度入れ込んでいるのかよくわからない。自社事業にとって必須でないと思い始めているのかどうか・・
ひょっとすると、PwCを取り込んだことで、IBM自身、変質しつつあるのかもしれないなあ。
と、妄想は空高く舞い上がる月曜の朝。
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追加メモ
「電力線通信の実現へ、大手家電メーカーが標準化団体を設立」
2005.06.04
OFFICEユーザに朗報
「Office 12ではExcel、Word、PowerPointのファイルがXMLベースに」
素晴らしい。本当なら。
XMLベースのファイルフォーマットに移行することで、Officeで作成される多くのファイルは、サイズが小さくなり、また壊れにくくなると、Microsoftでは説明している。・・・いきなり不安。 プレーンテキストですべてを表現するXMLは、バイナリよりサイズが大きくなりそうなものだが。それに、「壊れにくくなる」とはナニゴト? データの型がどうであれ、きちんと作ったアプリケーションなら、データファイルを壊すようなことはないなずだが・・(汗)。
まあ、いままでの罪は許そう。とまずは鷹揚に言ってみる。
ExcelやWordはすでに一部のXMLデータを扱えるものの、新しいフォーマットが導入された場合には、PowerPointも含む3つのアプリケーションが完全にXML標準に準拠することになるという。ああよかった。WORDMLみたいなものを繰り出してきて、またぞろ「これがわが社の考えるXMLでござい」とか言われたら、世をはかなんで身を投げるところだった。
Excelをバックエンドシステム上にある営業データと接続することもできる。そうなれば、コンテンツとデータの違いを意識しなくても済む。セキュリティの話しが早晩出てくるだろうけど、この線は嬉しい方向。
Office 2000以降のバージョンを使うユーザーには無償でダウンロードできる「コンバータ」を配布して、新フォーマットのファイルを扱えるようにすると約束した。GOOD!
また、同社は先ごろ、Office関連のXMLドキュメントフォーマットを今後もロイヤリティフリーでライセンスすると発表している。おお! もしかすると、だんだんわかってきたのじゃないか。
このファイルフォーマットが導入されれば、Officeと他のアプリケーション--特にエンタープライズソフトウェアとの統合がかなり容易になるはずだ。バルマー君がんがれ。超がんがれ。いやがんがっているのはゲイツ君か?
で、それって本当はいつ頃世に出るの?(笑)
2005.06.03
個人情報は信頼できる相手に
そのマスターキーを国家が保証してしまうかのように振る舞うことが問題ではないか。結果的にリレーションができるとしても、それが国家に統一的に、かつ個別のサービスから超越した形で直結されるのは問題だろう。私も、これが問題の本質と思います。また、住基ネット導入時に最大の問題点としてさんざん言われたことでもありました。
とすれば、個別の住民サービスという限定された住基ネットはサービスの側から規定されるもので、全ての国民を一意に網羅する前提は不要だろう。
基本属性がカオティックニュートラルである私にとって、「一意に網羅され」るような環境は、面白味のない生き難い環境であり、それゆえに反対です。
しかし一方で、これに賛成する立場に立つ人の気持ちも、わからないわけではない。
現に自分自身も、商品コードや顧客コードや口座番号がより広い範囲で統一されていたら、どんなに仕事が効率的に行え、その結果自分の生活にどんなにゆとりができることだろうかと、始終考えているのですから。
つまるところ、これはバランスの問題であり、また、消費者にしてかつサービス提供者でもある二面性を持った現代人の悩みどころでもある、とは言えそうです。
情報を握らせる相手をどの程度信頼するか、その程度によるのかと思いますが、日本政府はさて、どうなのか。あるいは、自分が今現在住民票を置いている自治体はどうなのか。その意識に還元して考えてみようと、最近は思っています。
何一つ信じない、ということは、結局のところ破綻でしかないのですから。
2005.06.02
雑記050602
中南米で聞いた話だが、現地人は日本人とケンカすると危険だといっているという。ラテン系は直ぐ口論を始めるが、手を出すことは滅多にない。ところが日本人は気に入らないことがあっても黙っているので、よくわからない。そのうちにいきなり暴力をふるうというのだ。同じ日本人でも、これには子供の頃よく悩まされた。因みに暴力のほかに、陰に回って人格攻撃とか、徒党を組んで圧力、というオプションもあった。たぶん、当時の大人社会がやることをそのまま真似ていたのだろう。
そこで散人さんのお勧めは
子供には橋田壽賀子のドラマをもっと見させたらどうか。あのドラマでは登場人物は全部「書き言葉」で話す。つまり、みんなブログをやれ、と?(笑)
・・・
「話す力」とは所詮「書き言葉を話す能力」に他ならない。
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「NTTドコモ、「フルブラウザ」を独占へ--3月に商標出願」
愚劣。他に考えることはないのだろうか。FOMAがもう少し繋がりやすいようにするとか。繋がらないFOMAは使ってないから関係ないけど。
こちら経由
あーなんて後ろ向きなんだ。今日の雑記は・・
2005.06.01
省エネスタイル再び?
いやんなものを見た。
いいおっさんが、スーツの上着もネクタイもはずして、よれよれのワイシャツ姿になったところを。
それも、結構な偉い人なのに、両脇を内閣総理大臣と国土交通大臣というコワモテにがっつり固められて。
しかも、内閣総理大臣の方はラフと呼べそうな一応見られる格好だが、国土交通大臣の方は、挟まれたおっさんと同類の出で立ちだ。
君たち2名はその格好が自分のおやじ顔に似合うと思っているのかと本気で問いたい。小一時間問いて問いて問い詰めたい。
暑苦しいたらない。
見ているこちらの脂汗と君たちの冷や汗とを乾かすために全開する空調の咆哮を君たちは聞いたか。エネルギー消費はむしろ確実に増えているぞ。いや間違いない。
挟まれた人の名は奥田碩。社団法人日本経済団体連合会会長。
楽屋裏でおやじ達の上着とネクタイを脱がせた(たぶん)人。小泉純一郎。日本国内閣総理大臣。
でもこのおやじ、泥かぶりなところにも腕まくりして出かけていって拳骨振るいそうな気もちょっとした。一瞬尊敬したかも。
と最後にリップサービスでもしとくか。
[追記]
なーんだ。今日からクール・ビズとかいうものが始まったのか。あーびっくりした。
沖縄のあの服はちょっと涼しそうでいいな。
「省エネ」が一応役所的な旗印だけど、本当は、「もう少しリラックスして柔軟にものを考えたらいいんじゃない」というメッセージと受け取りたい。
