50回目のファースト・キス
これ、いい映画だ。
深刻なテーマがお話しのバックボーンにあるのだけど、軽快なテンポと台詞、ハワイという土地柄、海に生きる人たちの屈託のなさと真実味、などなど、で大きく救われている。
というか、その救いこそがこの映画のテーマのように、最後のシーンでは思えてくる。できあいのお話しによくあるような奇跡は起きない代わりに、まあ深刻ぶるよりたくましくいこうねという声が、映画のつくり手から聞こえてくるような。
救いは神様がくれるのではなくて、自分たちで探すかつくりだすもの、という感じがあって、なかなかいい。
もちろん、程度問題ではあるのだろうし、実際に困った経験を持っている人は簡単には頷けないかもしれないが、観た後元気が出るように、つくった人たちは考えたことだろう。最後のテロップの捧辞を読んで、その思いを強くした。
このタイトルは恋愛映画風だから、こちらの映画評を読まなかったら観にはいかなかったと思う。思わぬいい作品に巡り合わせてくれた前田さんに感謝。
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