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2005.05.03

ラリー・エリソンの和風建築?

Larry Ellisonの家が売りに出ました
2500万ドルだそうです。それだけあれば、災害で壊れた重要文化財でも修復できそうです(笑)。
いっそのこと、重文をどれかひとつ買い取ってもらって、そこに社務所を建て、住職としてラリー・エリソンさんに住んでもらうとか。資金は自家用ジェットかPeopleSoftの株など売っ払って作ってもらう(笑)。

紹介されているこちらの写真、モダン数奇屋風という感じでしょうか。拝見すると純和風というにはどこか変。

例えばけらば板。写真では直線的なので、なんとなくモダン和風な感じがします。微妙にカーブさせるか、葺き材の厚みを使ってまろい感じにするとかで純和風寄りになるのかなあ。もっとも、桂離宮を引き合いに出されると困るのだけど。あれは例外というか。

それから、軒の反り具合。どちらかというと韓国風というか・・和風とは少し違うような気がします。反っているというよりがくんと曲がっている感じ。反らせるならば日本刀のようにすらりとしていると和風らしく見えるかなあ。

池の縁台へ降りるための段々は、たぶん和風とは違う。降りる位置を縁石を使ってそれとなく誘導して、導線や視線や所作が作り手の意図に沿うように、しかもそのことを住み手になるべく気付かせないようにつくるのが、和風の意匠・・というか心と思います。和風の結界というのはそんな風に結ばれるものかと。写真の段々にはその心がありません。

相当な日本趣味で有名なアメリカ人、それも金の心配はたぶんないはずのラリー・エリソンが、こうしてアメリカ人に作らせたものを見ると、あらためて、様式というものの微妙さ加減がわかります。日本に派遣されたというアメリカ人の建築屋さんの2年後の成果に、期待半分、冷やかし半分。

でも日本人が作っている西洋風のものも、きっと同じように見られているだろうなあ。


っておいらは鹿児島くんだりまできて、一体なにを書いているんだか(笑)。

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