隣国への複雑な感情
「韓国大統領がドイツで演説したことに関する雑感」
少し長いが、重要と思う部分なので記録のために引用。
日本人はアメリカに敗戦したと思っているから、二次大戦の戦争責任、侵略で中国人が怒っているのは筋違いだと感じてやいのやいの言うことに違和感を感じるわけだ。しかし、日本は実に巧妙に一国に対する敗戦に事態を集約させて徹底した太鼓持ちを続けることで冷戦下で経済的繁栄を遂げ、その他戦勝国に抜き差しならないほどの領土分割をすることもなく、いままさにバーカバーカと言いながら中国の反日デモを対抗デモするでもなく眺めている。これほど中国人の感情をさかなでする行為はないかな、と。
そして、ライス長官が来る前後からアジアでもグレートゲームが開始されようとしているというのが現状なのだろう。何よりも幸運だったのは、日本の大多数の領土がアメリカの統治下におかれ(そしてアフガンほかでも日本統治のノウハウは民主化モデルとなった)、東西ドイツのように分けられて東ドイツの窮状を味わうことも南北朝鮮のように不思議な国家構造に陥没することもなく、普通に次のゲームのプレイヤーとしての権利を持つことができたことにある。しかも天皇制は維持され経済はそれ相応に繁栄し60年近く戦争経験なしだ。確かに私が中国の指導者だったら、どうにかしたいと思うだろう、日本を。
そういう感情があることは記憶しておきたい。欧米の観光地で、韓国人や中国人から、いわれもない悪意をぶつけられたことがある人なら、なるほど、と思えるのではないか。
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Comments
ためになりました。どうもです。
Posted by: -den | 2005.05.12 04:28 PM
どういたしまして。
私の記事は引用だけだから、できれば元記事の方も読んでくださいね。
Posted by: hski | 2005.05.13 11:32 PM