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2005.05.22

ザ・インタープリター

アフリカで問題を抱える国の惨状というものが冒頭からずばり描かれている。一応硬派な政治ものらしいのだが、ニコール・キッドマンの美しさに、ぼおぉぉー。としているうちに気がつくと映画は終わっている。いや、言い過ぎか。

だが、少なくとも、途中ややダレた感じがあったとしても、ニコールの顔に見入っているうちにやり過ごせるという、得な映画。共演のショーン・ペンも渋い。

内容については、あまり映画のエントリで書く気になれない。日本から見てアフリカは遠すぎて、実感は沸かない。もし近場で例を挙げるなら、一昔前のカンボジアあたりなのだろうか。この映画がたとえばスーダンを意識しているかといえば、おそらくそうなのだろう。しかし、そもそもよく知らないので、一般論ですら書くのは難しい。

だから、映画を観る目は自ずと個々人へと向かうことになる。殺人者を殺したいほど憎む気持ちはあっても、だからといって自分が殺人者になることは避けたいのが、社会的な動物である人としての自然な在り様だろう。当然ながら、そこに葛藤が生まれる。その葛藤を、2人の俳優はよく表現していた。その点は真面目に評価できる。

というわけで、きっと物語的にもよくできている映画なのだろうけど、私としてはひたすら、俳優のうまさを楽しむ映画でした。

[追記]
その、よく知らないアフリカ諸国の票の後押しで、日本が国連の常任理事国になろうとしているのには、違和感を感じないでもない。ODAなど援助の実態は、もっと明示的に報道されてもいいのじゃないか、とも思った。

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