早いもの勝ち
Jwordは、Yahooが資本参加する数年前から、日本での普及を狙って営業活動を展開していた。当時既に、この種の似たようなサービスは他に数種類あったと思う。
その当時、私がJwordに興味を覚えたのは、ドメイン名に類する公共の名称は、適切な所有者が利用すべきという考えに基づいて、名称取得時に審査を行うとしていたからだ。初期のドメイン名取得によく見られた、早い者勝ちやゴネ得を許さないという方針は、他の同種サービスと大きく異なっていた。
それを思い出して、昨年末に「商標を担保するネットサービス」というエントリで、少し穿った見方をしてみたこともある。
ところが、Yahooの中の人になった井上さんの記事によれば、現在は早い者勝ちであるようだ。
Yahoo!が資本参加したことで、方針が変わったのだろうか。あるいは、早いもの勝ちで取得はできるけれども、紛争時には運営会社が決裁なり調整なりする契約になっているのだろうか。規約を読めば書いてあるのかもしれないが、できれば井上さんのような人に、解説をしていただけるとありがたい。
振り返って、Jwordの故郷、中国では「クレヨンしんちゃん」の商標のトラブルなども起きているようだ。
商標に限らず、広く著作物すべてにおいて、早いもの勝ち以外の現実的なルールをつくるのは、やはり難しいのだろうか。
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