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2005.04.01

「ネット+何か」の時代

「ヤフーを賠償提訴」日経本紙。
ネット競売詐欺被害572人が、運営会社であるヤフーを提訴との記事。

「仲介」という高収益の方式は、ネットを事業化する方法としてこれまで最有力だったと思う。その高収益を支えていたのは、「トラブルは原則、当事者で解決してもら」って運営者はリスク(コスト)負担をしないというポリシーにあった。しかし、記事にあるような訴訟の行方によっては、その構図は崩れるかもしれない。

もちろん、運営者側は「レーティング」という別のビジネスを付帯的に立ち上げることは可能だが、比較的小額な取引の多いネット上の売買で十分な利用者数を確保するのは難しい。また、「保険」というビジネスもあり得るが、これはネット企業が手を出すまでもなく保険屋さんの仕事だろう。「エスクロー」という概念もあったが既に死語になっている(と思う)。

先日、日本の総務大臣が、ネットがこれだけ広まってくると公共性を担保するための立法が必要になるとの見解を示したそうだが、こうして徐々に、初期のネットの輝きや面白みは薄れていくのかもしれない。

では次のフロンティアはといえば、相変わらず「ネット+何か」だろうとは思う。
そういう意味で、「公正さ」とか「大衆」などの「何か」が気になるこの頃なのだ。

それともいっそ、「インターネットはからっぽの洞窟」でも読み返してみるか。

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