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2005.03.13

e-セールス型営業

日本IBM、e-セールス型営業モデルの受託提供を開始
コールセンターと呼ばずに、これからはe-セールス型営業と呼ぶ。

確かに、インバウンドのうちWeb・メール経由が占める割合が高まっていくことはたぶん間違いないだろう。ネット時代の顧客コミュニケーションを提供します、というところか。

巷ではネットとテレビの融合が話題のようだが、ネットと電話の融合の方が現在進行中のホットなテーマではある。IP電話はどう絡むのかな。。。まだ早いか。
因みに電話とテレビは既にテレビ通販が実践中。
 
 
 
近い未来のe-セールス型販売を、少し予想してみる。といっても、どこかで聞いたことがあるものを連続させただけだが。

受動的に見るメディアとしてTVを利用する人は、相変わらず多いだろうから、ここが起点になる。
さて、TVで広告が流れる。
☆1 裏ではHDDレコーダが動いている。
気になる広告が流れたので、
☆2 ちょっと停めて、あるいは巻き戻して見る。
画面に商品の映像が出ているので、
☆3 触れてみる
☆4 Webにスイッチ。
いろいろ説明を読む。あるいは、
☆5 15分程度のショートフィルムを見る。
☆6 CallMeにタッチしてコールセンターにつなぐ。
会話など。
☆7 欲しければ注文。
終了して、停めたところからTV視聴再開。


以下説明
☆1 HDDレコーダを、VTRの延長として見ると、広告は見るものではなくカットするものに見える。しかし私は、そうはならないと仮定してみたい。
TVを見るということは、少し端折るけれど、詰まる所、誰かと共通の話題を持つということなのだ。広告も共通の話題の一部になり得るから、作り手が工夫すれば、十分見てもらえるものとして生き残るはずだ。
※因みに、共通の話題という性質に着目すれば、TV番組は「新鮮」なうちが最も価値が高いとも言える。放映時間になるべく近いうちに見るものなのだ。これは、レコーダがどんなに普及しても変わらない。

☆2 ここでは、放映時間の大部分を受動的に見ている受け手が、時々ふと能動的になってみる、という感覚のスイッチが必要なのだが、その感覚はまだ消費者に根付いてはいない。
TV通販ではこれに近いことが起きているが、一般的なのかどうか。専業主婦が制限時間に煽られながら1万円以内のキワモノに飛びついてみる、一種の冒険感覚から脱してはいないと思う。もっと広い層に受け入れられ、もっと普通の商材を扱えるようになるまで、もう少し時間がかかる。

☆3 タッチパネル。ここからはWebの感覚。マウスでクリックする代わりに、タッチパネルに触れる。

☆4 TVはIP接続している。電灯線接続。
☆5 マルチキャスト。
☆6 IP電話。こうした気軽な利用には、定額制がほぼ必須。マイクはTVに内蔵。
☆7 ここではじめて個人情報の送信。手持ちのICカードで氏名住所のみ送信。決済は商品受領時に、より安全性の高い仕組みで行う。
 
 
 
お気楽な予想とはいえ、こうしてみると要素技術はほぼ出揃ってきた。マルチキャストもぼちぼち立ち上げのような空気だし。電灯線接続は屋内でホームサーバまで行ければ十分だし。

TVを売るとき、一緒にホームサーバを売りつけられるかどうかが、ちょっとハードル高そう。要するに安めのパソコンを1台余計に売れということだからなあ・・
 
 
IBMはとりあえず現実的に、Webとメールとコールセンターの組み合わせ外販を始めよう、ということかな。

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Comments

こんばんは。
面白そうだけど、タッチパネルは汚れるから嫌!
絶対譲れないなぁ。
では。

Posted by: -den | 2005.03.13 at 08:55 PM

そうですね。普通にTVを見るのに差し障りありますね。
トラックボール付きのリモコンでしょうか。マイク(と電話の子機)もそっちに内蔵かな。

Posted by: hski | 2005.03.14 at 06:39 AM

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