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2005.02.06

アレクサンダー

んー。この手の映画は、観客との間で何を共有するか、難しいのだろうな、というのが率直な感想。孤独な王というのはありがちな話だし。

最後の方で大王が少し言及していたローマの方に、私はずっと興味を覚える。子供の頃に読んだ弓削達さんの本と、毎年読んでいる塩野七生さんの影響には違いないのだけど。

お話の中で、「15万人の移動する帝国」という表現があって、なるほどそういうものだったのかと思った。同時に、そんな大人数が移動しながら食い扶持を生み出せるわけもないし、兵站も伸びすぎて維持できたかどうか疑わしいから、行った先々で征服と略奪を繰り返していただろうと、想像もつく。

異文化の出会いを大規模にもたらした功績は確かに大王のものに違いないけど、それには痛みも避けられなかったのかもしれない。先駆者は世俗的には報われない道理ということか。

ところで、コンピュータという異文化はどうなんだろ。と脱線してみる。案外この手の話は、遠い昔どころか、目の前で進行中のことかもしれないな。
妄想し過ぎ? それだけなら大王にも負けない(笑)。

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