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2005.02.06

事業能力のない中小企業のゆくえ

日経本紙 中外時評「西武解体は恐怖のモデルか」
によれば、資産デフレは実は止まっていないようだ。ひところさんざん、土地のは下げ止まり始めたように言われていたが、収益還元法に照らせばまだまだ割高なところがほとんどだ、ということだろう。

 家を売り払ってほぼ1年経つが、やっぱり感覚的には正しかったなと思う。住宅地として悪くはない場所だったけど、それでもさして需要があるとも思えない。買い手が見つかったのは運がよかった。ひとりであんな広い床と二つもあるトイレと風呂を掃除するのは、やっぱりあほらしい。庭いじりができなくなったのは少し残念だが、まあ仕方がないか。本当にやりたくなったら、農業に転業だ(笑)。

 ところで、上の記事は、西武グループについて、土地の含みに依存して事業能力ははなはだ疑わしいとする銀行の見解を紹介したあと、偉大な中小企業とも呼ぶべき同グループに起きていることが、今後、多くの中小企業で同様に起きると予想している。

 それが正しいとすると、なかなか世の中は大変なというか、不謹慎な言い方になるが、興味深いことになっていくのだろうか。ニートどころの騒ぎではなくなるかもしれないが、天国より地獄のほうが面白いらしいことは、既に菊池寛が言っているとおりだろう。

 一方、同じ日経に載っている、ピーター・フランクルさんへのインタビューの最後は、同氏のこんな言葉で結んでいる。

「人間の財産は頭と心だけ」という父の教えを大切に守って生きてきたので、高価なものには興味がありません。
なるほど。父の教えは偉大だ。

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