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2004.12.14

三人「ぐらい」が不明

  某安売り店で連続火災が起きているらしい。原因が過失なのか他人の恨みなど故意によるのかはわからない。

  私が興味を引かれたのは、その火事がきっかけで、ある店長が店の従業員やアルバイトの人数とスケジュールを正確に把握していないらしいことがわかったからだ。店長は消防局に「三人ぐらいが不明」と答えているそうだ。
  私は根がずぼらだから、それに全く理解がないわけではない。もちろん、店長の立場にある者がそれではいけないとは思うけれど。しかしここで気になるのは、店の経営体制の話しではなく、この企業が従業員をどんな風に見ていただろうかという、思想や文化に関わる点だ。


  人間はいまの世の中では、置き換え可能な部品として見られることが増えていると思う。仕事をマニュアル化しやすい分野では特にそうだ。

  理想を言えば、そうした分野は機械とコンピュータに任せてしまえるのがよい。しかし、残念ながら機械より人間の方がコストを抑えられる場合も往々にしてあるのが現実だ。

  あまり野心を持たず、労働を人生に必要な苦役と受け入れて、時間を限って従事するという考えに立てば、ある場面で人間を部品として見る事は必ずしも悪ではないと思う。
  その考えが悪に転じるのは、雇う側がその考えを適用する場面を間違えたときだろう。雇われる側に大した野心はないといっても、やはり人間だ。それなりの自尊心や自意識はあるだろう。

  この火事の一件が仮に、適用を誤った結果だとすれば、他山の石としたい。

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