保守を揶揄してもはじまらない
「On and Off」で始まった渡辺さんのブログ。
やっぱり「Off」が圧倒的に多くて(笑)、いつも楽しく読ませていただいてます。
「AOLの涙」
アメリカではいまだに大手のISPであるところのAOLでまさに「涙」。絶妙のタイトル(笑)。「インターネットにつながらない」
とクレームしてくるユーザーの多くが、テレビやステレオにサインアップCDを突っ込もうとしている、というのである。なぜなら「PCを持っていない」から。
ここから少し真面目モード。
▼そういう人を一概にばかにしてはいけないかも。
今は昔。CDを保護ケースに入れてからドライブに差し込む、というモノがあって、当時は、裸のCDをそのまま差し込むドライブと共存していた。
ある日仕事場で、年配の人が、裸のCDを保護ケース必要タイプのドライブに「無理に」突っ込んで、ドライブを壊したことがあった。かなり力ずくでないと押し込めないはずなので、その時はさすがに目が点になった。
その人は(その年代に普通に見られた性質として)やや頑迷で自分流を押し通すところがあったけれど、取り立てておかしな人ではなかった。むしろちゃんとした人、良識ある保守という感じ。熊谷から都心東側まで、毎日遅刻もせずに通ってくるような、律儀な昔かたぎの人だった。
その昔かたぎが、壊れたドライブ(会社の資産)を前に困惑しているのを見て、私は、そういう人をばかにしてはいけないことを瞬間に学んだのだった。
今、米国の大統領選を振り返って、頑迷な保守を批判し揶揄し嘆く人は多いけれど、私がそれに同調する気になれないのは、思えばそんな一件があったからだ。
▼そういう人がネットに繋がることで、世界は多少変わり始めるかも
新聞を読まずFOXTVしか見ない米国人でさえ、ネットに繋がりたいと思い始めたなら、米国も少し変わるかもしれない。保守の価値観は硬い殻に覆われている(それが保守というものだ)といっても、ネットは選択肢の海だから、触れていれば変わらざるを得ないだろう。ネットに触れた彼らがどんな選択肢をそれぞれ見つけ出していくのか、興味を覚える。
渡辺さんもこう言っている。
しかし、見方を変えればPCも持たないユーザですらインターネットに接続したいと思うようになった、という喜ばしい時代。少し期待が持てそうな気がする。
ちなみにネット専用デバイスが売れるかというビジネスチャンスの話しは・・期待できないと思います(笑)。携帯があるので。というのは紋切?
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Comments
こんにちは。元エントリー書いた渡辺です。
「携帯があるので」
日本はそうですよね。アメリカは携帯でインターネット接続するような人は超稀なのですが・・・。移動は車なので、移動中にインターネットするわけにもいかないですし。ちなみに、私の家は、携帯のアンテナが1本しかたたず、より受信感度の良い場所を目指して右往左往しています。(平屋、です)シリコンバレーなのに・・・。
それでは今後とも宜しく!
Posted by: chika | 2004.11.09 12:01 PM
元エントリと違う傾向の話しの導入に引用してしまって恐縮です(汗)。
パソコンも安いものは3万円~5万円などというものが出てきているそうですが、そんな形で事実上のネット接続専用端末が広まるのでしょうか。
右往左往できる広い平屋。なんとうらやましい。電波に追い回されない場所を求めて彷徨うここ東京とは、また違う気苦労ですね(笑)。
ではー。
Posted by: hski | 2004.11.09 11:57 PM