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2004.10.11

女と男の身体性


  「オニババ化する女たち」
  少し前に橋本さんのブログで紹介されていたこの本、迂闊に賛否を顕わにしづらいけど、少なくとも現代人が身体性を失っていることは問題だ、という点には賛成していいと思う。また、出産が本来は楽しい経験なのに、さも痛くて辛いかのように誤った認識が広まっているのはよくないという話しにも頷ける。これは、男にそんなことがわかるのかという滑った話しではない。単に、近代医療も何もない時代から何千年も続いてきたことなのだから、楽しくないはずがない、という素直な発想でそう思う。そんなに苦しくて辛いものが連綿と続くはずがない(笑)。

特に少子化に絡んで印象に残ったことばをメモ。

今の少子化対策は、「妊娠出産子育て」というのが、働く女性にとっては重荷になっていて、この近代産業社会を維持していくのに負の要因だから、どうやって公の人たちがその負の要因をカバーできるのか、という議論です。それだけでは女性の心とからだにまったく響かないことに気付いていません。
・・・
子どもを産むことやからだに向き合うことによって、女性の人生というのはレベルアップして、より広い視野を持っていろいろなことができるようになるわけで、やはりそれが喜びであり楽しいから、みなにそういうことをしてほしいと思う、というのが本質だと思います。
そうなのか。端的に「金がない」だけじゃないのね。
やっぱり男は、そういうことは教わらないとわからないんだよな(笑)。



  ところで、女の身体性はそうだとして、男の方の身体性はどうか。
  突然飛躍するけれど、日経本紙の記事「「もっとMOT」は最適解か」を、その手がかりに取り上げてもいいかと思う。
  この記事自体は、技術の規格競争を題材に、MOTとアニマルスピリッツを取り上げたものだ。規格戦争の不毛を繰り返すな、競争のルールをつくれ、消費者の利益を考えよ、というMOT的な発想と、規格間のがちんこ競争こそコストパフォーマンスの向上をもたらし、消費者の利益につながるものだ、徹底的に闘うぞ!というアニマルスピリッツを対置して、研究開発におけるアニマルスピリッツをどうにかして事業化まで繋いだ日本企業の方法が、米国流MOTに勝る点があるとしている。

  男の身体性というと、このアニマルスピリッツに近いものがあるのではないか、という意味で、この記事もメモ。では戦略的思考というもの位置づけは?という点が、うまく収まらないので、微妙に違っている気もしているけれど、そうすると目的設定とか、生きていることの目的とか、捉えどころのない話になるので、その先はまた後日。

と言って逃げておく(汗)。

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