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2004.09.23

まだ野球の話し

  やっぱり自分は視野が狭いな、と思う。

  球団を持つことのデメリットについて、日経産業に指摘があったそうだ。ある有料メルマガ経由で知る。

  ひとつの球団を持つということは、その球団のファン以外の顧客を遠ざけるリスクがあるという話し。記事では90年代前半に松下が球団買収を断った例を取り上げて、市場シェアが高い大企業が、ひとつの球団に肩入れすることの難しさを指摘しているそうだ。
  確かに、地域の鉄道会社や百貨店なら、顧客の居住地域が重なってメリットが大きかっただろう。一方、松下のような全国区の企業が手を出しづらいのも頷ける。

  その点で、いま名乗りを上げているIT企業は、果たして球団経営に向いているのだろうか。いまはまだ、企業規模も小さいから、発展の礎としてはいいのかもしれないが、ある程度大きくなれば、球団を持つことのデメリットに直面するかもしれない。Yahooに迫るほどのシェアを持てばどうなるか。たぶん、適当なところで手を引くことになるのだろう。

  プロ野球機構は、その構図を睨んで、オーナー企業がその発展にあわせてスムーズに入れ替わっていける仕組みを、この機会に整えておくのがよさそうだ。
  野球という強力なコンテンツを上手に使って、オーナー企業は大きくなってください。その過程で、野球ビジネス界にもお金を落としてください。大きく成長した暁にはスムーズに撤退なさるのがよろしいですね。新しいオーナー探しは機構がお手伝いします。
  これなら、プロ野球機構という組織の意味もわかりやすい。

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