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2004.09.02

GoogleNewsが始まった

  GoogleNewsの感覚はすごい。国を選べるようになっていて、いまのところ12カ国あるのだが、どの国を選んでも、同じレイアウト、同じデザインでその国の記事が出てくる。世界がひとつのWebページにこじんまりと納まってしまったような感覚だ。わざわざあちこちの新聞社のサイトへ飛んで、ノイズも多い記事の森を彷徨うのに比べて、GoogleNewsのこの見せ方は驚くほどコンパクトだ。

  もちろん、世界が一枚のページに納まるはずもないから、それは錯覚に違いないのだが、注意していないとそのことを忘れそうで少し怖い。この錯覚はおそらく、Googleの特徴であるPageRankがもたらすリアリティによるものだ。@ITの記事に、googleが記事を自動的に選んで並べる手法を書いた部分がある。

グーグルが提供を開始したGoogleニュースは、さまざまなニュースソースからニュースを検索して集めたうえでグループ化(クラスタリング)や分析技術を利用して、ポータルのようにまとめて見やすくしたWebページ。
・・・
日本語サイトであれば日本の内外を問わない。例えば「ブラジルの日本語サイトも含まれている」(グーグル関係者)という。それらを「リアルタイムに近い形」で検索し、集めてきた記事を、トップニュースのほか、社会、国際、経済、政治、文化・芸能、科学・テクノロジーの8つに分類して表示する。

 では、同じような記事のうち、どの記事が上位に表示されるのか。その点についてチャン氏は、「PageRankの応用で100以上の要素によって決まる」と述べる。どのWebサイトからリンクされているのか、集中制、タイミングなどさまざまな要素があるという。

扱う対象が「記事」という特殊な文であることを考えると、抽出・並べ替えのアルゴリズムはある程度カスタマイズされているとは思うが、それにしても改めて検索エンジン技術がもたらすリアリティに驚く。Googleがサービスを開始した当時の、Sense of Wonder の再現、と言うとさすがに言いすぎか。


  もっとも、私はふとしたきっかけで、検索エンジンの限界も肌で感じているので、「そう簡単に騙されないぞ」と自戒してはいるのだ。YahooとGoogleでそれぞれ魚の「鯖」を検索してみると面白いことがわかるので、GoogleNewsに感動した方は、一度試してご覧になることをお勧めする。

  蛇足だが、@ITの記事は直リンク問題にも言及している。直リンクに対する姿勢は、同じマスコミでも様々あり、リンクを許すサイトが、ネット上では生き残っていくだけの話ではあるが、それがリアルな世界での生き残りと必ずしも連動しないであろうことも記憶しておきたい。分析記事の価値は中身にこそある、と思う人が生き残っている間は。


  GoogleNewsに興奮して、思わず記事調の硬い文になってしまいますた。

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