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2004.08.23

公営バス

  京都市とタクシー会社のMKが、路線バスの営業で対立しているそうです。日経本紙の記事「京都市、「黒字路線」巡り対立」から。

  MKの参入が当初、黒字路線のみだったことを京都市側が「規制緩和を悪用した典型的な例」と批判し、MK側は不採算路線にも参入し黒字化してみせる、と応じているそうです。
  この話は、地方公共団体と営利事業、住民の福利などが絡む、恰好のサンプルだと思います。郵政事業でも、ユニバーサルサービスと営利事業をどう関係付けるかという点がひとつの焦点になっています。

  採算をとりづらい地域へのサービスは、やはり公共団体の役割だろうと思います。その財源のとり方が、バスならバス、郵便なら郵便の、事業別縦割りの枠組み内で考えてしまう点に、問題があるのではないでしょうか。
  むしろ、経営を効率化できる民間事業者にやれるところまではやらせ、その代わりに税金を事業者から十分に徴収して財源とし、採算をとりづらい地域へのサービスを民間事業者委託する、という方法があり得ると思います。(この方法を私は「ローマ人の物語」から知りました)。

  行政担当者の恣意や公共団体の雇用問題と、ユニバーサルサービス確保の話を切り離して、財源の割り当てを自動的に調整しやすい方法が求められると思います。

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