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2004.07.28

清涼感のある地裁の中断命令

  東京地裁がUFJに対して、東京三菱との間の交渉中断命令を出したそうです。
  少し以前であれば、「これはにっぽん経済の重要な問題なのだから、裁判所ごときが口を挟むな」という空気があり得たと思うのですが、いまやこうした裁判所の決定に違和感はありません。むしろ筋が通っていて気持ちがいい。

  UFJ側には「うちは大きいんだし言い分を通させろ」という相変わらずのジャイアン的な発想が感じられて、なんだかなーと思います。統合という大事であれば、最終合意までのマイルストーンとしての基本合意に押された取締役の印には、重い意味があるはずです。BSE基準うんぬんは他の銀行も苦労しているのですから、基本合意を一方的に破棄していい理由にはなりません。対して、住友信託側は「ルールは守ってね」というところでしょうか。

  そうは言っても、やはり最終的に大きい方の意見が通る可能性は大きいのでしょうから、せめて賠償などのかたちで、けじめは見せてほしいと思います。またいんちきやってらあ、と、私のような素人にまで言われないように。

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Comments

その裁判官って真紀子ムスメの件で「文春」の出版差し止め命令した人だそうですね。
それとこれとで自分自身の感じ方は真逆なんですが、慣習的なものに囚われないという点では、どちらも評価できるかも。

Posted by: zoffy | 2004.07.29 at 05:52 PM

そうだったんですか。
同じ人の判断だとすると、例えば、慣習や法解釈の通例をたてに図にのってやり過ぎると、お咎め。というあたりに一貫性があるのかもしれません。

Posted by: hski | 2004.07.29 at 08:37 PM

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